決意を新たにすることの虚しさについて

決意を新たにすることの虚しさについて

決意を新たにすること、一見自己を顧みて反省を促し、自分を変えるためには有効な手段のように思える。

が、自分自身散々な目に会う度に決意を新たにしてきたが、全くと言って良いほど変わっている実感がない。

ここで引用
『人間が変わる方法は3つしかない。ひとつは時間配分を変える、ふたつ目は住む場所を変える、みっつ目は付き合う人間を変える、この三つの方法でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を変えない限り、決意だけでは何も変わらない。』大前研一【時間とムダの科学】

実際には上記の本を読んだことはないが、引用されているのを見かけることが多い。

自分は決意を新たにすることが大好きである。

なぜならば決意を新たにしないとやっていられないほど人生において後悔することが多いからである。

決意を新たにすることは自分の気持ちを前向きにしてくれる。

前向きになること、それ自体は良いことのように思えるが、自分自身は全く変わっていないので自己満足でしかない。

20代の頃に自己啓発本の類を読み漁っては前向きになっていたが同じようなものであろう。

「いったいいつまで繰り返すつもりなんだ、こんなことを。。。。」
かつて福本伸行の漫画の主人公の黒沢が冒頭で呟いていたセリフである。

自分も呟きこそしないが同じ感情を日々抱えている。

もう繰り返さないためにも、

やはり人間は行動することでしか変わらない。

そのためにはまず一番簡単であろう時間配分を変えることから始めてみよう。

まずは起床時間、そして出社時間、これらを抜本的に見直すことができれば細部も変わっていくに違いない。


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