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欧羅巴旅63/75〔ポルトガル•ドウロ渓谷〕
オゥラ!
Hiのポルトガル語バージョン。スペイン語ではholaなので、やっぱりちょっぴり似ていますね。
今日は7:00起き。
朝起きても昨日飲んだポートワインが忘れられず、どんな葡萄畑で作っているのかこの目で見るべく今日は生産地に行ってしましょう。個人旅行ならではの即日決定スケジュールです。
ポートワインを作っているのは、ドウロ渓谷と昨日のツアーで教えてもらいました。
調べてみると、campanhaというポルトの駅から電車で東に向かうと行けるみたいです。長い渓谷沿いの駅の中から私はRegua駅を選択。渓谷の中でもポルト寄りのため電車で2時間で行けるのと、そこそこ観光地されている街のようなので決定。
メトロでcampanha駅まで行き、窓口でラグア行きのチケットを購入。
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どうせ帰ってくるので帰りのチケットも一緒に買いました。
時間はポルト行き最終便のやつにしてもったので、それ以前の電車だったらいつでも乗って帰ってこられるみたいです。
車内はこんな感じ。
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隣に乗っていたのはおじちゃん二人組。少年のように盛り上がって窓の外を眺めていたのを微笑ましく見ていたら、あっという間の2時間。暖房が付いていなかったのでちょっと肌寒かったですが、まだ秋なので耐えられます。
ラグア駅に到着。
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外に出てみると超どんよりな曇り空。ポルト観光は3日間とも雨の予報だったので、まだ降られていないだけましですかね〜。
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晴れたらもっといい景色だろうな〜なんて思いながら、とりあえず橋があったので渡ってみましょう。
すると、晴れました。やっぱり私リアル天気の子晴れ女なのかなぁ〜やったあ!!
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晴れてくれたおかげで橋から絶景が見えます。
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これぞドウロ渓谷。
やっぱり晴れてこそのドウロ渓谷。綺麗な川に青空が反射し、両サイドには葡萄畑。ここでこれだけ綺麗なんだからもっといい場所があるはずだと、私の勘がいっているので緑が多い方へ進んで行ってみましょうか。
橋を渡り切り左手の方へいくと、
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きゃ〜〜!!!絶景!
なんですかこの葡萄畑は。
左右だけでなく、山の奥へ奥へとどこまでも続いている葡萄たち。一列ごとにびっしりと並べられた葡萄の蔓は向こうの山にまでどこまでも。時期的に葉が秋らしく、紅葉めいているのもまた趣がありますね。
おそらく真ん中にあるオレンジ屋根がワイン工場なのでしょう。こんなにもたっぷりの太陽の光を浴びて育ってゆく葡萄から、あんなにも濃厚なワインが作られるのも納得です。
そして晴れてくれたおかげで、美しさがましています。ありがとう、太陽。
テンションが上がったところで、もっと奥へ進んでみましょう。
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奥へ進むにつれて、葡萄の間など道なき道を進んでゆきます。私有地か入ってもいいのかわからないところもありましたが、カミーノの貝殻マークの矢印があったので多分大丈夫。
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あまりにも緑が綺麗で、ここが渓谷なのを忘れていました。ドゥエロ川も一緒に撮ると、太陽の反射でシルクの川のように。
もう少しだけ奥へ進むと、
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最高の絶景に。
みなさん見てください、これが秋のドウロ渓谷です。もう私が言葉で表すことが出来ないほど、絶妙に美しい渓谷。
同じ緑という色の枠の中でも、黄緑がかっていたり深かったり。アンミカさんの白100色の緑バージョンです。またずっと等間隔で植えられているので、楽譜の五本線のようで今にもメロディが聞こえてきそうですね。
しばらく眺めて緑を浴びます。
そもそもこんなにも広い葡萄畑を見たのも初めてだし、一列に並んだ葡萄たちを段々とした造りで育てているのも流石川を挟んだ渓谷に感動。
もう大満足。。。。
帰りも葡萄畑から中を通っていると、オリーブの実や収穫されなかった葡萄たちがちらほら。スーパーでマスカットを見たら、しばらくはドウロ渓谷を思い出し5秒くらい固まってしまいそうだわ。
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ちょうど街に戻ってきたころにまた曇ってきました。山の天気は変わりやすいのもありますが、やっぱり私は天気の子〜♩
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本格的に雨も降ってきたので近くのベーカリーで一休み。
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アメリカーノとアーモンドタルトです。アーモンドタルトも街でよく見かけるのですが、ポルトガルは黄色いお菓子が多いので見ているだけで元気がでます。
よく見かけるアーモンドタルトは柿の種位のサイズ感なのに対して、よりも大きめにスライスされ中はしっとりとしていておいひい。おいひぃ〜って感じ。
10cmの大きめタルトなので、アメリカーノにして大正解。一口たべて一口のんで、を永遠に楽しめちゃいます。
さてそろそろ電車が来る時間なので駅のホームへ向かいます。
帰りのチケットは持っているので、駅員さんに何番線か訪ねてみると一番線。まだ乗車まで時間があるので、近くを探検してみましょう。
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あ〜…のどか。こののんびりとした風景、誰か上手な人に絵に描いてもらって部屋に飾りたい。
そろそろ時間になったので乗車。
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帰りは川側に座ったので、窓を半分少し開けて風を浴びながら景色を楽しみます。
少し強めの風を顔に浴びながら、ガタンガタンという音と共にしばらく揺られていると駅員さんがやってきました。
切符を見せると、がちゃんと「切って」くれました。さすが、切符。やっぱり切符は符を切るんだ、なんて関心していると気づいたら降りる駅に。
なんだか今日は都会ではできないであろう、ものすごい体験をしてしまった気がする。この記憶は絶対に忘れたくない、私の死ぬ前の走馬燈にしたいと思う(できるものなのかは知らないけど)
いつかドウロ渓谷を耳にするなり目にするなりしたら、この感動が一瞬で思い出せる自信あり、という程。
写真を振り返っていたらもう寝る時間だったので、軽く筋トレだけしておやすみしましょうか。
では、みなさんもおやすみなさいませ🍇
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