子供ながらに見えていたテレビの外側

子供の頃から、テレビという「箱の中」に映し出される「ドラマ」が大好きだったのだけど、
同時に「箱の外」を想像するのが常だった。

箱の中には「女優さん」や「俳優さん」がいる。
そして箱の外には、「監督さん」や「ADさん」が見えていた。
「この辺に音声さんがいて、ここにカメラマンさんがいるんだろうな」
そういうのを常に想像していた。

それが異常にワクワクする理由だった。

話は変わりますが
高校生の頃、そういう進路へ向かいたかった。
夢は叶えられなかったけど。

驚いたことに、40代となった今
全く関係ない分野から、舞台裏などの仕事を請負うようになった。

制作。作品づくり。
「あ、これ、やりたかったことだ」と。
心のどこかに諦めきれないものがあると、遠回りしてでもそこに辿り着いてしまうものなのかもしれない。

何がいいたいかというと、
ドラマ好きが高じて、なにか仕事に繋げられないかと模索して。
私はフリーランスなので、「好きなことは仕事にしてしまえ」と思う節がある。

どんなに好きすぎるものがあっても、それが生活に支障をきたしても、仕事にしてしまえば必要な時間となる。
なので、「依存ではない」と思っている。

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