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アダルトチルドレン卒業ヒストリー⑰「40人の前での自己開示」


わたしの絶望だらけの暗黒時代から
心の自由を取り戻し、
等身大の自分のまま輝いて生きていくまでを
書き記すシリーズ。
 
前回の記事はこちら



今日は⑰「40人の前での自己開示」


不安と恐れからの子育て。

〇〇したらこうなるよ、
悪いことが起こるよ、
言うこと聞かないとこんな罰があるよ、
見捨てるよ、と子供を動かす。


絶対にしたくなかったこと。


自分の感情は波があっても大きすぎず、
愛があって、子供を信頼していてどこまでも寄り添う子育て。
危ない時はちゃんと伝え、普段は目線は外さないけどそっと距離感をおく。

そんな子育てをしたくてもやり方がわからない。





元気すぎる娘。
どこでもちょろちょろするし、
食事より、ずっと動いていたい。
娘が言うことを聞かない。

そんな時は、
「ちゃんとしなさい」
「これじゃダメな大人になる」
「理由も言わずに、ダメを連発する」
と、とにかくイライラする。


出かけると、人の目が気になる。
ちゃんと躾をしていない親だと
思われたくない。

人に絶対に迷惑をかけてはいけない。

ちゃんとした大人に育てなくてはと
焦り、物事を真面目に捉えすぎる自分。

静かにするべき場所で騒いだり、
衝動的に動き回ったり。
世間ではダメと言われるような
ことがあれば人の目が気になり
緊張が走りちょっとのことで
イライラする。


どこから湧いてくるのかわからない
深い不安と抑えきれないほどの怒り。






どんな本を読んでも「正解」が見つかりませんでした。

娘が可愛く微笑んでいてくれるのに
私の中では自分が6歳の時の悲しかったことが
何度もよみがえる。

勝手に涙が出てきて止まらない。


うまくいかないのは誰かのせい。
環境のせい。

やっと辿り着いた
「自分を変えよう」

毎週、電話でセッションを受けました。



母親とのことを再現したり、
自分のいいところを書き出したり。

「自分には価値がなくて、ダメな人間」
と幼少期から今まで生きていく中で
出来上がっていった自分のイメージ。

自分のいいところを書き出すって、
本当に難しかった。

いいところは1個くらい書いたけど
そんないいところなんてない、と思いながら。

ダメなところは、何個でも書き出せる。

自分のいいところなんて、
一度も書き出したこともないし、
そもそも誰かが私を褒めてくれても

「いいえ、そんなことないんです」と
無表情で受け取らなかった。





自分の過去を振り返り、
何度も自分の内面と向き合い始めた頃。

通っていた子育て支援センターの
先生に大きなチャレンジを
いただきました。

その時のことは、
以前書きました。
こちら

わざわざ、私のようなこんな大勢の前で
自分の辛すぎる話をする必要はないと思います。

それまでは、失敗が怖すぎてチャレンジしない
生き方をしてきました。

ですが、「乗り越えられない壁はない」
と言う言葉を信じ、チャレンジして良かったと思っています。


人前で先生に話して、

先生から全肯定してもらい、
暖かい言葉とメッセージをもらい、
私の中の何かが壊れました。


心の根底に蔓延っていた、
何十年も前からある何か硬くて簡単には壊れない土台が壊れ、
心が軽くなりました。

それまで、自分のことを話そうとすると
涙が勝手に出て、
相手に伝えたいことも
ちゃんと伝えられませんでしたが、

それからは涙が出ることが減り
だんだん話せるように。




きっと、絶対に言ってはいけないと思っていた

本当はできない私も認めて欲しかったこと、
愚痴を聞いてあげても母を満たしてあげられなかったこと、
私は母が大好きなのに否定ばかりされて悲しかったこと。


本音の気持ちを言葉に出して声に出して先生に

否定しないで真剣に聞いてもらえた

からだと思います。



話しても、安全なんだって。
大丈夫なんだって。
どんな気持ちを感じても、
悪ことじゃないって思えたから。



次回は⑱「人生のステージ マイナス→「0」→プラスへの8年間」


いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。


自分を生きてこれなかったアダルトチルドレンママの
幸せマインド&望みを叶える

自分も人生も開花する

メンタルコーチaki


35年の自己否定や生きづらさを克服。自分と向き合い5年。克服後は自分のやりたかった事を120%叶える人生に変化。サポートしていただけたら、自分らしく前に進める女性を増やす活動に使わせていただきます。