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皆さま、こんにちは! お元気ですか?
夏の疲れもピークになっている頃ではないでしょうか?

今回は、疲労回復に効果的な
「麹と酒粕」の簡単活用法を紹介します

ご存じの通り、日本の伝統的な発酵飲料の
甘酒」は飲む点滴と言われるほど栄養価が高く、
食欲が落ちるこの時期には、ピッタリの飲み物ですね
健康に良いだけでなく、美容効果もあります
今は手軽に購入でき、様々なフレーバーもありますね!
甘酒は大きく分けると2種類
麹で作る麹甘酒」と「酒粕で作る甘酒」があります

そもそも、米麹とは?
お米に麹菌を繁殖させたもので
生タイプと乾燥タイプがあります
私は手に入りやすい乾燥麹を使っています

私は麴甘酒の甘さが苦手なので
麹水』にして飲んでいます
麴甘酒よりもクセがなく甘さもスッキリして飲みやすいです
作り方は麹を水に浸すだけで簡単なので、甘さが気になる方は
ぜひお試しください

麴の栄養・効能
ビタミンB群、ミネラル、消化酵素、アミノ酸等の働きにより、
免疫力アップ、疲労回復、精神安定、腸内環境改善、貧血予防、
血糖値の上昇を抑制、血圧抑制、代謝促進、ダイエット、美肌、美髪

乾燥タイプ玄米麹

麹の栄養たっぷり!「麹水」の作り方
(容器)
 蓋つきの容器、ボトルなど
(材料) 
米麹 100g (麹は板状でも乾燥タイプでも〇)
ぬるま湯(40°くらい)500cc
(作り方)
米麹をほぐして、容器に材料を入れ常温で3~4時間
お湯が冷めたら冷蔵庫に入れて7~8時間程浸す

麹水はさっぱりしているので、水の代わりに飲んだり
底に残った麹はそのまま食べてもよいし、料理にも使えます
※レシピには、2度使用できるとありますが、味が薄くなります
※玄米麴は、白麹より柔らかくなりにくいので、少し長く浸すといいです。
玄米麴水は、やや酸味があり甘味は白麹水より少ないです

麹水と麴甘酒との違い

麹水と麴甘酒は原料は同じですが
米麹甘酒
は麹をじっくり発酵させることにより
ブドウ糖やオリゴ糖を作り出すので点滴と同じような
エネルギー補給になります
しかし、摂りすぎると血糖値が上がりますので
ダイエット中なら、食事の代わりに置き換えにするなど
工夫するといいですね
麹水は水に浸すだけなのでブドウ糖の量が少ないのです
そのため、麹の栄養効果はそのままで、血糖値の上昇抑制効果があります

白麹は玄米麹より浸す時間が短い時間で柔らかくなる
柔らかくなったら粒を潰して滑らかに
容器の底に残った麹をサラダに乗せて…栄養価もアップして満腹感あり
内容:ベビーリーフ、ワカメ、梅酢漬けの大根、人参ピューレ、ベランダのバジル、クルミ、塩こうじ、オリーブオイル、ハーブソルト、酢少々
玄米麴は白米麴に比べて柔らかくなりにくいので浸す時間を長くします
底に残った玄米麹は、粒が残っているので、そのまま食べるより
みそ汁、スープ、煮物、炒め物など料理に使っても
白麹の塩こうじがなくなったので、玄米塩麴をつくりました。通常2週間かかりますが、夏場なので12日くらいで出来上がり!白米麴より香りとコクが強い!もろみ味噌のような味です
毎日かき回している時の香りがすでに美味しい!
個人的にはこちらが好みです

麹水の使い方いろいろ
美肌効果があるので化粧水代わりに使用したり、
残った麹で肌をパックしてもいいし、お茶パックなどに入れて
お風呂に入れてもいいです♪
※パックにする時、好みでクレイやオイルなどをプラスしてもgood!
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続きましては、酒粕です!
冬だけじゃない!簡単酒粕活用法
「酒粕って?」
酒粕は、日本酒を作る過程でもろみを搾った後にできるものです
(もろみ=酒米に発酵菌を加えてできます)
栄養価が高く、昔から様々料理で活用されています(粕漬けなど)
以前は、酒を仕込む冬しか手に入りませんでしたが
最近では、いつでも購入できます♪
酒粕は、栄養豊富なだけでなく、美容成分も多く含まれています

