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アダルトチルドレン卒業ヒストリー⑫「言葉で病気を作れる」

わたしの絶望だらけの暗黒時代から
心の自由を取り戻し、
等身大の自分のまま輝いて生きていくまでを
書き記すシリーズ。
 
前回の記事はこちら



今日は⑫「言葉で病気を作れる」


 
 
心と体は繋がってる。
それをいろんな病気で体感してきました。

表向きは元気で人当たりが良くて

完璧にできる人
断らない良い人
約束を守る裏切らない
いつも笑顔で穏やかな人を
無理して演じていました。

 

でも、心の中での対話は

「自分が全部悪い」
「どうせうまくいかない」
「幸せになってはいけない」
「早くこの世から消えたい」
「私は愛されない存在」
「この人、いつ私を裏切るのだろう」
「自分が悪い。だから、大嫌い。
どうしてこんな価値のない人間が生きてるの」
でした。


 

 
特に28歳頃から激しく強く思うようになり
私は社会の中では負け組だ、
やっぱり私の人生はダメだ。


真面目すぎる私は
7年お付き合いした彼とも、私の方に別に好きな人ができて別れたので
こんなに良くしてくれた彼を傷つけたと申し訳なく思い
「私が悪いから、こうなったんだ」
「わたしのせいだ」
「母の言うとおり、わたしはダメな人間だ」と強く何度も責めました。




こんな言葉がグルグルと頭の中を巡り
私の中をいつも支配していました。

気がついたら、いつも母親が頭の中にいて、
「aki、ちゃんとしなさい」と
ものすごく怒った顔で見張っている。

 



母親の顔は

何をしいても、いつもいつも頭の中にいて離れませんでした。





 
 
本当に苦しかった。
早く消えたかった。
親孝行できてない自分が情けなかった。
期待に応えてあげられなくて申し訳なかった。
ごめんなさいっていつも心の中で叫んでいた。




いつまでこの顔が私の中にいるの?と辛かった。


何かを決める時も
「母親が何ていうか」
「母親が喜ぶかどうか」
「母親がOKを出すかどうか」
を基準に決めていて、

自分の意思で何かを決めたことは
なかったのです。



また、人が何か話していると全て私の悪口を言ってるのではないかと
心配で心配でたまりませんでした。

お仕事を休むと、休んでる間にみんなで私の悪口を言ってるのでは、
また失敗していないかと異常に気になりました。

人の言葉は、いつも批判されているように聞こえました。

批判されないようにと先回りしてばかりでした。



なので、充実感や満足感を感じたことがない。
自分は何をしたいのか、
自分を生きているのか、
何が好きなのかもわからなくなっていました。

そんな言葉を毎日毎日
寝ても覚めても考えていたら
病気になりました。



20代後半は
「めまい」「軽いメニエール」
「軽いうつ」「婦人科不調」です。

30代では「パニック障害」

メニエール以外は、病院にはいかないで
アロマの香りを嗅いだり
ハーブティーを飲み続けて
限界ギリギリで生きていました。

仕事だけはと思い、どんなに心が辛くても
無表情で会社にだけは行きました。
人に迷惑をかけたくない一心でした。
仕事がなくなるのも怖かったです。




29才。
中途採用ですが、
前職が銀行員ということで正社員で採用してもらい
接客や販売のお仕事に就きました。

この職場では超最悪な人間関係に。

夜11時まで仕事して帰り、
わざと次の日は朝7時半出社して会議に
出されたりと
月に一度の最悪な勤務は
毎回私に当てられていました。


わからないことがあっても、
お客様が目の前にいても誰1人助けてくれない。

元銀行員なんでしょ、わかるよね?
と一線をひかれ
私も高すぎたプライドで反発したり。

悪口を堂々と言われたり、
交代勤務のため2人っきりの時間帯では
無視されたり。

誰が味方で誰が敵なのかもわからない。
他の社員同士も嫉妬と裏切りと蹴落としを見る気概が多々
ありました。


仕事も苦手分野で、努力してもうまくできない。
失敗もするし落ち込んだら立ち直れないし。


本当に息の詰まる職場でした。


この職場での5年間は、6歳でトラウマができ、10歳でこの世から消えようとした
次に最悪な時期となりました。



 
そこにいる男性社員1人からいじめを受け
自律神経が壊れました。

お風呂に入っても汗が出ない。
温度を感じない。眠れない。
たくさん食べているわけではないのに、
体重は一気に8キロくらい増える。
めまいもする。
季節の変わり目は思いっきりひどい風邪をひく。
しっかり目覚めることができなくなり、ある日車で事故も起こしました。

体のコントロールが全くうまくできませんでした。




男性社員は通常2、3年で転勤するのですが
私が働いた5年間は、彼はずっといました。

(後で聞きましたが、
この方は前の店で役職についてる上司の
娘さんである女性社員をいじめ退職に追い込んだそうです。
聞いた話なのでどこまで本当か分かりませんが、
この店舗に左遷された人だそうです)



 
 
自分のことを嫌い、責めたり大切にしないと
自信はますますなくなり
自己肯定感はさらに下がる。
生きる活力もなくなる。
 

自分ではそんなつもりがなくても
暗くて辛そうな雰囲気が出てしまうので
いじめににもあう。

不安のループから逃れられなく
さらに行動も自分を大切にしないものに
なります。


同級生など周りは子育てに忙しく、気軽に相談できる友達もいませんでした。
いたのかも知れませんが、とにかく自分のダメな部分や
情けない職場にいることを誰かに話すとプライドが壊れそうで
怖かったです。





 
結果、病気を自ら作り出すと
自らの体と心を使って体感しました。

私の場合は
病気に自分の居場所を見出していたとも言えます。







この後、33歳でやっと人生が良い方向へ
ほんの少しずつ動き始めるのです。

 
 
 
次は、⑬「私はいつもラッキーです」



最後までお読みくださり、ありがとうございます😊


自分を生きてこれなかったアダルトチルドレンママの
幸せマインド&望みを叶える
自分も人生も開花する

メンタルコーチaki

 


35年の自己否定や生きづらさを克服。自分と向き合い5年。克服後は自分のやりたかった事を120%叶える人生に変化。サポートしていただけたら、自分らしく前に進める女性を増やす活動に使わせていただきます。