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Skervesenを手にした話をする!


初投稿になります
皆様こんにちは、Yunと申します。
普段はギターを演奏しております。
好きなジャンルはMetal、HardRock、Djentです!
今回は私が敬愛してやまないSkervesen Guitarsについて入手した経験を元に色々と書いていこうと思います。
これからオーダーするよ!したいよ!って方には何かの参考になれば嬉しく思います!


①完成したギターについて

完成直後にメーカーから送られてきた写真です。

Spec(太文字が特注ポイント)

  • 25.5" Scale Length

  • Swamp Ash Body

  • Poplar Burl Top Wood

  • Hipshot Fixed Bridge

  • 1x3 Way Pickup Selector

  • Ivoroid Binding

  • 24 Jescar Stainless Steel Frets

  • Wenge/ Bubinga 5 Piece Bolt-On Neck

  • Black Ebony Fretboard (No Inlays)

  • Blue Luminlay Side-Dot Fret Markers

  • Ocean Burst Graphite XVII Finish

  • Hipshot Locking Tuners

  • Dunlop Flush-Lock Strap Locks

  • Lundgren 'The One' Pickup Set

  • Custom Built Skervesen Flight Case

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②オーダーをした経緯

Skervesen Guitarsに置いて一番人気・有名であろう機種といえば
このRaptorでしょう!
Skervesenと言えば派手な杢目・美しいヘッド形状が特徴的なギターを生産している事で有名です。そんなSkervesenとの馴れ初めは、私の好きなギタリストが使っておりいつかは手にしてみたいと思っておりました。ですが、一般市場において流通している個体は少なく、更に自分の好みに合うギターを
探すとなると非常に時間がかかります。
「何年かかるか分かったもんじゃねー!!おら!オーダーすっぞ!」との事で意気揚々とメーカーのホームページに街灯に群がる虫の様にアクセスをするのでした。

③オーダーの流れ(私の場合)

  1. 欲しいスペックを決める

  2. 見積もりサイトで見積もりしてみる(予算感の確認)
    ※人によってはここで現地の人と相談や木材選定などをする

  3. 本仕様決め

  4. 正式にオーダー、製造を待つ

  5. 受け取り(2022 年 オーダーから約23ヶ月程)

このような流れでオーダーをし制作を依頼しました。
ここでスペック表に太文字で表示されている部分に少し触れると
トップ材のバール杢かフレイム杢、キルト杢の大まかに分けてこの3つの中から選べるのですがこちらはかなり悩みました。個人的にはフレイム杢の方が好みではあるのですが。
1,手持ちのギターでバール杢のギターを持っていなかった
2,バール材にはフレイム杢を持ったものもあるという情報をネットで拝見
この2点から今回はバール杢に決め、その中でも好きなポプラバールに決めました。
トップ材は特に拘りたかったので、ハイグレードのポプラバールを選択し
更にオプションで+50ユーロ(2024年現在で約8000円)で自分で木材を選ぶオプションを付けました。

・木材選定

約1週間のやり取りの後、ようやく自分が求めていた理想に近い杢目の
トップ材を手に入れることができました。
このフレイム杢とバール杢がバランス良く入り混じった杢目!完璧です!

そしてネック材は普通にメイプルとマホガニーの5pcのネックでもよかったのですが、折角オーダーをするのであればとウェンジとブビンガの5pcネックを選択しました。(音に関しては後程)

そして指板の選定に進み…

この写真では真っ黒に見えるでしょ?

エボニーの指板を持っていなかったためこちらも今回はエボニーを選択しました。
Black Ebonyと見積サイトの選択欄にはあったので真っ黒のやつが届くのかなと思ったのですが、届いたものは少々違いました。

このように少しマッカーサーエボニー?っぽい様な杢目が入った指板材が届きました。
まぁ遠目に見たら真っ黒に見えるしマッカーサーエボニーも希少な材みたいなのでお得かもしません笑

・製造過程

最初はドキドキしながら待っていたのですが、かなり長い期間での制作だった為、時折オーダーしたことを忘れることがありました。
忘れそうな頃にメールで製造過程での写真を送ってくれるのでそれを見て
「そういえばオーダーしてたんや!」って思い出して、写真を見てドキドキ・ニヤニヤしながら見てまたちょっとしたら忘れる
そして忘れた頃にまたメーカーから連絡が。。。。
といったようにして約2年という期間を待っていました。

塗装が完了した時点でカッコいい事を確信して、ニヤニヤが止まりませんでした。

・発送

そして!
約2年程の月日を経て、ついに発送のお知らせが!
更に1週間程待った末にSkervesenのギターが私の玄関のドアをノックしてきました。

美しすぎる!!

ギターケースを開けた瞬間、
息を飲むほどの美しい杢目,,,堪らんです
早速アンプを通して弾いてみた所
ピックを当てる前から音が鳴ってるんじゃないかと思うぐらいレスポンスが早いです
音は結構カッチリしていて雑味がなくスッキリした印象です。
良く言えばクリアな音、悪く言えば打ち込みっぽい平たい音
=これはネックの剛性が高い分、音にも表れているのかもしれません=
ネックの手触りはかなりサラサラしていて触り心地が良く、MayonesのようなCシェイプの様なネックシェイプになっています

サクッとリードを作り曲に合わせて弾いた物を載せておきます

④その他

ここまでSkevesenについて書いておりますが
2つ注意点がございます
それは、、
メールでのやり取りは英語のみ
メーカーのメール返信にバラつきがある、対応が結構ガサツ
という事です
①についてはご存知かと思いますが、メールでのやり取りは当然英語を使ってという事になります。英語が出来ない私にとってはハードル高いかな?と思いましたが

こちらのサイトを使ってオーダーからほぼすべて対応することが可能でした。
注意点※
長い文章は精度が落ちます、なので箇条書きで重要な点のみを書いていくことをお勧めします

②ついては基本こちらからメールを送ってから相手から返信があるまで早くて12時間~1日、遅くて3日~5日間と結構バラつきがある感じでした。
そして対応の方が一つの物事に関する事で細かい部分で3~4回とやり取りをしていると文章の半分ぐらいしか読んでもらえないという事があります。まぁそこは海外といったところでしょうか、重要なポイントに絞ってなるべく少ないやりとりでしっかりと読ませる必要がありそうです。

⑤まとめ

今回人生初のカスタムオーダーをしました。
翻訳サイトを使ってのやり取りでしたが、思ったほど難しいものではありませんでした。

自分は結果として、狙い通りの非常に満足の出来るものが出来たので良かったかと思います!特にトップ材!
Skerveseのギター欲しいけど市場に好みの物がない。。
どうせなら自分のギターを作りたい!
とお思いの方は、是非一度メーカーに相談してみてはいかがでしょうか?

長々と書いてしまいましたが最後までお読み頂きありがとうございました。



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