マイナス波動体の特徴と対策

マイナス波動体(幽霊)のマイナスレベルが低いほど、その容姿は醜く凄惨なものになる傾向がある。

自分にはマイナス波動体の容姿は観えないのだけど、マイナス波動体の容姿が観える人と擦り合わせていくとその様な傾向が観えてくる。
交通事故などで酷い苦しみの末に亡くなった方の場合、そのマイナス波動は重く沈んだ感覚がある。
そしてその容姿は血だらけで体はグチャグチャに破壊されたフォルムでいるとの事だ。

しかしその波動状態が故人を悼む気持ちや優しい想いなどで緩和ケアされ改善されていくと、醜かった容姿もより良くなった波動状態に比例して良くなる。
変な話だけど、浮かばれない幽霊にプラス波動を強制照射していれば必然的にマイナス波動は消化されて在りのままの状態であるプラス波動体となり、それぞれが各々にふさわしい波動レベル階層へ向かっていく。
それがいわゆる天界というものなのではないかと思う。

そんな単純な仕組みなのだけど、それを念仏とか祈念とかいった手段をもった宗教がやたら複雑化してしまっているように観えてならない。
とてつもないマイナス波動体(歴史的怨霊など)は別として、その辺にいるほとんどのマイナス波動体は単にプラス波動を与えればより良い状態になり昇華されて行く。
太陽から地球へ降り注ぐ段階のプラス波動は微々たるものなのでそれによって浄化されるには数十年〜数百年掛かる場合もあるだろうけど、太陽の波動そのものを照射出来る人というのが少数ながら存在している。

昔、怪異の起こる場所で座禅をするだけで一切の怪異が収めてしまうというお坊さんがいたのだけど、その人は座禅をする事で強力なプラス波動を周囲へ照射していたのでしょう。
いわば小さな太陽がそこへ顕れたに等しい事だと思う。
そんな強烈なプラス波動にあてられたら怪異を起こすマイナス波動が弱められるまたは消化されてしまう。
禅には己の内にあるプラス波動の質を高めつつ周囲へ照射する働きがあると私は観ています。

ひどく荒々しく雑然としたマイナス波動は静寂かつ精妙なプラス波動に飲み込まれてしまう性質があります。
プラス波動の精妙さを深めれば深めるほどマイナス波動に対する威力は増して行きます。
何も恐れず、静かな微笑みをもって対処出来たのならほぼ最強なのではないでしょうか。

マイナス波動体というものは標的を見つけると、それをまず恐怖という得意分野へ引きずり込もうとするのが十八番です。
それが上手く決まって標的が恐れおののく状態になればもうやりたい放題(笑)
しかしそれに全く動じず平静または陽気を保っていたとしたなら、もはや「気が合わない」ので何をされても徒労に終わるでしょう。
マイナス波動体は根気がなく強気に出られる相手にしか手を出さない卑怯者なので、そんな相手からはすぐ離れていく事でしょう。

マイナス波動体の特徴として、空気の澱んだ暗く陰湿なところを好む。
汚れた場所・散らかった場所を好む。
悪口・中傷・陰口を吐く人を好む。
怖がり・つけ込める人を好む。
といった具合に良からぬ状況にあればあるほどその状況と気が合うので居着きやすくなってしまう。
なのでこの逆の状況を作り出せばマイナス波動体にすとって居辛い環境となり、それ相応の好ましい存在が引き寄せられて来るでしょう。

マイナス波動体(幽霊・生霊)に悩まされているのなら、自身の周囲の環境を整然としたものに変えるだけでもかなりの防御対策になります。
換気・掃除・整理整頓という至極単純な事をするだけでもその場の波動状態はかなり良くなるので、変に技術や能力のある人に走る前にまずそんな基礎状態を正す事をお勧めします。
正された状態というものはかなり強力な護りがあるので、それだけで状況が良くなる事も多々あるかと思います。

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