SNS駐在妻コミュニティ、付き合い方が難しい
こちらに住み始めてから、そろそろ3ヶ月が経とうとしています。
まだそれだけしか経っていないのか…というのが正直なところ。日本にいた頃も月日は早く経つように感じていましたが、ここはもっと早い気がする。
前回はSNSで友人を作ってみたことを書きましたが、今回はそれからしばらく経ったのでそれの感想や心境の変化を記録しておこうと思います。
まずざっくりと感じたのはこちらの3つ。
・気の合う友人ができると楽しい
・苦手だと感じてしまう人ができるととんでもなく引きずる
・SNSのコミュニティは存外狭い
気の合う友人ができると楽しい
これは当然と言えばそうですね。
同世代で同じような環境だと、お互いに遠慮することなくお話ができたり、ここ行ってきたよ!良かったよ!という情報交換ができたり、他にも(これは極端に個人的な感想ですが)住んだことのある地域の方言を話す友人がいると途端に懐かしい気持ちになれたりと、一人だと感じられなかったことがたくさんありました。
傷の舐め合い、とまではいかなくとも、SNS以外で同じ土地・同じ境遇の人がどんな生活をしているかを知れただけでも、私にとっては疎外感というか「私だけじゃないんだな」という感覚がよりリアルになったので良かったなと感じています。
苦手だと感じてしまう人がいるととんでもなく引きずる
これは完全に自分の中で予想外でした。もし苦手だと感じてしまう人がいたとしても、自分から関わらなければOKだと思っていたので。
苦手だと感じてしまった理由は「話していてあまり盛り上がらず、無言で気まずい時間があった」ことと「なぜ私にそんなことを聞く?言う?と感じる瞬間があった」からで、
話している時や別れた直後はそう思わなかったのですが、後から会話を思い出してはモヤ…としてしまうことが多く、思い返せば思い返すほどに気持ちが沈んでしまい、
「あの人は私にとって苦手と感じる人だったんだな」とやや強引に整理して結論づけました。
そうは言っても、別の友人にとってその人は「感じの良い、親しい友だち」であり、私とは共通の友人という認識なので、当然会話の中で出てきます。そうすると、私がその人を苦手だと感じることが「いけないこと」と思えてしまい、友人との会話に出るたび、何かにつけて思い出すたびにまたモヤ…としています。
良い印象で上書きできれば良いのですが、あの時を思い出してしまうので自分から声をかける勇気は出ず。
盛り上がるような話題運びができなかったこと、会話中の変なポイントで引っかかってしまったことが自分の人付き合いの下手さなんだろうなと実感しました。
SNSのコミュニティは存外狭い
これは何となく予感していました。
それぞれにアカウントは作っていても、フォローがお互いに重複してくるので何となく「ここらへんに住んでいるのはこの人たち」というのが見えてきます。
そして、居住歴が長くなればなるほど、それがもっと細かく見えてくる(例えば、住んでいる建物・家族構成・経済力・交友関係など)ようになるのかなと。
さらに、それらをつぶさに把握して、共有しておきたい人たちもいるのだろうなということは、なんとなく感じていました。
実際、私とはSNS上で数回ほどやりとりをしたきり(それも私がSNS下手なのでうまく続かなかった)なのに、共通の友人に私のプライベートなことをあれこれ聞いていた人がいた、ということがありました。
それはやはり来て間もない人たちの間でも噂になっているようで…。すべて又聞きなので、本当のところは分かりませんが。
なんだか上級生に目をつけられた下級生になったような気持ちになり、狭いコミュニティの中だとどの時代でもこんなことはあるんだなと思いました。
お互いせいぜい数年の付き合いではありますが、波風立たせずが正解なのかなと。
SNS上で人と関わり始めるようになった当初は、「せっかくの機会だし色んな人と交流してみようかな」と意気込んでいましたが
先ほどのことがあったというのと、自身の性格からきっと途中で息切れするであろうことは目に見えているので
ほどほどに、ゆるくやっていこうと思います。