Vision Of Love/MARIAH CAREY

「マライア・キャリーの歌で一番好きな歌は？」と聞かれるとこれだと答える。

言わずと知れた彼女のデビュー曲。その後の彼女の快進撃はわたしがわざわざ語る必要はないと思う。正直なところ、ここまで成功するとは思わなかったが。。。こんなに成功せず、彼女にはもっとハングリーな感じでいてほしかったなあと思う。まあ、今さらそんなことを言ったところで彼女のアルバムを買うのをやめたはずはないのだが。

「Vision of Love」を初めて聴いた時、全身に衝撃が走った。「この人すごい歌うまい！なんていう人だろう！」と思ってラジオから流れる彼女の名前を聴き取ろうと必死で耳を澄ませた。しかしその時は曲名はわかったのだが彼女の名前をはっきり聴き取れず、悔しい思いをした。

しばらくしてテレビでMVが流れ、マライア・キャリーってきれいな人だなあと感動した。歌はうまいしきれいだし、売れないはずないよねーと思っていたら「Vision of Love」は全米一位。日本でもCMでアルバムがとりあげられるようになった。

わたしが見初めたアーティストが一発屋で終わらなかったのはこれが初めてだ。彼女はその後このアルバムとは路線をかえて行ってしまったが、今でも嫌いにはなれない。

久しぶりにこの曲のことを思い出したので記事にしてみた。くだらんババアの恋愛記事よりかはこういうののほうがみなさんも読んでて楽しいだろうと思う。でも、また戻るけどね(笑)

『Mariah Carey』(1990)収録。アルバムの一番目に収録されたトラック。曲調や詞の内容が演歌に似ているので、日本人は嫌いじゃないと思う。