チーズはどこへ消えた?感想
以前から、話題になっていたこの本を思いついて、読んでみた。
まさに、今の自分の置かれている状況をあらわしているようだった。
うちの会社は、公務員なので現状に満足して動こうとしない先輩がとても多い。
前例踏襲、なんの疑問ももたず、機械のようにはたらく。上司に意見なんてとんでもない。そんなふうに考えている人がとても多い。
転職?とんでもない!ここで定年まで働くのが当たり前でしょ?特に、40代以上の方でそう思っている方はとても多い。
私も、20代の頃はそう思っていた。でも、そもそも事務やいろんなしきたりに沿って働くことが苦手で、正直嫌いだった。
でも、そんな気持ちに蓋をして、頑張っていた。
そんな中、世間では働き方が変わっていった。
転職するとこは結構当たり前で、会社に行かなくても仕事ができるようになって、副業も当たり前になっていった。
そんな中、公務員の働き方は昭和からかわっていない。リモートワークなんてできないし、もちろん職場には毎日通って、毎日同じ席で同じ人と同じような仕事をしなければならない。
副業なんて、できない。
世間での働き方が変化して、今の働き方よりそっちの方がいいなって思っていたけど、まだ、異動があれば、今より居心地が良くなるだろうと異動するまで我慢していた。
でもある日、小1の壁で休みが多くなり、慣れない業務に嫌気がさして、我慢できなくなった。気づいたら、メンタルをやられていた。
そして、私は新しい仕事をしようと思い、少しでも興味があって、やりがいもあって、需要もありそうな仕事に就くために、学校に通うことにした。
そう考えたら、一気に気持ちが晴れていった。
私は、この著書でいうホーになろうとしているのではないか。
変化に順応してきける人になれるのではないか?
そう考えることができるようになった。
一概には言えないが、メンタル不調の原因が仕事にあるのであれば、それはキャリアを変えるタイミングなのではないかと思う。
メンタル不調になったことに、恥ずかしいことだとまだ感じる部分があったが、これは、キャリアを変えるチャンスでもあるのではないか、そう思えるようになった。
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