第12章 真実③

大人主人公サイド、

何か、謎の声が聞こえてきた。

大人主人公サイド、

何か、謎の声が聞こえてきた。

【元の世界の記憶とここに来たあなたの記憶を戻します!】

あっまた戻った。元の世界の記憶が!?

あれ?そういえば…ゆりこは?

さっき…もう1人の子供姿の私が倒れてしまった時にゆりこの声が聞こえたんだけど…大丈夫かな?

というか…

私…今はまた記憶が戻ってる?⁉︎

バーチャルメガネをかけられてこっちの世界

にきてしまった私が… 謎の声が聞こえてきて今は…

自分の…本当の元の世界の記憶…自分の人生と

もう1人の子供姿の私の人生二つの記憶がある…

さすがに繰り返し…起きすぎ…はぁ。

でも…この繰り返し…いつまで続くんだろう…

それに…月加は…まだ…私に気づいてない。

ここにいるもう1人の子供姿の私はプールサイドで見たあの記憶通り…

やっぱりどこかのパラレルの私なんだろうか?

というか…それにしても…月加…私…お母さんも…こっちに誘拐されているのに…

まったく気づいていないなんて…

それに…子供の頃…この世界にきたことあるかなんて

月加が私に聞いていたなんて…けれど…私…本当に覚えてないよ?

私が…忘れてるのかな?

やっぱり…あの二つの声…

私はもう一度…思い出してみた。

一つの声は

そう目の前で月加が操作しているであろう猫ロボットは話していないのに…

月加の声が聞こえてきたんだっけ?

「お母さん!どうして、どうして龍鬼をほっとくの!」

って…

そして、二つ目の声が

自分の身体が浮き上がり

(月加が操作しているであろう)猫ロボットの元を離れ、給食室をでてしまって

月加から離れてしまって私の身体は普通教室棟の三階に行き

もう1人の子供姿の私がこの世界にいるのが見えて

もう1人の子供姿の私の身体の中に私が入ろうとして目を思わず瞑ってしまった時に

瞼の裏に謎の…二足歩行のロボットが見えて…それが急に私の身体や姿に変わったけど…

そこから……そして、二つ目の声が

声が…

聞こえてきたんだっけ?

その時、聞こえた。我が子の声、

【「お母さん、龍鬼が行方不明なんだよ!どうして、見捨てるの?

海緒!お母さん!」】

と私に似たような声が聞こえていたけど…

【「別に子供が1人消えたことで別にどうもならないわよ。」】

って…

もしかして…その時に…言っていたのかな?

私…その時には私…こっちの世界にいたよ?

でも、もう1人の子供姿の私の身体に入る時に見た

二足歩行のロボットが私に変わっていったのは何だったんだろう?

ん〜謎だなぁ?

月加が私が誘拐されてこっちにきてるのを気づいてないのと…

もう1人の子供姿の私の身体に入る時に見た二足歩行が私に変わって…

龍鬼をほっとく口調と、       を言っている。

あのみた二足歩行のロボット…まさか…私に変身…なりすまし?

嫌、違うか?

というか…もう1人の子供姿の私…

私がもう1人の子供姿の私の人生

の記憶だけになった時…………まぁプールサイドで見たあの映像は

…ここにいるもう1人の子供姿は…龍鬼や月加が言っていた通り…

もう1つ…別世界にいる私か…ゲームかもしれないし…わからないけれど…

そういえば、スネークって確かに…龍鬼がいっていた通り

二週間に一回は私の家…天井裏を掃除しているけれど…

もう1人の子供姿の私と龍鬼…

スネークやロボットたちに色々と追いかけられてなかった?

というか…なんだかすごいことになっていたけど…

というか…あの映像って…真紀…お母さん…

プールサイドで見た一台のパソコンの中…にあった記憶…謎の研究所という

疑問は置いといて…

私のお母さん…学校の上の人だかりで私のお母さんもバーチャルメガネを

をかけられていたから…

多分あの映像は…私のお母さん…もう1人の子供の頃のお母さん…

というか…スネークやロボットたちに色々と追いかけられている時…

龍鬼ともう1人の子供姿の私…普通教室棟の三階…中学1年のc組の教室に入って

月加の発明道具…腕輪で、窓の小さな屋根を渡って二階の中学2年のc組の教室

に入ったけど…

龍鬼…窓から伝って逃げるなんて…よく思いついたね!

