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MacBookにケースをつけてみたら、いと満足した

先日、MacBookのケースを購入しました。ノートブックのケースを買ったのは今回が初めてです。

私はこれまで、ノートパソコンにケースをつけることについては、どちらかと言えば、否定的でした。ちょっと気をつけてさええれば、そうそうキズつくものことはなかったし、熱がこもりそうだからです。あとは、なんとなくイケていないという印象もありました。

先日、MacBookに点々状の小さなキズが入っているのを見つけました。目立つ傷ではなく、使用上問題はありませんが、身に覚えのないキズだったので、けっこうショックを覚えました。

それ以来、MacBookの取り回しをより慎重に行うようにしました。とりあえず失敗から学ぶ姿勢を見せたわけですが、なにがどうなってできたキズかわからないので、なるべく動かさない、むやみに持ち出さないという運用になりがちでした。本末転倒な感じがして、ストレスすら覚えるようになってしまいました。それでケース装着を決断したというわけです。

Amazonで検索したところ、ケースの価格や仕様のバリエーションが意外とたくさんあったので、少々戸惑いました。とくに2,000円前後のお手軽価格のケースがウジャウジャ出てきましたが、どう見ても中華製の絶対変色する安物のそれだと思ったので、これらは真っ先に除外しました。

次に、Appleのオンラインストアで探すことにしました。聞いたこともないメーカーのケースが並んでいるのは、Amazonと同じでしたが、品質はそれなりに高そうなものがありました。ただし、問題は価格。安いものでも9,000円近く、高いものだと1万3,000円を超えます。「さすがApple」と感心しました。

ふたたびAmazonに戻って探したところ、4,000円ほどで安売りされているSatechiのケースを見つけました。中華品とApple準純正品の中間ぐらいの価格です。ブランドも知っているところでした。品質やデザインもまずまずそうだったので、このケースをポチりました。

実際にケースを装着してみると、当然といえば当然ですが、ピッタリ装着することができました。一方、これも当然ながら、重みも増しました。ちなみに、装着自体は至って簡単で、場所を合わせて、上から軽く押せば、カチッとハマりました。

防護力については、ポート部分を除く筐体外側全体を覆う形状なので、日常的な取り回しの際に想定される接触キズ、スレキズなどからは守ってくれそうです。

ただ、ケース自体の厚みがけっこう薄いので、おそらく落下などの大きな衝撃には耐えられないでしょう。まあ、落下のリスクのある運用をすることはまずないので、ここは良しとします。

懸案事項としては、やはり排熱です。ケースにはスリットが切ってあるので、本体の空気の流れを妨げることはあまりなさそうですが、筐体を覆っている以上、熱がこもることはほぼ確実です。熱くなったら、扇風機を当てるなり、ケースを外すなり、運用でカバーするしかありません。なお、これまでのところ、ケースなし状態と比べ、異常発熱したということはありません。

非常に地味な話ですが、ケースなしの状態でMacBookを手持ちすると、本体のスリットが指に食い込んでいましたが、ケースを装着したら、食い込み加減がマシになりました。

肝心の運用面についてですが、精神的にかなりラクになりました。たとえば、ケースなしのときは、必ずマットの上にMacBookを置くようにしていましたが、今はなんの気兼ねなく、直接机の上に置いています。机の上でMacBookをズラすと言ったことも、なにも気にせずやっています。

結論としては、こういった所作が遠慮なくできるようになったことだけでも、買った意味があったと満足しています。

ところで、合わせ買いでSatechiのノートパソコンスタンドも買いました。タイピングしてもグラグラすることなく、しっかりしたつくりに満足しながら、ストレスなく、毎日使っているところです。





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