点と点は繋がる
こんにちは、北海道大学陸上競技部中長歩パート2年の平渡侑己です。
今回は僕が担当させていただきます。ブログをきっかけに北大陸上部に興味を持って頂けたら光栄です。
簡単な自己紹介です。
PBのところ見て遅い!って思った方いると思うんですが、、、
僕は珍しく大学から陸上を始めたんです。だから、このブログでは
僕が大学から陸上を始めようと思った過程を順を追ってお話していこうと思います。
【中学生】
まず、中学時代からお話していきます。
中学の時は、やりたい部活があまり決まっていませんでした。友達K君が野球好きで野球部に勧誘してきましたが、最初断りました。だって、野球部ってつらそうなイメージありますからね。でも、他の部活を見学に行っても結局入りたいと思う部活は無かったです。だから、なんとなくで最初に勧誘された野球部に入りました。
野球部では基本的に走り込みばかりしていました。
「つまんない、辛い、、面白くない、、、」とまあこんな感じで毎日生活していました。しかし、体力がついたことで2年生の時、思いがけず”特設”駅伝部に入るように言われました(半強制的に)。最初は嫌でした(笑)でも練習を重ねるうちに不思議と走ることが好きになっていきました。それは、仲間の存在も大きかったと思います。ひとりで走ると辛いですが仲間と走ることで辛い練習ほど達成感が大きくなり、走ることに対する幸福感が増していきました。駅伝部自体は僕が3年生の時に地区大会で男女アベック優勝を果たしました。しかし、ぼく個人としては実力不足でメンバーに加わることはかなわず複雑な気持ちでした。
「こんな感じの中学時代でした。なんとなくで入った野球部での練習でしたが、今でも走るのが好きでいられるのは、このおかげだと思っています」
⇒ このころから走ることが楽しいと思えるようになりました。
【高校生】
次に高校時代について話していこうと思います。
走ることが好きになったから高校時代は陸上部に入った!と言いたいところですが、残念。高校では生物部(正式には科学部)に入りました。運動部にすら入りませんでした。というのも、僕は生物部に入りたい!という強い思いがあり、小学生のころから行きたい高校を決めていました。高校生になってもその思いは変わらず、長年の夢をかなえるべく生物部に入部しました。
生物部ではトウキョウサンショウウオの研究をしました。入部したての頃はミトコンドリアDNAの遺伝情報をもとに種の遺伝的多様性を解明しました。やはり、生物部での活動はとても面白く低学年の時から積極的に野外調査や論文作成に協力しました。3年生になるころには部長に選ばれ、部長として研究を行った最後の年には、
「県の自然科学部門研究発表会兼全国大会予選会で最優秀賞をいただき、栃木県代表として全国高等学校総合文化祭で研究発表をさせて頂くことが出来ました✨」
話が逸れましたね、、。ちゃんと陸上?の話をします。僕は生物部に入る前(中学の時)ある本を読みました。下記は本のタイトルです。
生物部に入るなら読んだほうがいいと勧められて読んでみたんです。この本の内容は衝撃的で今でも覚えています。中でも衝撃的だった内容は、
初めは本当に衝撃でした。(生物部って体育会系だっけ?)本の中には、「1日10km位走る日もある」と書かれていてさらにビックリ。
でも、「生物部に入るならやるしかない!!」と意気込み、中学駅伝部を卒業してからも毎日のように走っていました。結局、生物部でランニングの練習はありませんでした、、。けど、習慣になったランニングは高校でも継続し、 ”一人で” 体育会生物部としてトレーニングしていました。
結局、高校卒業時までランニングを継続し、走れないとイライラするほど走ることが好きになっていました!
これで高校時代の話は終わりにします。
【大学生】
大学生時代の話をします、と言いたいところですが「高校までにランニングが楽しくなって陸上部に入った」以上です。全然迷いませんでした。
でも、ふと思ったことがあります。それはスティーブ・ジョブズのこの言葉です。
聞いた当初は信じていませんでした。しかし野球部や生物部での生活が大学での陸上につながった今、振り返ってみると信じるしかありませんね。
「点と点は本当につながる!」
部活で迷っている新入生の皆さん、自分の直感に従って、好きな部活に入ってみてください。つらい経験も、楽しい経験もいつかどこかで繋がり「意味のある日々だった」と思える日が来ると思います。もしそれが北大陸上部だったらとても嬉しいです!長くなりましたが、ここまで読んでくれた皆様本当にありがとうございます。
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