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欧羅巴旅26/75〔カッパドキア気球とグリーンツアー〕

〜念願のふわふわ気球を眺め、カッパドキアにしては緑いっぱいツアー編〜

メルハバ!

今日は5:00起き。
なんていったって、カッパドキアといえばの気球を眺めるんだもの!
流石にまだ眠たいけどとっとと準備をして外に出ると、寒い。凍えちゃう。
太陽の出ている昼間だと30°近くに上がり暑いのに、朝はこんなにも寒いのか〜。
上はカーディガンとユニクロのウルトラライトダウン、下はタイツにカーゴパンツを履いてるけど余裕で冷えるので動いて発熱!


カッパドキアの中心の近くで気球がよく見えるスポットをPoloが見つけてナビをしてくれました。

「あれちょっと行きすぎちゃった〜」と戻ってみても曲がれるような道はない。あれ???
近くをうろうろしてみても道はないので、しかなたく小さい崖の獣道を歩いてみることに。

崖やん


登っていいのかもよくわからないが、登ってみたら登れた。
そのまま獣道を歩いていくとよじ登れそうな小高い丘をいくつか発見。白い砂浜のようなサラサラの砂の登り道なので、とっても滑る滑る。周りには緑色の草ではなく、茶色のパサパサの木が生えているのでやみくもに掴むのは危なそうと察知。
登るには平面の道よりも多少でこぼこしていて、ところどころ岩が垣間見える道の方が歩きやすそう。登りはつま先に力をいれて細かく細かく、周りは真っ暗なので安全第一。
小さい時に公園や裏庭で山をよじ登っていた経験がここで生かされるとは、、!


なんとか登れて空を見上げてみると

わ〜!!気球が飛んでる!
か弱い朝焼けの影となってとても綺麗。

ただ、ゴツい岩がちょっと邪魔をするので下の道を歩いてた人に着いて行って別の場所でみることに。


すると

たくさん飛んでる〜!!!!


時間が経つに連れて太陽も登ってきます。


沢山の丸い気球がぷかぷかと空に浮かんでいます。
飛んでいるという表現よりも、空に浮かぶとかむしろくっついているように感じるかも。ゆ〜っくり上がってゆ〜っくり下がって、風に乗りながら移動していきます。
カラフルなふわふわ気球がどうしてもディッピンドッツというツブツブアイスにしか見えなくて、おいしそう。

この景色はトルコまで来て、そこから夜行バスに乗って睡眠不足と乾燥と戦いながらも見る価値に等しいですね。


気球をぼ〜っと立ってみていたら、凍えそうになったので近くのカフェでチャイとゆで卵。
カッパドキアは観光地なのでいいお値段のお店が多いのですが、ここはチャイ15リラと卵10リラとお手頃。暖かい飲み物を飲むと心も体もほっとします。


今日のネコ



今日はグリーンツアーという緑多めのツアーに参加します。

46€


カッパドキアには色々なツアー会社があって、会社ごとに少しずつ巡る場所が違います。なのでもちろん値段も違うのでエージェントなどを使い余分なお金を払うのではなく、現地で底値と会社の雰囲気をみて決めました。ここの会社みなさん人柄がよかったです。
本当にイスタンブールでおじさんにツアーお願いしなくてよかった〜(90€か9000円だったか)現地でもホテル経由で頼むと60€って言われた。


事務所集合で、マイクロバスに乗って出発。
最初は他の参加者の方のホテルにお迎えに向かい、全員集合し最初の丘へ。

ここからカッパドキアの街並みが一望できます。ゴツゴツ、とげとげ、さまざまな岩の形。
これはもともと海だったカッパドキアが近くの二つの山の噴火、また風や雪などの風化によってこのような形になったそう(Polo訳)
(もちろんツアーは英語なのでPoloがいないとちんぷんかんぷんでした、ありがとうすぎる)

続いて鳩の谷へ。

昔の人は伝書鳩で連絡を取っていたそう。イスタンブールで生まれた鳩をカッパドキアに連れてきて、「生まれた故郷に帰る」という本能を使いイスタンブールの人とコミュニケーションをとっていたらしい(Polo訳)。なぜかはわからないがメスの鳩の方が多くいたみたい。すげ〜〜。

やっぱりこんなにも岩や山だらけだから空の交通手段を使うっていたのね〜それも気球と関係ありそうね。


大きいラクダ


それからトルコ石の製作所見学と販売。

手が買って〜といってますが、誰も買っていなかったですね。
日本人と店員さんに知られてから、私たちの後を付き纏われていましたね。キラキラしていてとても綺麗でしたが、本物かどうか怪しいという以前に買うお金もないです。ごめ〜ん(棒)


トルコにくるとこの青い目の石をよく見かけるのですが、これはどうやら魔除けらしい。

実はトルコからギリシャが盗んだらしく、ギリシャにも同じものが売られているらしい


次は地下都市へ。
地下都市?そう地下都市。地下に街があって、居住地だけでなく公共施設もあったみたい。

もともとヒッタイト族が食料貯蔵庫として夏は冷たく冬は暖かい石の素材を活用していたらしいのだが、キリシタンが迫害されるようになってからは彼らの居住地として使われていたみたい。

はいりまーす
謎の文字
世界史の資料集にこんなの載ってたいような
空気の通り道


地下は1階から8階まであって、きちんと貯水槽や空気の通り道があるので息がとってもしやすかった。
以前行ったカタコンベの地下墓地は酸欠で少し苦しかったな〜。

入り口や出口はもちろんどこの通り道も細くて狭い。
これは敵が侵入してきた時に、一度に大量に攻めてこられないようにらしく、きちんと考えられているのに感心。
ちゃんとコミュニケーションが取れるように穴が繋がっていて、1-4階までは連絡が取れるようで、そこから8階までは4階の人が伝言ゲーム式で伝えていたらしい(Polo訳)


お次は念願のランチ!
カッパドキアでは珍しい川の上でいただきます。
魚、肉、ミートボール、ビーガンから選べ私は肉に。

パンとサラダ、デフォルトのパンでお腹いっぱい。トルコのチキンは柔らかくておいしいの〜!


なんてるんるんしていたら、日焼け止めを落としたことに気が付きました。あ〜このまえ2000円くらいで買ったばかりなのに、、なんかヨーロッパって日焼け止めが高いんですよね。ちょっと悲しいけどまあ仕方ない、もう落とさないようにしよう。(当たり前)

お次は岩。

この辺りから半分位寝ていました。どうやらこの岩はスターウォーズのモデルになったよう。岩からまた違う素材の岩が生えてますね〜不思議。


最後のスポットは湖。

こんなにも乾燥しているのに湖があるなんて。
ただアルカリ性(多分)が強く魚も住んでいない危険な湖。気のせいかもしれないけど、カッパドキアのシャワーを浴びてからずっと温泉に入ったようなツルツル感があったのはこれと関係しているのかも。
あと手が死ぬほどカサカサ。ハンドクリーム塗ってもカサカサしてるって何事だい。


と、充実したグリーンツアーで大満足な私たちはいつものスーパーに寄ってホテルに戻りました。

みんなにカッパドキアはツアー必須と言われたのは納得だわ。明日はカッパドキア最終日〜雄大な自然を目に焼き付けとかなきゃ!

では、!!

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