不登校児は布団の中
「つらい‥」
ただいま〜というと
この一言が返ってきた。
泣いている。
朝も泣いていた。
新たな出発をしたbooの姿に
mooは動けない自分を比較して
つらいのか?
わからないけど、とてもつらそう。
「ゆっくりやすみなさい。
家で好きなことをして
過ごしていいんだよ。
大丈夫、大丈夫。」
何度も背中をなでる。
「母はちゃんはmooが
生きていてくれたら
それでいいよ。
学校だけが
全てではないよ。」
へっ?はっ?booったら
こんな言ってるわ。
なんか立派な母ちゃんたちの真似事を
言ってみたら
mooは安心したような顔をして
「夕飯一緒に作るよ」
と笑顔になった。
あらまあ、不思議。
レジリエンス!!
魔法学校で習ってもないのに
このレジリエンス!!
しかし今日も我に言い聞かせる。
人間万事塞翁が馬!
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