Standfm投稿用 正しく恐がろうコロナウイルスやワクチンについてその6 コロナ2の全体像。今度は木じゃなくて森をみてみよう🌳🌳🌳🌳🌳🌳
※ヒトのmRNAキャッピングの酵素について訂正
2022.
10月31日
免疫力を高めるためのお話で、参考になるコラムリンク先追加2022.11月5日
皆さんお元気ですか?
Kaoriです👶
今までは、ウィルスの遺伝子の種類、スパイクタンパク質などがある構造タンパク質、どのようにウィルスタンパク質を合成していくのか、そのメカニズムの中で行われているmRNA修飾、mRNAキャッピングについてお話してきました。
今度は、大元ではなくて、自然免疫が発動する前から、獲得免疫が発動する流れで感染を考えたいと思います。その3の図ではバリア➀〜④で考えてみました。
前回の投稿の内容を以前より分かりやすくしてみたもの。
ヒトのDNAメチル化とmRNA修飾、mRNAキャッピングについて、ウィルスのmRNA修飾とmRNAキャッピングがどうヒトのメチレーション回路のメチオニン回路と葉酸回路に影響を与えるのか?を説明するための図。
私たちの身体は、
自然免疫の前にDNAやmRNAをなんと守っています。
その働きと自然免疫の兼ね合いにより、獲得免疫が発動していきます。
その働きが以下になります。調べて分かったこと。
(1)DNAメチル化/ヒストン修飾(メチル化/脱アセチル化)
ヒトゲノム70〜80%CpG結合シトシンメチル化。無駄なタンパク質や無駄な遺伝子の発現を防ぎ身体を守る。外来遺伝子や突然変異からDNAを守る。
遺伝子の20%ぐらいしか働いていない理由と思われます。
(2)mRNA修飾
N-6のアデノシンメチル化m6A
メチル化酵素METTL3/脱メチル化酵素FTO、塩基除去修復ALKBH5
ヒトでの働き
・翻訳効率アップ、編集(アミノ酸配列に変換タンパク質合成)
・mRNAの安定性(DNAに比べると不安定で変異しやすい)
・自然免疫系への警報、核から飛び出してお知らせする
コロナウイルス2は、非構造タンパク質にあるnsp1タンパク質が核を塞いでヒトのm6Aが出られないようにすることで自然免疫回避
ウィルスでの働き
・翻訳効率アップ、編集(アミノ酸配列に変換タンパク質合成)
・mRNAの安定性(DNAに比べると不安定で変異しやすい)
・自然免疫回避
(3)mRNAキャッピング
ヒトは、RNAポリメラーゼⅡのCTD部位にキャッピング酵素である
・RNGTT
・N-7位のグアノシンメチル化m7Gのメチル化酵素RNMT
・2’-0位のグアノシンメチル化m2’-0Gのメチル化酵素CMTR1がある。
・翻訳効率アップ
・mRNA安定性
・自然免疫への警報
ウィルスは、宿主の細胞質で複製するので、宿主の核のキャッピング機構へはアクセスできないけれど、nsp1タンパク質が核膜孔を塞いで、ヒトのm6Aが出られないようにしてくるので、自然免疫への警報が出せない。
ウィルスでは
N-7位グアノシンメチル化→m7G、メチル化酵素7-MTase
翻訳に必須
2’-0位グアノシンメチル化→m2’-0G、メチル化酵素2’-MTase
IFN(インターフェロン)誘発タンパク質の抗ウィルス効果を調節に関与
コロナウイルス2のメチル化が上手く行くと、ヒトのIFNを低下させるので自然免疫回避
インターフェロンが出ない場合、ウィルスサイドとヒトサイドの要因がある。
ウィルスmRNAキャッピングの働き
・翻訳効率アップ
・mRNA安定性
・自然免疫回避
前回は上記のようなことをお話してきました。
前回の投稿
細かいDNAやmRNAレベルの話まで行ってしまったので(笑)今度は全体像を捉えて行きたいなと思います👶
今回のスタエフ投稿画像は下記にあります
その1.2.3.を使います。
皆さんの毎日が健康で幸せなものでありますように🌿
Brilliant Beauty Message Kaori
感染7段階モデル
2020年のものなで、状況の変化や最新の研究もあるかもしれませんが参考になったもの。先生方、免疫学者Calさんありがとうございました👶
宮沢先生は、新興感染症に対抗するためには、予測ウィルス学の重要性と病原性ウィルスだけでなく、非病原性ウィルスや動物由来ウィルスの網羅的研究の必要性を他でお話されていました。
いろいろ免疫を高める話をする方が沢山いますが、基本中の基本を説明して下さっています。宮坂先生が身体を動かすことの大切さをお話されていましたが、そのことについても、免疫学者Calさんのコラムに分かりやすく説明されていました。
私は、独学なのでいろいろとご指摘もある面もあるかもしれませんが思いきってアウトプットしています👶
ホルモンとアミノ酸の相互関係
角田先生の記事は、他もめちゃくちゃ参考になりました👶ありがとうございます。
参考になりました。ありがとうございました👶
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