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セイコーマートのワイン(北海道ローカルネタ)

 私は二十歳前後成人してから数年間は、お酒と言えばウィスキーの水割りだった。好き嫌いというよりは、その時期はダイエットをしていたので、とにかくヘルシー(?)なお酒を飲む必要があったからだ。

 ダイエットがちょうど成功した大学4年生のころ、父がワインにすこしはまっていた。程度としては、どこぞの金賞受賞ワインの何本かセットをお取り寄せという感じで、ワインセラーを自宅に設置みたいな話ではなかったのだが、私もそのご相伴に預かっていた。というか、勝手に飲んでは酔いつぶれていた。

 数年後、大学院で出会った先生が、セイコーマートのワインは結構いいという話をしてくれて、ゼミの後で何度かワインを飲む機会を設けてくれた。

 セイコーマートは北海道を中心に展開されているコンビニチェーンで、近年たまにお弁当が美味しいということがバラエティなどで喧伝されているのを見かける。

 ただ、先生の教え(?)を受けた私にとって、セイコーマートはまず第一にワインショップだった。
 まず、低価格。500円前後のワインが赤白複数あり、しかも品質もいい。あと、値段の変化に伴うクオリティの変化も結構大きい気がする。500円のものも美味しいのだけれど、1000円を超えるものは飲み比べると違いが結構はっきりしている(気がする)。結局どっちも安いので、飲み比べが気軽にできる。

 私はグルメではないので、ワインは赤くてアルコールが入っていればわりと何でもいいほうだし、全国チェーンのコンビニで販売されている低価格のワインも美味しいと思うのだけれど、北海道ではセイコーマート以外のコンビニでワインを買うという選択肢は基本的にない。

 残念なのは、北海道に旅行で来る人は、基本的にコンビニでワインを買わないのではないかということなのだけれど、飲み足りないときには買って見てほしいし、最近(私が札幌にいた頃はなかった)は通販で買えるので、飲んでみてほしいと思う。

 個人的に、安いものはお値打ち感があり、それなりの値段のものは納得感があると思う(国産ワインについては飲んでいないのでわからない)。

 ちなみにトップ画像のワインは↓。700円台でこのクオリティはかなりお買い得だと思う(飲む前にしばらく空気に触れさせた方がいいかも)。


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