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水平線の引き方、使い方
お疲れ様です。ゴマフです。
今回はチャート分析や環境認識で使用される水平線の引き方についてまとめてみました。
ぜひ、ご覧ください。
以下の項目で紹介します。
1.水平線の意味や目的
水平線を引く時に意識することは
「現在値がどの波の中にいるのか?」
「どのチャートパターンで動いているのか?」
この二つを明確にし、導き出すために水平線を引くことが大切です。
また環境認識では仮設が大切で、
こう動いたらこの後こうなる。こっちに動いたらその後こうなってこのポイントまで動く。
といったようにいくつかのシナリオを考えておくことが必要です。
その際に現在チャートはどの波の中で動いているのか把握するために水平線を引く考え方が大切になってきます。
水平線はあくまでも補助的なツールです。
エントリー根拠とするには水平線のみでは弱いです。
しかし、ゴールドやシルバーに限り水平線のみで値動きの方向がきまる場面はよくあります。
ゴールド、シルバーをメインでトレードされる方は特に水平線の引き方をマスターできればより可能性の高い方向に対してエントリーできるので強みになりますよ。
2.水平線の引き方
環境認識で線を引く意味は
「全体の方向感の把握だけでなく意識される水平線上での利確や損切りなどを含めたトレード判断に活かすことができるから」です。
トレードの勝率に直接影響がでてくるので引くポイントをしっかりとおさえていきましょう。
この後実際のチャートを用いて解説していきたいと思いますが。
月足、週足、日足のみに水平線を引くことができていればokです。
線を引くポイントは直近の戻り高値、押し目のみで充分です。
注意点は、ローソク足実体とヒゲ先端両方引くことです。
上昇1波をつくり2波となった押し安値に水平線を引く。この水平線を下抜けしたら上昇トレンドが崩れてフラット(方向感のないチャート)になると判断できるということですね。(図1参照)
![](https://assets.st-note.com/img/1714747709580-K7qY1ouXuD.jpg)
水平線と同じく環境認識でよく活用されるのがチャネルです。
特に日足ではチャネルが意識されやすいので積極的に引いていきましょう。
理由は、4時間足は効き目が弱くすぐに崩れやすいです。
週足以上では効き目はありますが、範囲が広いのでどのトレンドで動いているのかわかりにくい所があるからです。
チャネルの中間ラインにチャートの反発が多頻度ででていればそれは上手く引けている証拠になりますよ。
こちらは次の実際のチャートでご紹介します^^
3.実際のチャートを分析
![](https://assets.st-note.com/img/1714568856794-Jp6l2MQS7M.jpg?width=1200)
XAUUSDの日足チャートです。上昇トレンドの下限に合わせてチャネルラインを引いています。
中間ラインの青の点線には緑丸で示した複数の場所で反発の確認ができますね。
こちらはトレンドラインが意識されている証拠といえます。
またエリオット波動2波の最安値にオレンジの水平線を引いております。
このラインより下に行った場合、トレンドがフラット(方向感のないチャート)になると判断できるという意味になりますよ。
先にも述べた通り、水平線やチャネルラインのみではエントリー根拠として弱い部分があるのでエリオット波動やチャートパターン、ダウ理論など複数の根拠を見つけてエントリーできればより強い根拠をもって安心してポジションの確保ができるようになります。
ちなみに過去にダウ理論についてまとめた記事はこちら。参考にしてみてねε( c ´ω`)
4.まとめ
最後に水平線についてまとめると
水平線を引く時に意識することは
「現在値がどの波の中にいるのか?」
「どのチャートパターンで動いているのか?」
環境認識で水平線を引く意味は
「全体の方向感の把握だけでなく意識される水平線上での利確や損切りなどを含めたトレード判断に活かすことができる」
水平線はあくまで補助的なツールで、それだけではエントリー根拠としては弱いので他の根拠と合わせて期待値の高いエントリーをすること、または利確、損切判断に使用することという意味でしたね!
チャート分析をする上での一つの視点としてとらえておき、再現性の高いトレードを繰り返していくためにはシンプルな水平線の考え方が有効ですので、どんどん活用してトレードで利益を繰り返し出していけるように一緒に頑張りましょ!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました
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