誰でも『生命保険料は月5000円だけ』はまったくのウソ

これは全くのウソです。
解説します。。

『毎月の保険料は、人によって違う』が正解

これは、生命保険=民間の保険であり、保険とは商品(支払ったおかねとサービス)のことですが‥

その前に自己紹介です。
保険代理店で10年ほど営業として販売し、つい最近 地域1位の実績も残せて気が大きくなったものです。

共済を除く各保険会社のほとんどの商品が、加入時の年齢で保険料を決めています。
同じ死亡保障500万でも、25歳の方と70歳の方では金額が大きく変わります。
20歳男性→600円/月、70歳男性→13000円/月 どちらも10年間の保障です。

民間の生命保険は、公的保障の補填

死亡保障は、公的年金の足りない部分に。
医療保険は、社会保険の足りない部分に。

など、まずは『公的保障』の把握がありますが、こちらは年齢ではなく収入が大きく関係します。

わかりやすいのが、『高額療養費制度』というみなさん全員が使える公的保障があります。
1ヶ月の総医療費の上限オーバーした分は、国が負担しますよ、というやさしい制度です。

月収が53万以上の方は、上限額がおよそ18万ほど。
それ以下の方は、9万ほど、と倍近くの差があります。

※さらに83万以上と、26万以下、非課税世帯もさがあります。詳しくは検索を。
「高額療養費制度 収入」

以上のことから、『どんな家庭でも』『誰でも』『生命保険料は○○円!!』と断定はできません。

ですが、正しいと言える部分があります。
それは、『うちの毎月の保険料は、○○円まで!!』と決めることは、とてもよいことです。
あくまでも、保険はサービスです。そして、払ったお金に見合った対価かを計りにくい非常に複雑な金融商品です。

完全にはわからないから、毎月5000円くらいならストレスなく払っていける。という場合は、そのような保険料の決め方もよいでしょう。実際にたくさんの保険加入者が、毎月○○円なら‥と言って決めています。

『あなたの保険はかけすぎが9割』

もしわたしが、生命保険料についての本を書くなら、タイトルは
『あなたの保険はかけすぎが9割』ですかね。
これは、保険をかけすぎなひとが9割なのか、あなたの保険の9割が不要なのかあいまいでより多くの人を恐れさせるタイトルです。

それより、この記事をお読みのあなたの保険が「かけすぎ」な確率は99%ですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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