だけど一回だけ…あのNo.1…黒服の先生に…あの教室…で

手錠で捕まってしまっていたね?

ああそうそう私…すごく…覚えているんだけど…

だけどその教室で…確か…一回…黒服の先生たちに捕まってしまってたその時に…

もう1人の子供姿の私に…こんなことを言っていた…

お前は自分は周りの枠から外れてもいい自分になれる

変われる未来があると思っているようだが…

その先にもしも絶望があったらどうする?

もしも大切な人やもの…1人ぼっちになってしまい

自分を失ってしまっても…君はまだ自分になれる

変われる未来があると思えるのか?

変わった明るい先にまた失うもの?それってどういうことだろう?

あと龍鬼にもいっていたね?

龍鬼に…No.1黒服の先生…月加と連絡取れなくなって置いてったんじゃないのか?

とかそんなことを言われていたなぁ。

でも…龍鬼…信じてた…お姉ちゃんのことをね!

黒服の先生がそんなことを言ったあと…

外に繋がる渡り廊下を渡る通路左右にある…

ゆりこが壁だと勘違いしていたガラス…

龍鬼は一瞬…気にしちゃってた…

駒なんて言うあの先生…処分なんて…する先生…

悪い事に振り回されないようにしないとだよね?

移動用ロボットがもう1人の子供姿の私と龍鬼の場所に侵入してしまって

二足歩行のロボットが手錠をかけられた2人を助けてあげていた…

きっと月加が…元の世界で助けてくれていたんだよね?

それと…もう一つ気になってたいたんだけど…

助けてもらったあと…天井から何か聞こえたような気が…あれ?

その声って…もしかして?

そっか…気づいていたんだ。私の世界では親友の…

もう1人の子供姿のなゆ!

でも…なんであの子も…天井裏に…きっと記憶が戻ったのかな?

天井裏にいたなゆも

もう1つ…別世界にいるなゆか…ゲームかもしれないし…わからないけれど…

もう1人のなゆ自身の人生…元の世界の記憶…

それから…龍鬼ともう1人の子供姿の私…白い空間の中…走ったけれど

何もなくて…

この世界に閉じ込められた子供達…

過去戦後…年から2023年の子供達がこの世界に閉じ込められてしまったから

私の世界…月加と龍鬼の世界でもある世界でその大人たちがおかしくなってしまった

と月加と龍鬼は言っていたけれど…

私たち覚えてないし…

プールサイドで見たあの記憶で

謎の声がこの世界は何度も繰り返されてるって言っていたし…

もう1つ…別世界にいる過去戦後…年から2023年の子供達

か…龍鬼と月加が言っていたように仮想空間ゲームかもしれないし…

わからないけれど…

もう1人の別世界にいる過去戦後…年から2023年の子供達自身の人生…

元の世界の記憶…を思い出させようとしている。

元の世界の記憶のきっかけをどこで何を浮かんで思い出したか

もう1人の子供姿の私と龍鬼は…もう1人の子供姿の真紀、お母さんを…

もう1人の子供姿の私と龍鬼は家族の記憶がない!

今、元の世界の記憶がある…もう1人の子供姿の私の人生

通り魔に教われてバーチャルメガネをつけられた私の

元の世界の記憶がある人生…二つあるから…

私は家族の記憶がわかる。

子供の龍鬼からだとおばあちゃん…家族を助けようと考えていたけれど、

助けようとするために考えてそれで見つけた

いつも… ここに来る前… なんらかの出来事があって…

元の世界でもここでも同じことをしている。

と気がついてもう1人の子供姿の私はもう1人の子供姿の真紀…

お母さんと会った時の記憶を思い出そうとしていたんだよね?

それから…白い空間…の中で見つかったあの…

私の2048年世界にある画面が浮き出るディスプレイ式のパソコンに

書かれていたディスプレイ式のパソコンに月加が色々調べてくれてるみたいだけど…

あれってなんだろう?

プールサイドでみた

もう1つ…別世界にいるお母さんか…龍鬼たちが言っていた仮想空間…

それかゲームかもしれないし…わからないけれど…

もう1人の真紀…子供姿のお母さん

なんだかすご病んでいたなぁ?

この世界で何度も何度も一番取れって言われて

嫌な生徒会長を続けて疲れちゃったんだね?

人から生徒会長とか…周りの視線が痛かったって言っていた…

テスト…試験中に逃げ出しちゃったんだね?

処分が怖いけど

先生たちの…えっと…何?

