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よちよちある記#551『日本の果物はすごい』

味覚が戻ってきて
毎日のお昼が楽しくて楽しくて

昨日は久々にあそこへ
お母さんが土鍋で炊いてくれてる
お米が美味しい
金曜日だから日替わりランチは
カレーライス

そして
ランチのお供はこちら
友人である大学さんの新作
『日本の果物はすごい』竹下大学

本を読みながらの食事は
お行儀悪いけれど…
本の世界へ旅してリフレッシュ

帯の紹介文より丸々と引用
柑橘、柿、ブドウ、イチゴ、メロン、桃ー秘められた魅力
日本の歴史を語るのに果物は欠かせない。なぜ柿は平安時代から生活用品だったのか。徳川家康はなぜ関ヶ原の戦い直前に柿と桃に願をかけたのか。ペリー来航の際、アメリカと対等に渡り合おうと日本が振る舞った料理に添えられた果物とは何か。太平洋戦争中、軍需物資として密かに大量生産されたのはどんなブドウだったのか。日本社会・経済発展の知られざる裏側を「果物✕歴史」で多種多様に読み解く「もうひとつの日本史」。

こんな感じで果物を歴史に紐付けて
書かれた本ってどんななのか
興味津々

歴史小説は好きでよく読んできた
一対一で向き合い
腹の探り合いしながらの心理描写
戦のシーンの迫力ある描写
他者を饗応する際の
食器に料理に色彩だけでなく
香りや味を想起させる描写

歴史とは人の営みの積み重ね
記号の丸暗記でなくて
血の通った人の営みそのもの

遠い世界の話だけど
自分と全く無縁な話でもない

はじめに を読む中で
ハッと刺さる文章に出会う

ーーー以下引用ーーー
果物は私たちの主食ではない分、「贈答用」としての価値が非常に高いからだ。来賓をもてなす食事の最後には、必ずといっていいほど果物が提供される。まして果物は主要作物と比べて品種の特徴や地域の特色を打ち出しやすい。つまりその地域や国の印象を大きく左右する力を持っているのだ。
ーーー引用おわりーーー

そうか
歴史小説の中に出てくるあのシーンにも
果物がきっと関わっていたはずなんだ

へぇ〜そうなんだ〜って感心する
まだ読み始めたばかりだけど

雑学博士になれそうな知識の宝庫
「柑橘、柿、ブドウ、イチゴ、メロン、桃」
それぞれに分かれてるから
自分の好きな果物からでも
興味のあるところからでも
どんな風に読み始めても面白いですよ

連休のお供にいかがですか?
おすすめです

今日もいい1日✨

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