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駅伝、対校戦を終えて

こんにちは、陸上部長距離2年の大久保伸一です。4月以来の投稿です(自己紹介はそちらをご確認ください!)。もっと書くべき方がたくさんいるような気もしますが、任された以上は役割を全うします。

つい先日(8/18)に北海道大学駅伝が終了し、これで2024年度シーズンの対校戦を終えたことになります。今年はありがたいことに、私は駅伝を含めて数多くの対校戦に出場させていただきました。振り返りながら、今後の展望について書いてみようと思います。

【北海道インカレ5/24-5/26】
10000m 33'21"45 8位入賞


私の対校選手としてのデビュー戦。得意の10000mだったので、密かに自信があったのですが、蓋を開けると個人としては思うような結果は得られず。順位戦の厳しさをもろに受け洗礼を浴びた格好になりました。初出場で入賞にはこぎつけたので悪くはなかったのかもしれませんが、レース展開は自分の思うとおりにならず悔しい思いが先行しました。
チームとしては高校同期の選手が5位だったので目標自体は達成できましたが、本番当日は複雑な思いで彼に上手く声をかけられませんでした。実力も人としても未熟さを痛感しましたが、今にして思うと良い経験だったのだと思います。

【七大戦7/27-7/28】
5000m 15'45"34 9位

七大戦の帰り


次に機会を頂いたのは七大学対校陸上競技大会、通称七大戦というやつです。今年の舞台は豊橋で、一度も行ったことのない場所で走れることに期待と不安の入り混じった気持ちでした。北海道インカレ以上のハイレベルな戦いが予想される中、持ちタイムも下から数えた方が早かったので、いっそ開き直ってチャレンジャーとしてどこまで通用するかやってみようと腹をくくることにしました。
ほかの選手や応援の方々に悪影響を与えないように表で感情を出すことは控えていましたが、今シーズンで一番わくわくしていたレースでした。
途中まで入賞圏内にいたので「(もしかしたらいけるんじゃね!?)」と内心思っていましたが、夢は夢のまま終わってしまいました。厚い壁ではありましたが、超えられない感じでもないなという手ごたえでした。実力を付けて来年以降かましてみたくなりました。

【北海道大学駅伝8/17-18】
6区(12.4km) 41'40

今シーズン最後の対校戦は大学駅伝でした。七大戦とは打って変わって胃に穴が開きそうなくらい緊張しました。去年から駅伝には出たいとずっと思っていたので悲願ではあったのですが、昨年男子は苦い経験をした上に今年実質最後となる大学院生がフルに動員されあんまり失敗できるような環境になく、またいきなりレースコース4周回という程々に距離のある区間に抜擢されたため久々に難儀しました。
練習も7月のように上手く決まる感じも消え失せて、後述しますが中学生の時の感じがよみがえり懐かしい気持ちになりました。
本番は存外落ち着き(といってもそわそわしていましたが…)、自分が狙った通りのペース設定で完走できたのでほっとしました。チームとしても男子は目標の達成ができたので良かったです。


閑話休題、3年前家族と白馬岳に登った時の写真です。
数少ない趣味です。去年登り損ねたので、今年は何とか登りたい…!


最後に少し昔話をして今後の展望を語ります。

中学2年生の頃、学校対校の駅伝大会がありました。私の学校は基本中学3年生が出場することが不文律となっており、各選手高校の受験勉強と折り合いを付けながら出場していました。顧問から選手のオーダーが発表され、私は3年生を押しのける形で出走することとなりました。
当時の私は選考されると言われていた練習や記録会だけ調子が良く、加えて愛想も全くなかったので(今もないじゃないかと思った方、心の中にしまっておいてください、指摘されるとその夜かなしい気持ちになります)先輩からの評価はほとんど最悪に近いものでした。加えてその前年優勝していた手前自分の区間で絶対に失敗できないと臨んだ本番、チームは何とか二連覇し、私も区間賞をいただきましたが緊張と不安で生きた心地は全くしませんでした。

今年の駅伝も当初は不調に苦しんでいましたが、「中学の頃よりましか」と思いはじめてから復調し、何とか本番に間に合いました。過去の栄光や成功体験を引きずらないことをモットーに掲げていますが、今回ばかりは過去の自分に少しだけ助けられました。

陸上のみならずどの競技でも該当しますが、やはり対校戦はそもそも人数に限りがあり、全員出たいと思っていても中々叶わないのが現実です。
しかしだからこそ、出場する選手はその人たちの思いを背負って真剣に取り組むし、惜しくも逃した選手は次こそはと燃え上がりさらに切磋琢磨できる土壌が出来上がってくるのだと思います。人は感情の生き物なので時に素直になれなかったり、魔がさしてしまうこともあります。
私も上記に書いた通りあまり褒められたものではない感情を抱くこともありますが、それすらも受け入れて選手としても応援者としても一回りも二回りも大きくなろうと思います。


来年からはチームの大黒柱だった院生が抜け、正真正銘世代交代が進みます(多分)。ライバルとなる大学も世代交代するのは同じであり、ここからの練習をいかに丁寧に積み上げるかで来年以降うれし涙と悔し涙どちらを流すか決まるのだと思います。
私としては引き続き練習を直向きにこなすとともに、世代や学年をこえて良い影響を与えられるような新たな世代の中心となれるよう頑張りたいと思います。

最後に:今シーズンを戦い抜けたのはサポートしてくださった選手やマネージャー、運営の生徒さんなど様々なご支援、応援のおかげに他なりません。本当にありがとうございました。
特に昨年度パート長・ブロック長として難しいかじ取りをやってこられ、私を辛抱強く起用し続けた野呂氏・市原氏両名は事務的な苦労はもちろんのこと、選手の起用という神経を使う判断のストレスもまた、私には計り知れないものだったのだと思います。この場を借りて改めて深く感謝申し上げたいと思います。


二人が綴ったブログもございますので、ぜひご覧ください!

P.S.
前回の公約通り、札幌のおいしいお店を紹介しておきます。あんまり後輩も連れて行かず一人で落ち着いて食べてます。

有名なお店です。受験の帰りに食べて以降よくお世話になっています。何店かあるのですが、観光で来られた方にはここが一番近いと思います。
ラーメンは醤油、みそ、塩とあるのですがどれも優しい味で昨今の濃いラーメンとは一線を画した古き良きラーメンです(ぼくの味覚調べ)。あと、何気にチャーハンが絶品です。意外と量があるので、複数人で来店してシェアして食べるのが良いと思います(お店の方が取り分けてくれます)。

次回は居酒屋にします。どうせ4か月くらい空くので今のうちにご紹介できるようにリサーチしておきます!!!

今年家族が北海道に来た時にビアーガーデンに行ってきました!
期間的に駅伝前じゃないかだって?…
(>_<)


以上、若気の至りでした。何事もほどほどにしましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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