栄養価、効能
ビタミンB群:エネルギー代謝、皮膚粘膜を健康に保つ
疲労回復、脂肪燃焼、肌荒れ防止
コウジ酸、アルブチン、メルラ酸:美白成分、肌のきめを整える
食物繊維:腸内環境を整える
冷え性改善。身体づくりに向いています

酒粕を料理に使う
そのまま食べても美味しいです
・フライパンに油を引き適量の酒粕をちぎって少し焦げ目が
付くくらい焼く!チーズみたいで美味しいです!油なしでもOK!
・お肉を焼くとき、ちぎった酒粕を入れて焼く
・鍋、粕汁、煮物や炒め物、スープ、味噌汁に入れると旨味アップ!
・魚、肉の下ごしらえ:柔らかくした酒粕に肉、魚をつけておくと
臭みが取れて旨味がアップ!お肉も柔らかくなります!
※酒粕は冷凍保存できるので、常備できますよ♪

酒粕甘酒(1人前250ml)
 お湯 200ml
 酒粕 30g
鍋に湯を入れ沸騰したら酒粕を入れ混ぜる
酒粕が溶けてなじんだら出来上がり
※好みで、ハチミツ、甜菜糖などの甘味、生姜、塩を加える
※アルコールの弱い方、お子様は量を減らすか、加熱時間を長くして
アルコールを飛ばしてください

美肌効果
日焼け、保湿効果に優れています
酒粕パック
用意するもの
ジップロック、または蓋つきの容器
酒粕 100g
精製水 100ml~200ml

「作り方」
容器に酒粕を入れ固さを調節しながら精製水を加えてできあがり
「使い方」
顔や体に塗り5~10分ほどおいて洗い流す
お風呂に入れても、とっても気持ちがいいですよ!
★クレイ、好きなオイル(ホホバオイルなど)精油をプラスしてもgood!
※使い切らない場合は冷蔵保存して早めに使い切りましょう
※満月の日は吸収力が高まるので美容効果がUPします
※酒粕は酸化防止剤や添加物が入っていないものをお薦めします

おまけ
『ぜひ作ってみて欲しい!砂糖なしで自然な甘さ!』
あんこ大好きな人におすすめ!超簡単【小豆麴】

道具 炊飯器、布巾、温度計
材料
①小豆 200g 指で潰れるくらいに煮る
②米麹 200g (小豆と同量)
③水 1cap~微調節する

作り方
1:炊飯器に柔らかく煮た小豆と麹と水を入れよく混ぜる
※水の量はドロッとするくらいにする、少ないと発酵が上手くいかず
多いと水っぽくなる
2:炊飯器の蓋をせずに、濡れ布巾をかけて保温にして5~6時間置く
 2~3時間ごとにかき混ぜて濡れ布巾が乾かないようにする
※水分が少なくなってきたら、60°くらいのお湯を少し足す
でき上がり!1週間くらい冷蔵保存できます!

※小豆はその形が似ていることから腎臓に良いと言われています
利尿作用、むくみに効果があります。体を温めます。
ポリフェノールたっぷり、鉄分、食物繊維、ビタミンB1
美容、貧血、整腸作用、血糖値コントロール

終わりに
日本の食卓を支える菌って素晴らしいですよね~
世界各地に色んな菌があると思いますが
日本に生まれてその土地で採れたものを食べてきたので
自分には日本の発酵食品や菌などがあっている気がします
今はレシピもすぐ調べられて便利ですね♪

菌について、面白くてとても勉強になる漫画
「もやしもん」興味がある方はぜひ!
https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000000069

最後まで読んで頂きありがとうございました
麹と酒粕が好き過ぎて、長文になってしまいました
素人ですので、間違っているところがあれば
どうかお許しください

どうぞ、穏やかな毎日をお送りください
いつも、皆さまの暖かいお声に感謝しています
















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