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人に教わる難しさ

私はド下手なスプラプレーヤーなのでよく上手くなれないことを嘆いて喚き散らしている。
だから有難いことに見かねたフレンドさんから助言をもらう事もよくある。
一緒に練習する様子を録画していただいたり、メモリープレーヤーを一緒に見て反省点とその改善方法の一例を挙げてくれるなどの神対応をしてくださる親切な方までいて感謝しかない。

更に私はスピルべという指導鯖に入ったのでそこで定期的に指導者から1つの課題の習熟度をチェックして助言をもらえる環境にある。
今はスピルべでの教えを最優先で取り組んでいる。

でも教えてもらったことを体現出来るようになる難しさにぶち当たっている。
出来るだけ早く結果を出して恩返ししたいのに、本当に申し訳ないやら歯痒いやら。

何故教わっても上手く出来ないのかと常々考えていて気付いたことがある。
教わってできるようになるまでには何段階かステップがあると思う。
①教わったことを正しく理解出来ているか。
②教わったことを実践できる操作能力があるか。
③教わったことを忠実に再現しているか。
ザックリと分けるとこの3ステップだと考えている。

①教わったことを正しく理解出来ているか。

ここをクリアしないと始まらないのだが、意外と難しい。
私は感覚派の方に助言をいただいた時の抽象的な説明の行間を読むのが非常に苦手だ。
このタイプの方に教わった時に、ああ…多分伝えたいことの2割くらいしか理解できていないかもしれないと随分悩んだこともあった。
だから齟齬がないかどうか不安に感じた時は、私から極力〇〇ということで合っていますか?と確認を取ることにしている。

②教わったことを実践できる操作能力があるか。

例えば慣性キャンセルやイカロールなどのキャラコンを求められても試合中に咄嗟に上手く出せないなど、操作技術の低さが原因で教わったことが出来ないパターン。
こればかりは操作を繰り返し練習し続けるしかないと思う。

③教わったことを忠実に再現しているか。

これも意外と難しい。
正しく理解していても試合の中で敵やカウントなどに気を取られると忠実に出来なくなることがある。
例えばヤガラ市場のエリア左を守るのが強いと教わったとしよう。
常に左を見ると決めたのに右で味方が交戦していてカバーに行ったために、左の様子が画面に映らなくなる。
そうして警戒が緩んだ隙に左から抜けられるなどの問題が起こるのだ。
これはカメラワークはそのままで左を守ることに集中しつつカバーはメインではなくボムでするなど、カメラワークとカバーの仕方を工夫したら忠実に出来たはずだ。
試合中にいろんなことが起こる中でもいかに教えを忠実に実践できるかを考えたい。


出来ないことはたくさんあるけれど、焦らずに順番に1つずつ空気を吸うレベルで当たり前にできることを増やしたい。
アレコレ考えて試行回数を重ねながら、どんなに時間がかかったとしても最後まで投げ出さずに頑張りたい。
正直、教えてもらったのに出来ないことほど辛いことはないけれど、教えてもらうことを選んだのは自分だから責任を果たしたい。
そしていつか助言をくださった全ての方にキッチリと恩返し出来る日を迎えられることを夢見ている。

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