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写真の役割について考えてみた。

初めまして、フォトグラファーのTAYUと言います。

僕は写真が好きすぎて、カメラを持っていない時も写真の価値を考えてしまうことがよくあります。

かつて、写真は真実や決定的瞬間を捉えるものだったと思います。これは「写真1.0」
この恩恵で僕らは歴史を視覚的に認知することができています。

今の時代、写真はインフラとなり、私たちは世界を写真を通じて見るようになりました。InstagramなどのSNSも「インフラグラム」となり、地球人全員で写真で世界を作っている時代に突入しています。まさに「写真2.0」。
また写真2.0へのアップデートにより、写真のアートシフトが加速しています。皆がアートを発信出来る時代に。

僕が目指したいのは写真家トーマス・ルフが確立したメタ写真で、写真そのものが持つ意味、写真が現実をどのように再現し、どのように解釈されるかを再考する。写真が単なる視覚的記録手段ではなく、複雑な文化的、技術的、社会的な要素が絡み合うメディアなるものです。

フォトグラファーの皆さん、共に写真の可能性を拡張していきましょう。

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