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どうしたら心を強くできるのか?

若い頃の私は、神経過敏な人間でした。

そして、40代に入り、管理職になってからは、強いストレスを感じ、体調を壊したりと、苦しい状態に陥っていました。

そのため私は、「どうしたら強い心が作れるのか?」、いろいろな人の本を読んだり、講演を聞いたりしていました。

しかし、偉い先生方は、「こう考えれば良い、積極心を持つべきだ」などと、考え方を教えてはくれましたが、

私のように弱んなった心で、どうしたらそのような考え方ができるようになるのか?、

その具体的な実践方法までは、誰も教えてくれませんでした。


そんな中、さらに大きなプロジェクトを任され、仕事や人間関係のプレッシャーは、益々重圧として、私に降りかかってきました。

とうとうストレスから、十二指腸潰瘍や甲状腺ホルモンの病気にもなり、

体重も激減、夜も胸が締め付けられるような苦しさで、夜中に何度もうなされて、目が覚めるような日々が続いていました。


中村天風の著書「運命を拓く」

そんな時、私は活路を見出そうと、経営者の稲盛和夫さんや、船井幸雄さんの経営書を読み漁りました。

読み進んで行くうちに、何度か「中村天風」という哲学者の名前を目にするようになりました。

そしてとうとう、中村天風の著書「運命を拓く」に巡り合い、今でも忘れないほどの衝撃をうけました。


「どうしたら心を立て直し、強い心が作れるのか?」そんな切羽詰まった私の疑問に、

哲学者の中村天風は正面から 「こうすれば、強い心が作れるのだ!」と断言し、

その具体的な実践方法まで、懇切丁寧に教えていました。

後で考えてみて、その日から私の人生は底を打ち、反転攻勢に向かって浮上してきたように思います。


古今東西、あらゆる哲学者・思想家・宗教家も、異口同音に「心は積極的に保つことが大切。」と言っています。

しかし、ほとんどが「考え方止まり」で、当時の私のように、立ち上がる意欲もなくなった消極的な心を

「どうすれば積極的に変えられるのか?」 を、誰にでもできる方法として、まさかここまで具体的に、正面から教えている哲学者はいない。

と、・・・・今でも感謝の念がこみ上げてきます。


私はその後、天風哲学を熱心に学び続け、実践し、心を立て直し、

電子マネー「パスモ」や「東京スカイツリー開業」などに携わり、

厳しい環境の中、世の中の進化と向上のために、プロジェクトを成功に導く原動力として働くことができました。


そんな感謝に値する「中村天風」の哲学を、私は15年に渡り研究し、リーダー実践力育成「大垣塾」でもお伝えしています。

中村天風の哲学は、経営の神様と言われる、松下幸之助さんや、京セラの創業者の稲盛和夫さん、大リーグで活躍中の大谷翔平さんに受け継がれています。

私もこれから、さらにしっかりと天風哲学を学んでまいります。


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