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おはようございます。
旭コータローです。

本日はちょっと暗めの内容なので、「負のエネルギーを受け取りたくない!」という方は、ブラウザバックしてください。

ここ最近のことや、昨日あったできごとを供養のような気持ちで書き記します。


僕は10年くらいずっと逃げ続けている自分自身との課題がありました。

はじめてそれを自覚したのはもっと前で、中学生くらいだったと思います。

そのときはそこまで深刻に考えてはいませんでしたが、大人になってからずっとずっと、暗い靄になって僕にまとわりついていたんです。

僕はその課題から、逃げて逃げて逃げ続けて今に至ります。

でも、昨日、「このままやったらあかん!!」と心の中で強く思い、肚で前に進む決断をしました。

そしてその内容を妻に伝えたのです。

5年越しの告白。

内容の詳細を書くことはできませんが、離婚になるかもしれないし、二度と子どもたちにも会えなくなるかもしれない。

そんな内容です。

正直、妻に「話があるから、子どもたちの寝かしつけが終わったら話そう」といったものの、いざ妻を目の前にすると怖くて怖くて震えが止まりませんでした。

言葉が胸の、のどの上まででかかっているのに、発声ができませんでした。

伝える言葉は非常に短かったのですが、声を絞り出すまで何度も何度も息切れをして、ときには大きく呼吸を乱しながらなんとか伝えられました。

1時間くらいかかってしまったので、待っていてくれた妻に感謝です。

僕は理念を掲げてライターとして、人間として生きていくことを選択したのですが、これが予想以上に苦しくて。

理念って基本的に高尚なものです。

「お金を稼ぎたい」

とか

「人の役に立ちたい」

とか

そんな漠然としたものでもなければ、
物質的な低次元なものでもありません。

理念とは、自分の生き方を決める指針である。

何度も何度も聞いた言葉です。

その言葉を聞くたびに、
自分が理念を人に対して語るたびに、
その生き方を体現できておらず、
真逆の生き方をしていることに
なんともいえない苦しさを感じました。

自分は生きている価値がない。
父親である資格はない。
理念を語る資格もない。

と。

僕はとても汚い人間です。
平気でうそをつくし、卑怯だし、
こわがりです。

人に嫌われたくありません。
全員に好かれたいです。


でも、そんな自分のことを隠し続けていると、
心の声がこうささやくのです。

「本当は苦しいんだろう?
なぜ苦しいか。それが本質でないとわかっているからだ。」

そう、僕は自分が本当は
卑怯でなくて、嘘をつかない、
誠実な人間で在りたいと強く願っていて、
自分ならそうなれると
心のどこかで信じていたのです。

だから、現実と直面したとき、
あまりに苦しい。

苦しさのあまり、目を背けるようになりました。

そうしないと、小さな器では受け止めきれずに、
自分自身が壊れてしまいそうだったからです。

だから、そんな小さい自分を守るために
目を背け続けて、5年以上の月日が経ちました。

特に、ここ1~2か月は本当に苦しくて、
どうすれば死ねるのかばかりを考えて、
誰もいないときにキッチンにある包丁を
頸動脈に突き立てて、死のうとしたこともあります。

それでも、死ねませんでした。

何かに強く包丁の柄を握られているようで、
刃がまったく動かないのです。

今思うと、亡くなったおばあちゃんが必死に
僕を守ってくれたのかもしれません。

包丁を手放し、床に突っ伏して
大きな声で泣いたあと、
どうしてよいかわからず、
また、思考の海を彷徨う毎日。


でも、昨日僕は家族みんなと動物園に行き、
考えが変わりました。
すごく楽しかったんです。

また、一緒にみんなで出かけたいと思いました。

これまでは、
仕事が上手くいかないのはスキル不足のせい、
理念を体現できていないのは自分の意志が弱いせい、
子どもを怒ってしまうのは、自分のキャパがないせい。

「とにかく自分が悪い、自分に能力がない」
と自分を責め続けていました。

もういい加減変わらなければいけない。

と思い始めたときに、決定的なことが夜に起こります。

2歳の長女を寝かしつけようとして半ば無理やり布団に連れて行ったら、
激しい抵抗にあいました。

「まだご飯食べたい!!」と大泣きして抗議すること30分。

昨日はお昼寝をしていなかったので、早く寝てもらいたい気持ちが強い僕は、自分の都合で長女を寝かせようとしていたのです。

当然反発をくらい、何度も寝るように言ったのですが、話をきかず。

ついには僕の方が折れました。

そしてご飯をたべると満足して、ものの5分くらいで眠りについたのです。

その時に僕は、「自分はここまでぶつかれてるかな?わがままでいれてるかな?自分に素直に生きられてるかな?

と思ったんです。

いや、まったく生きられてないな。

逃げて逃げて・・・
逃げ続けた人生だったなと思い、長女の横で声を殺して号泣しました。

だからこそ、僕は妻に伝える決心をしたのです。

今は気持ち的にも落ち着き、妻と一緒に課題を解決しようと思います。

長くなってしまいましたが、本日は以上です。
ありがとうございました!


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