はじめて凧をあげる

12月末、大学の友達が仕事の友達で紹介したい人がいるので会わないかと連絡をくれた。1月頭に会うことになった。ただ初対面の人がいる中で夜にお酒だけ飲む、みたいな会い方が個人的に好きではない(絶対うまく話せないから)ので何か手はないかと考えていた。誘ってくれた友達が海沿いに住んでいるのと、正月も明けたばかりなので「海で凧あげない?」と誘ったらとっても同意してくれた。3人で凧を上げることになった。

集まる前、ドンキホーテでブルーインパルスの絵が書いてある凧を買った。
凧あげ難しそうだなと思っていたが、海風のおかげかすぐにふわっと浮いた。その日の天気は晴天。真っ青の空にブルーインパルスが映えた。3人で凧をあげるために浜辺を走りまくった。ついでに買った縄跳びも跳んだ。

走り疲れてカフェで休んでいたら、気づいたら空も暗い。
帰ろうかと駅まで歩いていたら友達が「あ」というのでなんだと指さした方向を見ると、おっきい月が建物に反射していた。今日は満月なんだって、と言いせっかくなら生で見たいよねとみんなで反射角を計算して月がいるであろう方角を見た。でも建物に隠れて見れなかった。

今日はずっと空を見ていたな、と思った。

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