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アダルトチルドレン卒業ヒストリー⑨「スピリチュアルに依存と運命の出会い」

わたしの絶望だらけの暗黒時代から
心の自由を取り戻し、
等身大の自分のまま輝いて生きていくまでを
書き記すシリーズ。
 
前回の記事はこちら

https://note.com/brilliant_33/n/n5d561d31e89a



今日は9日目。

「スピリチュアルに依存と運命の出会い」



その後、地方の小さな都市銀行に無事入行しました。

その銀行は、
高校一年生で初めてアルバイトをした時に
お給料振り込みのため口座を開設した銀行でした。

 
母親は、「akiが銀行に勤めた」と
数件の親戚やご近所さんに電話で喜びの
報告をしていました。

ママ友にも嬉しそうに話していた時は
やっと親孝行できた、とちょっと安心したのです。





銀行に勤めた18歳。
ある1人の女性のM先輩と運命的に出会いました

とても美人さんでスタイルも抜群。
いつも明るくて周りから慕われてて
仕事もできる素敵なM先輩。

でも、どこか悲しみを背負っているのを
強く感じました。
なぜか、いつも寂しそう。

いろんな事情で一人暮らしをされているのも
聞いていました。

お昼休憩には、時間を合わせて
宇宙の話をしたり、
どうしたら幸せになれるのか、
そんな心理学的なお話も
たくさんしました。
 

M先輩とお昼休憩が一緒になる日は
楽しくてたまりませんでした。

プライベートでも
たまに遊んでもらったりと仲良くして
もらいました。

そのM先輩とは30年たった今でもご縁が続き、
私の人生にたくさんの影響を与え続けてくれています。



 

 
19歳の時に、その先輩が教えてくれた
本との出会いがありました。 


「アウトオンアリム」



この本は、シャーリーマクレーンさんの
スピリチュアルの本です。

 
ですが、この本の一部に母と娘との関係について
衝撃的なことが書いてあったのです。
 

 
私は、自分が「アダルトチルドレン」で
親との関係で「トラウマ」がる、と知ったのです。


 
 
当時は「毒親」「インナーチャイルド」と言う言葉もなく
「アダルトチルドレン」
に関する本もほとんどありませんでした。


今でこそ
親との関係で生きづらさを抱えている、
について書かれた日本の本もたくさんありますが

当時はそのような情報を手にする機会は
ほどんどなかったと思います。


この当時は、アメリカで出版された本に
親子関係の問題に触れているものが
多かったように感じています。
(ちゃんと調べたわけではないので、分かりませんが
当時の私はそのように認識していました。)


「アウトオンアリム」に書かれている
母と娘の関係を読んで、
私の生きづらさが消えたわけではありません。
 

 
この苦しみを、死ぬ瞬間まで
持っていなくてはいけないんだ。
「呪縛」だ。
そう思いました。
 

 
消す方法があるかもしれないけど、今の私には無理。
この人だからできたんだ。


この苦しみから一生逃れられないという
諦めと絶望すら感じたのです。
 

 
 
本では、主人公が抱えてる人間関係などの悩みを
スピリチュアルで解消し、より幸せに生きていく方法を
手に入れた内容だったように思っています。
(内容はすっかり忘れました)


この本を読んで
私にはこの苦しみを手放すのは無理だよね、
と思いながらスピリチュアルな世界が
気になり始めていました。




 
 
その1ヶ月後くらいに図書館で
衝撃的に出会った本。

 
なぜかふと題名が目にはり、手に取りました。

山川紘矢さん、亜希子さんご夫婦が
訳された



「聖なる予言」
 
 
元々、不思議なことが好きだった私は
一気に読むことができました。


この日から、私の生きづらさを解消できるかもと
占いや精神世界に約10年間ハマり続けたのです。 



 
精神世界、スピにハマっている時の私の考え方は


「本に導かれた」
「自分の次元が変われば幸せになれる」

「すべて宇宙に答えがある」
「生まれる前に決めてきた通りに生きている」
「ソウルメイト」を見つけたら幸せになれる
「いいことをしていたらいつか幸せが向こうからやってくる」

