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”やってみたい“を引き出す

こんにちは。現役保育士のMoKuです。
季節が徐々に秋らしくなってきましたね。現在のクラスを担当して早くも半年が経とうとしています。
現在は0歳児クラスを担当しているのですが、日々の成長が目まぐるしく、感動をたくさん与えてくれる子どもたち。こちらが元気をもらえます☺️

今日はそんな0歳児クラスのお話です。

食事の際に、衣服が汚れないようにエプロンを、食前食後に清潔を保てるように手拭きタオルを使用しています。
使用したエプロンとタオルは保育者が個人の袋に片づけるようにしています。

Aくんは色々なことに興味を持っていて好奇心旺盛。どんなことに対しても、“やってみたい!”気持ちで溢れていました。それに加え、遊びの中で「物を運ぶ」という事がブームになっていました。

その気持ちや遊びの姿を踏まえ、一度エプロンを一緒に片付けてみることにしました。初めは保育者が片付けている様子を見て、キョトンとするAくん。それでも最後までじっと観察していました。興味を持ってくれているのだと思い、毎日同じことを繰り返してみました。すると、ついにAくんが自分からエプロンと手拭きタオルを持ち、袋へ入れようとしていました。
今では自分の袋の位置も認識し、食後の楽しみの一つとなっています。

決して無理に教えたわけではないのですが、興味を持って観察し、自分でもやってみたいという意欲を持って向かってくれました。興味を示す素振りがなかったら伝えることは止めておこうと思っていたのですが、やってみなければ興味の有無も分からなかったので伝えてみて良かったと思います。

何よりも喜んでしてくれているAくんの笑顔が、Aくんの気持ちを表現しているように感じます。

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