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「まさか。何で自分の子なの。」と思った瞬間。~その1~

こんばんは。

今日から、早速長男の話をさせていただこうかと思います。

長男に自閉症スペクトラムと知的遅滞があると分かるまでの話です。

って言っても、話せば長くなりますので、今回から何回かに分けて少しずつ書かせていただこうと思います。

まず。先に皆さんに知っておいてもらいたいこと。

プロフィールにも同じ事を書かせていただきましたが、

この時にもお子さんの発達で不安を感じたり、心配しているお父さん・お母さんはたくさんおられると思います。

今から書かせていただく長男の事を読んでさらに不安に思われるかもしれない。

だけど、成長というものは子供が10人いれば10通り。

100人いれば100通りあると思っています。

長男と同じことをしたからといって、決して発達障害だというわけではありません。

長男だって健常の子供さんと同じことをする時だってたくさんあります。

だから、これだけはご理解いただいて読んでいただければと思います。


出産はトラブルだらけ。

長男妊娠中は何のトラブルもなく過ごしていたのですが、出産の時から大変でした。 

まず、妊娠41週と5日。

そうなんです。なかなかこの世に出ようとしてくれなくて、41週を過ぎた日、突然陣痛なしの破水で緊急入院、そこから3日間の促進剤を使い、本陣痛が来て子宮口が開いても肩がひっかかりそうだったので、緊急帝王切開になりました。

やっとこの事で生まれてきてくれた長男は、3406gなかなかのビッグベイビー、しかし今度は胎便吸引症候群による新生児呼吸障害で即NICUに搬送されてしまい、1週間後私のほうが先に長男を残して退院し、痛みが残る中毎日母乳を病院まで届けていました。

長男と一緒に生活できるようになったのは誕生してから3週間後の事でした。

その後は大きな病気にかかることもなく順調に成長してくれています。


違和感??

さて。私が長男に初めて違和感を感じたのは、はいはいをし始めた頃です。

最初のころは何とも思っていなかったのですが、ある日地域の育児支援室に遊びに行ったとき、周りの赤ちゃんのはいはいを見て、初めて「あれ?」と思いました。

長男のはいはいが他の子と違ったのです。

普通なら両ひざをついて左右交互に進めていくはいはいですが、

長男は片膝は床に付けても、もう片方は膝を立てて進んでいたのです。

そして、なんとなくGoogleで「片膝 はいはい」と検索をかけると目に入ったのは「自閉症」という文字でした。

最初は「えっっっ!?」と衝撃を受けたのですが、その後いろんな記事を読んでいると「心配することはない」「自分の子供もそうだったけど、大丈夫だった」などの内容が連なって出てきたので、「あ、大丈夫なんだ」と、その時はそこまで気にはしませんでした。

しかし、その後忘れかけていた不安が一気に押し寄せることとなります。

たくさんの方がぶち当たる「言葉の壁」です。

長男の場合は、話せない訳ではありませんでした。


その話は、また次回書かせていただきます。

ありがとうございました。


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