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家のソーラーパネルで稼ぐにはどのくらいかかるのか

ニュースサイトを見ていたら米国の事例だが、家にソーラーパネルを付けたらどのくらいで稼げるようになるのかという記事があり、結構詳しく書いてあったのでざっくりと備忘録として書いておこう。
ちなみに元の記事はこちら [How Long Does It Take for Solar Panels to Pay for Themselves? (cnet.com)]

ソーラパネルの価値を考えるには

ソーラパネルを家に取り付けようと思ったら、まず考えるのはどのくらいで稼げるようになるのかということではないだろうか。
ソーラパネルが発電した電力で家の電気をまかなったり、電力会社に売ることで設置費用を回収することを考えると思う。
ただこれがかなり変動が激しいらしく、同じ地域でも家によって試算が変わるそうな。

では実際にかかる費用としてどんなものがあるのかというと以下となる。

  1. ソーラパネル本体の費用

  2. 工事費

  3. ローンで購入した場合の金利

  4. 電力を売った時の税金

一方ソーラパネルなどには政府から補助金がでるので、その分は経費を浮かせることができる。
では具体的に参考価格を入れてみると、ソーラパネルの設置込み費用を$25,000の場合、補助金が$10,000出ると残りは$15,000となる。この費用から家で消費する電力代も加えて電力会社に売った分を換算するとおよそ年$1,500として10年ほどでペイすることができるそうな。
(大抵の場合は6年から12年の間に落ち着くとのこと)

ソーラパネルの懸念点

一方で、ソーラパネルを設置するにはいろいろ検討すべき点がある。

1.日照状況や地域によっては思ったほど発電できない。
山間や大きな木がある家、雨や冬に曇りがちな地域などではソーラパネルが効果的に発電できない。
また雪が降る地域では、パネルに積もった雪を下すなどしないと発電できないので余計な作業が発生する。

2.屋根の補強が必要な場合がある
古い家ではソーラパネルを設置することを考慮されていないので、補強工事が必要になる場合がある。
また木造の家の場合、火災の対策を徹底しなければならない(DIYでパネルを設置する場合は特に)。

3.ソーラパネルが壊れたときの費用が掛かる
何らかの原因でパネルが壊れると予期しない修理費が発生する。
特に安物のパネルや、DIYで正しく取り付けられていないと壊れやすいとのこと。
対策として保険を掛ける方法もあるが、その分資金回収の年数は伸びることとなる。

4.電力費用の変動
電力会社が購入してくれる費用も物価や電力使用状況により変動するので、安定した収入としてソーラパネルを当てにすることは難しい。

まとめ

上記の懸念点はあるが電気代の抑制や収入源、環境にやさしいエネルギーとして考慮するのもいいんではないかとのことでした。

あと米国ならではなのかソーラパネル付きの家は、家の価値を高めてくれるそうな(ホンマかいな)。
ということなので、ソーラパネルを検討されている方は一つの参考にしていただければと思う。

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