駒!?に入れてもらったって言っていた。

まさか!先生たちがその駒というのを生徒に与えて

生徒たちに○したりいじめをさせたりしていたなんて…

子供たちはこの学校で支配されてその上…

子供の間でも支配されていくなんて…

この世界ではさ…小学一年生から高校三年生と同じことの繰り返しで…

何も変わらないじゃんこんな世界!

最下位になったら処分されて…いじめられて…

先生たちが生徒を使っていじめを生み出していたなんて…

もう1人の子供姿の私…が言っていたように…

外の世界があるのに…変われるのに…未来を信じて…いいのに…

駒なんて…利用される必要なんてない

自分のしたいことやりたいことをすれば良い。

というか…やっぱり…この学校にいるもう1人の子供姿のお母さん…

別世界の?ゲーム世界の?まっまぁもう1人の子供姿のお母さんって呼ぶよ

そのもう1人の子供姿の私のお母さん…

月加…猫ロボット姿を作って笑われていたけれど…

また龍鬼…通信…会話できてよかったね?

月加本当に弟思いね?

あの月加が遠隔操作で動かしているであろう警備員が

カツ丼姿のロボットを壊した時って前に

「元の世界の記憶が戻ってる方いますか?」

ってビラ配りをしたからなんだ?

というか…私…記憶が戻って…

さっきから…もう1人の子供姿の私の身体の中にいて

合わさった状態一緒に寝ている状態だけど…

これ私…動けるかな?

フン!

やった!よかった…私…動ける!

私…今は…上半身…飛び出てる…

また私…思いっきり起き上がったから…

もう1人の子供姿の私の身体から…また私の身体が飛び出てる!

私はまた幽霊みたいになっちゃった!

というかなんで早くこれをしなかったんだろう?…あははぁ

 私はまたあたりを見回す。

またみんなが止まっている…時間止まったの?

私は猫の姿になって倒れている月加、を起こそうとしている龍鬼、

頭を抱えて倒れているもう1人の私、

が止まっていた。

するとヒュン!

わっ!

私は自分の周りを見る。

私…また浮いている?

ゴクリ!

また身体が勝手に浮き始め、私の身体は浮き移動をし始める。

今度はどこに連れていく気…なのかな?

上?下?    それとも…真ん中?

これ…この感じ…さすがにまだなれないなぁ!

それに…腰や尻…ぶつけてばっかだもん!

職員室!トイレの前!

これはさすがにやめてほしい…

私…私の身体は今…地下室の廊下を浮いている。

そして…あるドアが見えた。

ここって、給食室?

最初に月加ときた場所だ。

私の身体は給食室の中に入る。

ああ学生の頃を思い出すなぁ?

おいしそうな匂いがするなぁ?

私の身体は給食室の中で浮いている。

あれ?でも…私の身体って…

どこに進んでいくんだろう?

あれっここは?

冷凍冷蔵庫?

私の身体は冷凍冷蔵庫のドアを擦り抜ける。

えっえええええ!なにこれ?嘘!ちょっと怖いんだけど…私死ぬの?

だって…冷蔵庫の中に入るんだよ?寒いでしょ!防寒服は?

私は冷蔵庫の中に入っていた。

真っ暗!何も見えない!誰か電気消した?

ってボケるのはもう古いかな?

ってあれ?この冷凍庫の中…寒くない!なんで?

私の身体は冷蔵庫の中に入ったにもかかわらずまだ移動しているみたいだ。

というかなんで…

その時、また、ドクン、ドクン、といった心臓の音が聞こえてきた。

えっ?この音…なっ何これ?なんなの?

月加が元の世界で遠隔操作で動かしているであろう警備員と見たあの

赤ちゃんの妖精が…光って私の目の前に…

なっ何?この赤ちゃんは?

その光っている赤ちゃんの妖精は今…元気になぜかドクンドクンと心臓が動いてる。

それを見つめている私…

光っている赤ちゃんの妖精の周りには壁が囲ってある。

あれ?道?通路でも続いている?

光っている赤ちゃんの妖精と囲っている壁から微かに何か通路が見えた。

今は私…こっちの私だから…

元の世界の記憶と通り魔に襲われてバーチャルメガネをかけられて

しまったとこから今までの記憶ともう1人の子供姿の私の人生の記憶…

二つあり今はわからないけれど幽霊状態だから…

今は触れられないけれど…この赤ちゃんの妖精を…

この赤ちゃんには悪いけど…どけると何か通路が広がっているみたい!

