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欧羅巴旅45/75〔モンテネグロ•コトル〕


〜コトルの城壁、野蛮だけど裏ルートの方が楽かもよ編〜

おはようございます。
今日は6:00起き。昨日の夜作った謎のスープが気になって、目が覚めてしまいました。コンロで再加熱して食べてみると、程よく野菜に味が染み込んでいてぺろり。なんだかよくわからない食べ物だったけど、おいしいので朝からるんるんです。
ヨーロッパに来て1ヶ月ほど経った頃から少しずつ肌荒れしてきたようなので、今日から主食をパンからじゃがいもにしてみようと思います。
パンはお手軽だけど、まあジャガイモも茹でればよいのでとりあえず1週間続けて様子を見てみましょう。


では、本日のお散歩。コトルの中心部にはきっとこの後行くので、逆に外れた静かな住宅街へ向かいます。

港へ出てみると太陽は出ているけど、山が日差しを遮っているかんじ。

だけど山を反射した水面は本当に美しい。水も透き通っていて、魚もちらちら泳いでいます。

鳥も魚を食べてます

ゆっくりした時間の中で、山と湾をお散歩できるなんて贅沢だわ。山は山でも木で多い茂っているところもあれば、岩肌が見えてるところもあって面白い景色。

帰る途中、頭になにかコツンと当たったから見てみたら木の実でした


帰宅して、本日の観光はコトル市街地とかの有名な街並みを上から眺めるべく城壁へ。
この城壁に登るには正規ルートでいくと8€かかるのですが、実は無料でいける裏ルートが存在するんです。

スタート地点はこちら
川と駐車場の間の小道を進む



少し歩いた時にちょうど下ってきた人にすれちがい、挨拶ついでにルートを聞いてみました。すると、
この道なりに登って行って、途中カフェを通りすぎて最後に2mくらいの壁を登ると城壁に着けると。(polo訳)

ちょっと想像がつかないけど、とりあえず登ってみましょうか。
何十メートルか上に旗が立っているので、そこまでじくざくの道を行ったり来たりの繰り返し。足元は砂利と岩場なので、これから行く人はお気をつけください。

こんな感じの道
休憩中の景色
もう充分綺麗だと思うよ

途中登っているとメェメェ聞こえたので声の主を探してみると、発見。

上手く紛れていますね
ヤギさんです🐐


時間はかかるものの緩やかな坂と砂利道なので、一昨日のベラトで登った坂よりはきつくないですね。東欧旅行でこんなにも坂道と山登りをするとは思いもしませんでした、帰る頃には靴下に穴が空いていそうです。

カフェを通り抜けると、ロバさん。

最近ロバ沢山みます
常に草たべてるね

上を見上げるともうすぐ城壁。大体ここまでくるのに、5分休憩挟んで1時間位です。
午前中に登ると太陽が山で隠れてくれるので、割と快適に登れます。

あと少し

んーー???何やら人がいます。

飛び越えてますね

出ました、ここが最後の難関2mの壁越えです。昔はハシゴがあったらしいのですが、撤去されてしまったみたい。
仕方ないのでよじ登ります。足元に
先人たちによって築かれた石があるので、それを踏み台にして腕の力で一気にジャンプ。自分が野蛮でパワフルでよかったですね、こんなところで生かされるとは。
同じルートを辿っている人がちらほらいるので、自力で登れなさそうでも前後の人が助けてくれます。みんな優しい。


小窓を通り過ぎると、

絶景!

そうそうそう、これを見に来たのです。1時間山を登り壁を超えてきた私たちの努力が美しい景色によって報われる瞬間がきました。
ライトブルーの海とオレンジ色の屋根のコントラストとコトルならではの山に囲まれています。
美しい景色をみながら日陰で休憩。心地よい風がたまりません。


目の前にある正規ルートはこちら。

こちらは階段のようで逆に膝が大変なことになってしまいそうで、ある意味裏ルートで正解だったのかも。


帰りもきちんと裏ルートで帰らなければお金を徴収されてしまうので、2m小窓を降り(半分ずり落ち)下っていきます。木々の中にザクロがなっていたり、鳥が合唱していたり山の岩肌を感じながら下山。

下を見た図
じくざぐ道
道なき道を通ります


帰りは25分で帰ってこれました、無事でなりより。

私たちはもうコトルでの使命を果たしたのでカフェで休憩。

紅茶にハニーがついてきました。
登山中も沢山ハチに出会したので、よく取れるのかしら。疲れた体に甘い蜂蜜が沁みます🍯


体力回復したところでもう少しお散歩。

体感ヴェネツィア

かわいらい街コトル。
モンテネグロは通過点だと思って立ち寄ったけれど、想像以上に明るくて人も優しい素晴らしい街。来ることができて改めてよかったです。


夕飯は街のレストラン。

ゴーフリット?みたいな名前のシチュー
デフォルトパンは健在

パスタに子牛のお肉が入っています。本当にヨーロッパのお肉は柔らかくておいしいんだ〜。
モンテネグロはイタリアの影響を受けているのか、料理や言葉もイタリア風。トマトメインの煮込みが多いかな。
教えてもらった「ありがとう」は「すーすー」で全然イタリアじゃないけど笑


大分カードが使えるようになったけど、まだバスのチケットや宿は現金なのでATMで引き下ろすと1€173円で手数料が5€なんですが。もう貧困学生泣きそうです。
まあまた帰ったらバイト頑張って節約しましょうかね。今しかできないことは、無駄遣いしなければお金を使ってもいいという自論に基づきまだまだ楽しみましょうか!


今夜はブロッコリーを茹でたので、明日の朝ごはんが楽しみだな〜また楽しみで早く起きちゃわないといいけど。
では、皆様おやすみなさいませ。

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