【日常】錆びついた自転車 #3
こんばんわ。
今日はnoteを書き始めてから初めて迎えた休日です。
なんのとりとめもない事を書いて寝ようと思います。
沖縄に仕事で引っ越してから買った自転車がある。
黒いフレームで新品なゴムの香りを纏い、行きたいところに連れてってくれるニクいやつ。
そんな彼が真っ黄色になって佇んでいた。
ここ3ヶ月ほど、自転車で遠乗りも近所の散策もせず
自転車カバーをかけて置いておいたのである。
私が住んでいるアパートには駐車場が3台分、駐輪場が約15台程
停泊できる敷地がある。
しかし駐輪場には屋根が無く、酸性が高い沖縄の雨も潮風を守る壁も無い。いわゆる野晒しといわれる状態だ。
自転車カバーなどあってないようなもので、そのチェーンは固まり
もはや漕げるような状態ではないのは素人目から見ても明白だった。
よってサイクルショップに持ち込んでチェーンの交換を申し込んだ。
作業時間は約1時間ほどで終わり、受け取りに行くと
彼はそのチェーンをキラキラと輝かせ、乗っていくかい?と言わんばかり
の態度で私を待っていた。
ペダルを踏み込むと軽やかに加速し、ぐんぐんと私を運んでくれる。
20分かけて歩いた道も、こいつとなら10分以内で戻ることができる。
なんて便利なんだ。自転車。すごいなお前。
そのまま途中のスーパーに寄って夕飯を買って帰路についたのである。
自分も湯船に浸かって、ボディソープで身体を磨いてとても気持ちがいい。
風呂上がりのリンゴ酢の炭酸割りを飲んで、布団に潜る。
今日を気持ちよく締める事ができる。
ありがとう自転車。ありがとうサイクル修理屋さん。
ご拝読ありがとうございました。
おやすみなさい。
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