でもしゃがんで寝て芋虫のようなポーズになれば通れるくらいの大きさだ。

ギュギュギュッと私はその通路に入れられる。

えっちょっと?どういう状況?

目の前には眩しいくらいに赤ちゃんの妖精が目の前にある。

うっうわぁどうしよう!心臓みちゃった!体内!うっ

私の身体は目を瞑り寝て芋虫みたいなポーズを取っている…

私の身体はなぜか?この光っている赤ちゃんをすり抜けて

頭からその通路を通り向こう側に行こうとしている。

感覚でわかった。

うっいたい!もうちょっと優しく入れて!

ドアとか床はすり抜けることができるのに!この囲んでいる壁はなんなの?

私は通路の中に無理矢理入れられてしまった。

私の身体はどんどんとその通路の中を進んでいる。

赤ちゃんの妖精にある心臓の音が徐々に聞こえなくなっている。

あの赤ちゃんの妖精から徐々に離れていっているのがわかる。

そしてやがて通路を抜けて身体を自由に広げれる場所に来た。

そして私は目を開けて驚いた。

ここは…どこだろう!私は目を開けて見渡す。

暗い場所の中にあるたくさん顕微鏡、

明るくなったと思ったらたくさんの実験台があり

たくさんの机が並んでいる。

そんな時、突然…私の身体が動かなくなった。

えっええどうして!私、死ぬの?

嫌…違う

なぜか私の身体は棒立ちしていた

そしていきなり…私の瞼がゆっくりと閉じた。

あれ?なっ何?これ?

そして瞼の裏に…また何かが映る。

そこは先程と変わらない、研究所の姿が…

というか…研究所!嘘?学校の地下に研究所があるなんて!

そしてあるたくさんの実験台を見つけてしまった。

なんで!ここに…あのみんながいるの?

お母さん!みんな!

岩下虎徹、私のお父さん  岩下真紀、私のお母さん!

園田あきのりくんと園田沙由里っておじいちゃん、おばあちゃん

子供姿になっているもう1人の私が処分間際になってしまった時に

からかってきたおじいちゃん園田あきのりが!

麗華も…薫も…

この世界で…

もう1人の子供姿の私が龍鬼と出会うことができて

脱出の説得をされもう1人の子供姿の私は脱出決意した時に…

特別教室棟の一階でもう1人の子供姿の私は倒れてしまって

その時にこっちの私…が戻ってきて

バーチャルメガネをかけられてこっちの世界

にきてしまった私が… 謎の声が聞こえてきて今は…

自分の…本当の元の世界の記憶…自分の人生と

もう1人の子供姿の私の人生二つの記憶がある…

そしてこの状況と同じように幽霊みたいな状況になって…

学校の上にのぼって行き上を見た時に

学校を見下ろすかのようにバーチャルメガネをかけられたあの人だかり

が…今度はこの研究所のたくさんある実験台で

酸素カプセル?みたいなもので、それぞれ、

閉じ込められていたのだ。

なんでみんながこのカプセルに?

これ?というかここ!

プールサイドで見たあの一台のパソコン画面に映る研究所にそっくりだ。

それにここにいる家族って

瞼の裏に映った    年

で赤ちゃんから大人の…元の世界の私たちになったあのロボットじゃないよね?

さっき研究所に入る時、冷凍冷蔵庫にいたあの赤ちゃん。

月加と見たあの赤ちゃんの妖精も気になるし…

龍鬼と月加たちが言っていた

ここは仮想空間?

でもプールサイドで謎の声から聞いた…もう一つの変わる未来世界?

ゲーム?の世界にみんなも誘拐されてしまっているんだね?

家族みんなで…

私はたくさんの実験台を見渡しある人物を見てしまった。

えっ?私?なんで?

ドッペルゲンガー?

今、つけている感覚がないバーチャルメガネをつけた

元の世界の私がこのたくさんの実験台の中…

一緒に酸素カプセルに入れられていたのだ。

なっなんで?もう1人の…私が?

私の耳からガラッと鎖と鎖が衝突する音が聞こえてきた。

いつのまに現れたのか?

私は隣を見ると一つの実験台から鎖で繋がれ

手錠をかけられていた謎の少女【相園沙由里】の姿だった。

え?園田沙由里…おばあちゃんに似た…相園沙由里?