「この場所じゃないどこかに本当の自分として
生きていける場所がある」
「天使のカードが言ってるから間違いなくそうなんだ」

「ポジティブでいないといけない」
「ネガティブはダメなもの」
「過去が癒されると幸せになれる」
「悪いものは浄化しよう」


「大いなるものが導いてくれる」
「パワースポットに行けば幸せを手に入れられる」

などでした。






自分の意見は言えないし、
言おうとしたら涙が出て止まらないし、
そもそも思考停止して意見自体がなかったので

何か困ったことがあれば
スピリチュアルのカードに書かれている言葉や
スピ専門の本を何冊も読み漁ったり

また周りの人に

「あなたなら、どうするか教えて」
と解消法のアドバイスをもらって
その通りに困ったことを解消したりしていました。





ですが何をしても、人の意見で動いていたので
なぜかいつもしっくりこない。

自分を生きている実感がない。




そう、私には価値がないし、自信がないし、
やることはすべてうまくいかない。

何をしてもダメ。
(akiは本当にダメだねと母親から言われてそう信じていました)

一重瞼で鼻が低くて残念な顔。
(これは、1番下の妹から言われたことを信じていました)

自分のことは大嫌いで絶対に信じられない。
この世の最大の敵。





だから、誰かに聞いてその通りに動けば
間違いなくうまくいく。

そう信じていて、心の中には深い闇がありました。



どうして、こんなに頑張っているのにうまくいかないの?と
スピリチュアルをますます深めて行きました。


そして、妄想に逃げ続けました。




◉自分の意見は絶対に言わない
◉自己肯定感マイナス
◉人の顔色を伺い会話をする
◉やりたくなくても無理してでもやる
◉できるふりをする
◉断れない
◉人と比べて落ち込みつける
◉「できない」「ない」を探しまくる


他人とうまく取れない距離感や生きづらさ
心の根底にある母親に対しての怒りを
スピリチュアルで解消しようと


占い、癒し、エネルギー、カラー、
カード、エッセンス、スピ系の自己啓発、
講演会、セミナー。

働いたお金で
お金も時間もかけていったのです。


インナーチャイルドを癒してくれる人がいる。
そう聞いたら、遠くは500キロ離れた都市まで行き
癒しのマッサージを受けにも行きました。




他に、成功したらこんなすごい世界の人になれるよ、という自己啓発付きの
ネットワークビジネスにも少しハマりました。


また、自分は何もできない存在なんだ、まだまだ何かしなくては、
完璧な自分になりたいと
料理教室、生花、ワインサークル、ペン習字、カラーなど
色々挑戦しましたが、どれも満たされ生きづらさを解消されることはなかったのです。



この時は、

◉被害者意識
◉他人軸
◉他責
◉依存
◉自分を変えたくない、周りが変わればいい

◉二極化思考

◉歪んだ価値観
◉劣等感、罪悪感

が生きづらさをさらに高めているとも知らずに。






 
※スピリチュアルは悪くありません。
私はスピに依存していました。
自分がご機嫌で満たされた状態で待っていたら、
向こうから勝手に幸せが舞い込んでくると思っていたのです。
今は、全くハマっていませんが
スピリチュアルじゃないと説明できない
こともたくさんあると私は思っています。


 
 
次回は⑩
「ハードワーカーと山と旅行」
 
 
つづく


いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます😊


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自分を生きてこれなかったアダルトチルドレンママの
幸せマインド&望みを叶える

自分も人生も開花する

メンタルコーチaki

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35年の自己否定や生きづらさを克服。自分と向き合い5年。克服後は自分のやりたかった事を120%叶える人生に変化。サポートしていただけたら、自分らしく前に進める女性を増やす活動に使わせていただきます。