見出し画像

お勧めできない!FX証拠金維持率トレード

おはこんばんちは。ゴマフです。

今回は、自分がFXを始めた当初に活用していたトレード方法についてです。今思えばお勧めできない、失敗トレードについて書いていきたいと思います。

証拠金維持率トレード
その名の通りなのですが、
以下の写真のように証拠金維持率がありますよね。

この「証拠金維持率(%)」が50%以下(会社によって異なる)になると強制ロスカットとなり資金が0になります。
そのルールを逆手にとったトレード手法が「証拠金維持率トレード」

僕がFXを始めた当初、
FXスクールの講師の方が「FXは証拠金維持率が50%以下になると強制ロスカットになるルールなので逆にポジションがマイナスになっても損切しなくていいんです。
チャートは行ったり来たりするのでプラスになるまで根気よく待ちましょう。マイナスが大きくなったら他のポジションでプラスをとった分で相殺していき、最終的にプラスで終われば勝ちなんですから。」

言ってることは理解できますし、マイナスになったからといって損切ばかりしていては損切貧乏になってしまうことにもうなずけます。
確かにレンジがつづけば問題ないトレード手法だと思います。
でも経済は日々刻々と変化しており、いつもチャートが同じところに行ったり来たりなんてしないですよね。
以下に挙げる点が考慮されておらず僕はこの手法を断念しました。

1.機会損失が大きい
2.大きな額を稼ぐことが難しい
3.強いトレンドに対応することが難しい

1.機会損失が大きい
プラスになったら決済を繰り返していくとマイナスのポジションが必然的に増えていきます。
場合によってはマイナスポジションを1週間やそれ以上の期間、塩漬けしていることなんてよくあることに。。
トレンドが長く続く期間を利用して一方向に大きくlotをはるというFXの特権であるハイレバレッジをかけることが難しくなってきます。
そういった意味合いで機械損失というのは避けることができなくなってしまい、もったいなさがありますね。

2.大きな額を稼ぐことが難しい
ポジションは常にマイナスを抱えたままとなり、新たにポジションを持つたびに証拠金維持率は下がっていきます。チャート分析もしないトレード手法のためこれから自分の想定している方向に進むのか確証が持ちにくい点があげられます。
トレードは戦略的撤退(損切)も必要で、マイナスポジションを持ち続けるとメンタルが必ず疲弊します。実生活の充実を図るためにトレードで稼ぎたいのに、チャートばかりが気になっていては元も子もない話になってしまいますよね。

3.強いトレンドに対応することが難しい
以下のドル円日足チャートの写真をご覧ください。

ドル円 日足

青丸でショートのポジションを持ってしまった場合。(2023.7.14)
2024.1.14現在でもまだチャートは帰ってきていません。
それよりも円安がずっと続いていることが連日ニュースでも話題となりファンダメンタル的にも強いトレンドが約束されていたにも関わらず、ショートポジションを持ち続けることにリスクとロングポジションにlotを大きく張ることができないことにじれったさを感じませんか?
みすみすチャンスをつぶして強いトレンドに乗れないことがもったいないですね。

まとめ
証拠金をたくさん準備できる方は向いているトレード方法だと思います。
ただFXをこれから始める方や手法がまだ確立していない方(資金を安定的に稼ぐことが未だの方)はまず、自分の''型''をつくることを始めるべきだと思います。
その後に自分の型と並行して小さく稼ぐ方法として、稼働させることは悪くはなさそうですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?