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学年をマネジメントする②

目標って大切

優秀なリーダーは必ず目指すところつまり目標を示してくれる。
だからこそ、何を大切に仕事をすればいいのかをよく理解することができる。

4月の初めに子供達と決める学年目標がある。
学年目標は、教師がどんな子供になって欲しいかを示すものだからこそ教師が明確に打ち出すことがマストだと考える。

よく子供達と一緒に決めるというやり方をする教師もいるが自分の目指したい姿がないという捉え方もできる。


目標を忘れる


夏休み前くらいに子供達に学年目標を聞いてみてほしい。
おそらく10人に1人くらいしか答えることができないだろう。
子供達にとって学年目標は意識してみようというものではない。
実は学年の教師もほとんど覚えていない。

この結果の責任はリーダーである学年主任である。
なぜなら、その目標を常に確認して指し示すことをしてこなかったからである。
目標を見失うと、全てのことが何となく進んでしまい説得力も一貫性もない指導や運営になってしまう。

どんなときも立ち返る場所は、学年目標であることを忘れてはならないのだ。

最後に、仕事は常に100点の判断ができるものではない。
80点の答えが二つあるときもある。

そのときに、何となくその判断をするのではなく、学年目標に立ち返り根拠ある80点を選択することがリーダーの役割である。

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