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メモが動かす力『メモの魔力』を読んで


概要

メモの一般的な役割として、記録するためであったり自分の考えや発見を残しておくことにある。

AIのような人工知能には真似することができず、メモの取り方次第で私達の世界観は変わっていく。

メモを取ることは、必要な情報を聞き流すのを防いだり会話の中で、話を深掘りすることができる。瞬時に言葉を受けるだけでは、どうしても人間の脳には限界が来てしまう。

端的にでもメモをすることで、物事の整理がしやすくなるのだ。

メモを取る場合、周囲のファクトに基づいて自分の言葉で抽象化し、行動に形として転用することを意識しなければならない。

当たり前のことと思えるが、難しい問いに出くわした際にこの流れが実行できるのか?

答えとしては、繰り返し練習し身につける他はないと思う。

生き方を変え、叶えたい夢や目標に繋がってくるため、初めてこの本を知ったという方は試してみて欲しい。

面白いと感じた部分

私は特に、自分に対して1000の問いを投げかけて自分を知っていく方法に興味を持った。単純に量をこなせば、自ずと人生を生き抜くための軸が見つかる。

学生時代から趣味や好きなこと、長所や短所といった軽い自己紹介は何度も行ってきた。

ただ、世の中に起きている事象に比べれば自分について半分も知らないのではないかと危機感を覚えている。

他者を知ることは大切だが、自分を振り返ることで誰かに言わずとも教えを手に入れることが可能だ。

私自身、問題をメリットやデメリットで分ける癖が付いていて抽象化することをしていなかった。しかし、転用するまでがより良く生き抜くための手段で、時間を見つけて少しずつ消化したいと考えた。

先に延べたが、1000の問いに一気に答えることは難儀だと思う。

学業や仕事に追われる私達は、日々の振り返りと並行して進めなければならないため、忙しく継続できるか不安でもある。

本の中で紹介された、やりたいことリストに基づき優先度を書いてみる

これだけは譲れない、徐々に解明していこうと思う質問に分けられるため是非とも取り入れていきたい。

まずはメモをすることで、普段と違った日常に没頭することができる。失敗しても、夢の実現や人生を楽しむうえで諦めず工夫して欲しい。

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