欧羅巴旅67/75〔ポルトガル•シントラ、ロカ岬観光〕
〜とうとう探検家になってしまったようだなっははっ!編〜
オラ!
今日は6:00起き。昨日久しぶりにお昼寝ができたおかげで寝起きスッキリ。今日はもう朝から元気なので、早速観光行っちゃおう!
シントラまでは歩いて20分ほどの駅からの国鉄で。
交通系カードにチャージしようと思ったんだけど、チャージする機械もなければ駅員さんもいない。多少はお金入っているけど多分足りない。まあ入場記録があればいいかなと乗車します。
ちょうど1時間くらいでシントラ駅に到着。だいたいの電車の終点なので、乗り過ごす必要がなくて安心だけど、出れるか問題。ここも無人改札だし、お願いしますとカードをかざすと出られました。
ネットで調べたら片道2.4€くらいだったのに1.9€で行けちゃった、良くわからないけどよかったぁ〜〜。。
シントラ駅に着いたら安心でお腹が空いてしまったので、超楽しみにしていたシントラ名物の「ケイジャーダ」をいただきましょう。
ではいただきましょう。
周りはぱりっぱり。リスボンで食べたナダの外側と似ていて餃子の皮みたい。
中は、あまじょっぱい!これはチーズタルトではないですね。なんだろう塩強めの甘いタルトかな〜これもしっかり卵の味がしておいしい。
本場のケイジャーダが食べられて大満足。
あまりにもケイジャーダが甘くしょっぱかったので、もう一つ別のスイーツを試してみることに。
名前は難しくて覚えていないけど、中にバニラクリームが入っているケーキ。
ふっくらとした卵の生地のなかに、たっぷりのしゃりしゃり食感のバニラクリーム。フォークで切り分けるたびに、押されてむぎゅむぎゅっと小さくなったスポンジが、ふわっと戻る瞬間。たまらなくかわいい。
こちらの卵ケーキも優しい味で、上にかかっている粉砂糖との相性抜群。あ〜幸せ。
ここは4€以上じゃないとカードが使えないんだけど、現金でも支払いたくなるほど素敵なお店。落ち着いたアンティーク調の店内からはシントラの景色が一望。お店の人もチャーミングで、ハロウィンが近かったからか顔にペインティングしてたの。
元気がでたところで山登り開始。
まずはシントラ王宮。
あんまり王宮感はない建物ですが、お庭に入るとトラがいました。虎って日本語だけどシントラと掛かってるみたいで、勝手に親近感。
庭園からの眺め。
左下の家、屋根半壊です。ごめんなさいそこしか目に行かないんですけれども、それにしても一軒一軒のお家が大きく立派です。流石皇族の街です。
シントラの街並みもやっぱりカラフルで、想像以上に観光地化されていてそこそこの賑わい。街歩きが楽しいですね♩
ここまできたら、上から綺麗な景色が見たくなってしまったので山に登りましょうか。
ここの地面はつるつるの石畳ではなく、アズレージョを敷き詰めたくらいの5cmほどの正方形の石。なので滑り止めがわりになって登りやすいです。
20分ほど登ると、この景色。
先ほどのシントラ王宮が綺麗に見えます。ポルトガルの建物に白が多いのは、青空に映えさせるためなのかしらってほど綺麗。
そのまま歩き進めると、完全に森に入ってしまいました。
これは1人かつ方向音痴には命の危険を感じたので、自然を浴びてもとの道に戻ります。今度は反対側の道に進んでいくと
水汲み場を発見。
翻訳してみると、手を加えられていない水と書いてあったので山の水でしょうか。こういう水は大好きなので、おいしかったです。
そのまま人の流れた任せて歩いてみると、ででん!!
なにやら凄そうな建物が。
これはレイアガラ宮殿という建物です。入る予定はなかったのですが、こんなわくわく惹かれる宮殿があったらもう入るしかないですね。こうやって何人もの人を敷地に誘っているんだわ、この宮殿は。きゃ〜楽しみ!!
入るといきなり謎の塔が。
どんどん進んでいきましょう。
わあ〜なにここ。。
とりあえず塔があったので登ってみましょう。
わあ〜〜!!!!!なんだこれ?!
とうとう自分が探検家になったようです。古代遺跡を探してジャングルを探検するリアルインタージョーンズ。
わくわくが止まらず言葉もでません。
お次は人気の井戸へ。井戸が人気?どういうこと〜と行ってみると、納得。
お〜!!なんだこれ〜!!!!
ゲームの中の世界に入ってしまったのか、ごつごつの岩の井戸って本当に存在するのね。
そして結構な深さの井戸なので、下に下がるとどんどん暗くなってライトが必要になってきます。
もうわくわくが止まりません!
ふら〜っと吸い込まれるように入ってしまったレイアガラ宮殿。まさかこんなところに、唯一無二すぎる王宮があるとは、、、。
というかポルトガルは場所によって色んな顔を持ちすぎているので、見どころ満載で時間が足りないわあ。
本当はもっと探検したかったけど、そろそろお次のロカ岬へ向かいます。シントラ駅からバスは1時間に2-3本走っていて、現金だと2.6€交通系カードだと1.6€くらい。
くねくねしたほそい道を揺られること1時間。30cm側は壁なのに、運転手さんは猛スピードで登っていきます。本当に尊敬。
到着し、いざ岬へ。
わああ、この先もうアメリカ大陸まで大陸がないんだって。この地の果てだって。
海と崖しかなくてぼ〜っとしてしまいます。ここを見て、昔の人は地球は丸いだの違うだの討論していたのを考えるとやっぱり地球は丸い気がします。
ほら。
でもさ命じられたにせよ自分の意思にせよ、命をかけて航海に出て世界を旅した人たちがいたなんてとても浪漫がある話じゃないの。かっこいいなぁ、、。
なんて水平線を眺めてみる。
だけどあまりにも風が強く吹きつけて、だんだんと寒くなってきたので戻ることに。
ロカ岬には今度は快晴の時にまた来ることを決意。その時一緒に証明書も貰うんだ!
帰りもバスに小一時間揺られ、またシントラ駅で乗り換えて電車で最寄りまで。
海外あるあるで、電車の扉を開けるのに自分でボタンを押す必要があるの。でも今回はボタンじゃなくてレバーを引くタイプ。上手く操作できなくて、1人でゴタついてたら周りの人が何人か手伝ってくれたんだけどそれでも開かなくて、そのまま電車が出発しちゃったの。
そしたら車内から「あぁ〜…」というみんなのため息声。
これは私に対して「可哀想に残念」ということ?こんなよくわからない旅行者に対して、そんな哀れな気持ちを持ってくれるなんて優しすぎる。開けるのを手伝ってくれた人も近くの人だけじゃなくて、わざわざ遠い席から立ち上がってきてくれた人もいたの。困っている人を他人事ではなく助けてくれるポルトガルの人、優しすぎる。そして、その悲しい場面とため息声がリアルアメリカンコメディみたいで正直おもしろかった。
その優しい気持ちだけで十分心が慰められたし、ポルトガルの人の優しさに触れられたからむしろよかったとまで思うよ。
場所によって全然雰囲気が違う顔を見せてくれるポルトガル。
でもどこか昔懐かしい幼少期を思い出すようなサウダージに、日本に大きな影響を与えてくれた国。またいつかゆっくり遊びにきたいなぁ。
ありがとうポルトガル。この国にこれて本当によかった。
ありがとう。
とポルトガルに感謝したとこので今日はおいとま。ではでば、おやすみなさい。
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