異雪秋雨

noteとカクヨムで小説を書いております。 短編はこちらに投げます。 投稿後、細部に修…

異雪秋雨

noteとカクヨムで小説を書いております。 短編はこちらに投げます。 投稿後、細部に修正を入れることがあります。

マガジン

  • 魔法は変事の秘鑰なり

    極度のネガティブな梅晴志門、過去に三回刺された波椿リア、多額債務者の荊衣アマネなど、現代の魔法使いが様々なトラブルに首を突っ込んでいく話。 自制心が欠けている登場人物が多いです。 言葉の刃、軽度のグロ・虫注意。 カクヨムの方が早いです。

  • 短編小説

    試行錯誤の多い単発小説です。過去の作品を加筆修正してあげたものがあります。

  • 未完小説

    続き未定のものをまとめています

最近の記事

【尻叩き】11月三連休までに何かしら書きあげます。

    • 【小説】チューリップ・スケッチ

      ・以前書いた小説の加筆修正版です 「えーっと、お隣いい?」 「……はい、どうぞ」  ありがとうと会釈をして、こぶしひとつ分の距離をあけてコンクリートの上に座る。目の前にはチューリップの咲く花壇。横にはこちらを気にせず描く同級生の雲井。  曇天なのが残念だと思いつつ、切り替えて鉛筆を取り出した。  昼休み前、最後の授業。本日は美術。学校の中で好きなものを探し、スケッチブックに絵の具で描くこと。先生にバインダーで起床させられたときには、美術室には誰もいなかった。残り時間三十分

      • 【小説】生駒合歓殺人事件 魔法使いの情報整理

        【前話】 ・未完です 「魔法というものは、使えば犯人が即座にわかるものなんですか?」  素朴な疑問に、アマネさんは首を振る。 「んーんそれはムリ! 魔法はできることに制限があるからね!」 「正確に言えば、個人ができることには制限があるってことだけど」  二人は交互に魔法について説明する。 「魔法は現実への干渉能力、魔法使いはそれを生まれつき扱える生き物のこと。さっきも言った通り、個人が行使できる干渉範囲には制限があるね」 「血筋とか関係なく現れるセーでさぁ、自覚なしに魔法に

        • 【小説】生駒合歓殺人事件 誰が親友殺したの?

          ・未完です 【第一話 誰が親友殺したの?】  地穣大学には美波止玲という有名人がいる。彼は眉目秀麗で明るい性格から友人も多い。  そんな彼の親友であり、周りからは金魚の糞と呼ばれていた人物、生駒合歓が死んだ。  頭部をつぶされ袋詰めされた状態で、アパートの部屋の前に放置されていたらしい。早朝、家主の友人が遊びに来た際に発見されたようだ。  その知らせを聞いたとき、自分は動揺はしつつ、同時にやはりかとも思った。合歓さんとは一か月程度だが親交があり、その中で、彼に忍び寄る死

        【尻叩き】11月三連休までに何かしら書きあげます。

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        • 魔法は変事の秘鑰なり
          0本
        • 短編小説
          1本
        • 未完小説
          4本

        記事

          【小説】ギャラリー殺人事件 中編

          *未完です 〈前回/前編〉  リアさんに解決役のご指名を受けた。理解はできていないが、こんな自分にできることがあるなら、そのまま流されたいと思う。胸が高鳴るのは何故だろう。不謹慎だと思いつつも、欠けていたものが埋まるような感覚があった。  アマネさんはそんな自分の反応を見て、うげっと舌を出して少年と離れていった。今は2人でお菓子を食べている。 「自分、特に秀でたところがない社会の金魚の糞ですが、警察が来るまでは現場を荒らさない程度に誠心誠意頑張らせていただきます」 「あら

          【小説】ギャラリー殺人事件 中編

          【小説】ギャラリー殺人事件 前編

          *未完です  拝啓、故郷大分の弟へ。  自分の不徳の致すところより、ただいま殺人事件に巻き込まれています。そして兄は犯人だと疑われそうな縄を持っています。最悪です。冤罪をかけられたら自殺しますので後のことは頼みます。  メールの下書きをしながら、悲鳴を上げる男を横目で見る。どうしてこんなことになったんだろう。心底よだきいと思う。  午後から講義のない日を利用してやってきたのが此処、個人の家を利用した小さなギャラリーだった。気にかけてもらっている牡丹ヶ島教授が勧めてくれた場

          【小説】ギャラリー殺人事件 前編