この子…

もう1人の子供姿の私が元の世界で

高校の時、この相園沙由里にいじめられていたって…

それにプールサイドで瞼の裏に映った…

最初の変わる前の未来世界から 二回目に

一台のパソコン画面の中に映る研究所に

ハイトーンシルバーのような髪型で白衣を着たおじいさん

といた。

最初の変わる前の未来世界から 三回目の   年に

園田沙由里…私の…

私の世界…バーチャルメガネをかけられている今の私のちゃんとした元の世界では

子供の頃のおばあちゃんは独特だがその世界では

なぜか陸上部をしておりその子供の頃の園田沙由里を

この相園沙由里は応援していた

そして最初の変わる前の未来世界から 四回目の   年にいる世界

で子供の頃のおばあちゃんをなぜかこの相園沙由里は◯した…って…

私は彼女に声をかけた。

「ねっねぇあなた…いったい何者?」

しかし手錠をかけらた彼女は目を瞑っているだけ…

だけど…何かを口にしていたのだ。

「処分…しないで…みんなを守らないと…生きやすい…未来を…」

みんなを守らないと?生きやすい未来を!

もしかして龍鬼が言っていたことって!

それじゃぁプールサイドで見たことは?

ここは別の世界?

でも龍鬼は仮想空間って言っていた。

私は沙由里にかざすがすり抜ける。

沙由里にももちろん触れることができない!

えっ?何?

私が触れようとした瞬間…沙由里はいなくなっていた。

えっどこ?どこなの?沙由里…

それからさっきまでいた

たくさんの実験台に乗せられていたカプセルの中にいた

もう1人の私や家族、たくさんいた人だかりは

突然いなくなってしまっていたのだ。

私はまた身体が宙に浮き始めた。

えっええ何?

私の身体はもう1人の私や家族、たくさんいた人だかりがさっきまでいた

明るいたくさんの実験台を離れる。

研究所、暗い場所の中にあるたくさん顕微鏡、

を離れあの狭いしゃがんで寝て芋虫のようなポーズになれば通れるくらいの大きさ

の通路からあの小さな赤ちゃんの妖精をすり抜けていき

給食室の中の冷凍冷蔵庫に戻ってきて

私の身体は猫の姿になって倒れている月加、を起こそうとしている龍鬼、

頭を抱えて倒れているもう1人の私のところに戻り

私の身体はもう1人の子供姿の私に吸い込まれるようにどんどんと近ずいていき

中に入っていった。

【元の世界の記憶とここに来たあなたの記憶を消します!】

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子供海緒サイド

うっうーん!私は目を開ける。

「り…龍鬼?」

と私は龍鬼の名前を呼ぶ。

「あっ、海緒!起きたか?よかったぁ!でも…姉貴が!」

と龍鬼はそう言い

「姉貴?姉貴!」

と猫姿の月加を呼ぶ龍鬼。

月加さんが使っていたロボットの目にはダウンロード不可という文字が書かれていた。

嘘でしょ!大変

「くっそ、また話すことができなくなるなんて!」

と龍鬼は怒ってそう言った。

そんな!龍鬼?

「まっまぁいい、姉貴はそんなことで諦めないだろう!

俺らもぜってぇあきらめないよ!」

と龍鬼は言った。

そうだね!頑張ろう!

そう言えば月加さん私を見ていたけどなんだったんだろう。

「そういえば…海緒と姉貴が倒れる前に

この地下室から声が聞こえてきたなぁ?」

と龍鬼が言った。

「あっ私も…倒れる前に聞いたよ?」

と私は言った。

「そういえば…上からじゃなかったか?」

と龍鬼は言った。

うーん、上から…確か…私の名前を呼んでいたなぁ?

「もしかしてすごく…まずい状況でもあったのかな?!」

私は口を押さえてそう言った。

「?」

と龍鬼は言った。

「だってこの学校…各階、各教室…全部防音だよ?

私…この学校で記憶がなかった時…教室を閉めたら…

外なんてあまり聞こえなかったもん」

と私は言った。

「ああ確か…俺もこの学校で普通に授業は…集中できたな?」

と龍鬼は言った。

「なんで…防音なんだろう?」

と私は言った。

この学校…閉じ込められ過ぎない?

「とにかく…助けよう!みんなを!」

と私は言い龍鬼はコクリと頷いた。

私と龍鬼は歩いてもう1度一階に戻る。

今は…まだ私たちを探してる。

でも、私と月加が倒れたため時間が経っているのか?

ロボット達は少ない。

なんとかして真紀に元の記憶を思い出してもらわないと!


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