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ENFPな私のISTPとの2年間、そして反省

失恋したのはもう随分前なのに、忙しさから一呼吸置くとやっぱりまだ頭によぎります。

最近それは
ENFPとISTPっていう最高の相性な組み合わせだったからじゃないかって疑問が生まれました。

それが本当ならきっとまた別のISTPを好きになれると思うし、次あの人と再会するとき別の角度から見れるんじゃないかなって。

先に断っておくと、元彼のmbtiがISTPであることは私の推定です。最近ISTPの方が書いていたnoteを読んであの人っぽいなと思ったところからスタートしてます。

▼最高の相性と言われてる元記事


空想的でアイデアマンなENFPと現実的な道筋を教えてくれるISTP

ENFPは楽観的でアイデアマン、何かを思いつくとその好奇心のまま、後先考えず行動してしまう特徴を持ちます。

対してISTPは、現実の出来事を分析・比較し冷静な判断をしていきつつも、刺激的な経験をしたいと望んでいる特徴を持ちます。

「今年の夏は~してみたい!」
だとか
「○○って楽しそうじゃない??」
とか

デートで具体的にしたいことを提案するのは私で、それに対して

「~するなら、この方法だと現実的だね」
って一緒にする前提で計画を進めてくれるのがあの人でした。

計画を進めるといっても、しっかり計画を立てるというよりかは
困らない範囲で決めて、あとは行ってからでいいよねというスタンスがとても心地良かったです。

おそらく私は、他の人に言うと「そんなの無理だよ」とか「'とまと'っぽい突飛なアイデアだね~」って返されることに対して

あの人に言えば、一緒にこのわくわくを実現できるという確信をずっと持っていました。

思い立ってから2週間後に富士山登頂した思い出も、雨予報だけど星空を見たくて関東近郊の天気図とにらめっこした思い出も

あの人がいたからこその思い出です。

喜びも悲しみも人一倍のENFPと理論的で感情に流されないISTP

付き合っていた2年間の間に幸せなこと、悲しいこと沢山ありました。ときには彼の前で嬉し泣きしたり、ときには泣きながら真夜中に電話したり…

いつもあの人は冷静に私の話に耳を傾けて、道端でも端に連れってってハグで慰めてくれたり、自分でもよく分かんない感情をただただ笑ってくれたり、数えきれないほどの感情の波が、常に安定していた彼の隣で落ち着きました。

前にそんな私のことを迷惑じゃないか尋ねたとき、
「見てて大変そうだな~とは思うけどね笑」
と言われました。

私の一喜一憂する様子に流されることなく、むしろそれを楽しんでくれるのはISTPだからこそじゃないかなと。

コミュニケーションを楽しむENFPと行動で示すISTP

交際中もっとも寂しかったのは、離れている彼との連絡でした。

会う頻度は時期によりますが、平均的にみて2週間に1回あるかないかくらい。お互いそれぞれのことで忙しくしてたのと、実家暮らしで距離も離れてたので、むしろちょうど良かったです。

私は会ってないときも、何か楽しいことがあったらそれを共有したいと思ってよくLINEしてました。ただあの人は自分からは滅多にLINEしないし、返信するのもとても遅かったです。

その理由を尋ねると
「LINE自体あまり開かないのと、いつもと変わんないから話すこともないな~」と言っていました。

当時はそれが理解できなかったし、もっとLINEしてほしいとお願いして、こういうLINEすればいいんだよって具体例たくさん教えてました。

彼がISTPと理解した今ならこう思ってます。
会っているときに愛されて幸せだと感じれていたのなら、それは思い違いではなく、彼の愛情表現の賜物だったと。

また冷めてフラれた後の態度と比較してみると、
LINEが24時間以内に返ってきていたのも、お願いしたら頑張った文章で1回は自分からLINEくれたのも、電話掛けなおしてくれたのも全部あの人の愛情表現だったのです。

会っているときはすごく愛されている実感があるのに、会ってないときはこれって恋人なのかとただただ不安でした。あの人が私の気分の浮き沈み要因になっていたことも事実です。

なんとなく思っていた愛情表現の相違が、mbtiを通してより確実な実感を与えてくれ、ISTPともう一度向き合いたいなと思っています。

寂しいとは言っても、そんな連絡せず会わずで2年間続いたのは相性が良かった証なのかもと。

移り気激しいENFPと変化を求めて地道に取り組むISTP

興味の範囲がとても広くて、夢中になると一直線だけど、すぐ別のことに夢中になるのがENFPらしさな気がしてます。

あの人に言われたのは、
「いつも何かに一生懸命ですごいなって印象と、何か1つのことにもっと集中したら博識なかっこいい人になれるんじゃない?」と。

反対にあの人は大学院で機械系の研究をしていて、毎日大学に行くルーティンの中、データを集めたり、新しいアプローチを考えて地道に検証していたり、そんな姿を尊敬していました。

私には到底できることに思えなかったし、何より1つのことにそこまで継続した興味を向けられることが素敵だなと思っていました。

地道に作業する計画性があるかと思えば、夏休みの宿題を最終日に一気に片付けるという共通点がある等、何かと親しみ深い存在でもあり興味がつきないです。

自然な愛嬌を持つENFPと不愛想なISTP

基本的に人間が好きなので、初対面であっても’好き’の気持ちから会話をスタートします。どんな相手とでも自然体で話せる自信があるし、私との会話を楽しんでほしいと思っています。

そんな中であの人の第一印象は、他の人と全く異なるものでした。特に周りに合わせることもなく、自己主張をするでもなく、ただ人の輪の中に溶け込んで、何か聞かれれば普通に返事をします。

掴みどころのない不思議な人

私が抱いた印象です。

ゆっくり会話を重ねるうちに、私の話にたくさん笑ってくれるようになって、他の人には見せないその表情がとても特別なものに感じたのだと思います。

ENFPは、ISTPの他人には不愛想、身近な人にはユーモアたっぷりコミュ力高めなギャップに惹かれます。

逆にISTPからは、いつでも誰にでも明るい笑顔浮かべて楽しそうなENFPの様子が好印象なのではないでしょうか。

ストレスで感傷的になるENFPと冷静さを失うISTP

好奇心に従って色んなことに手を出した結果、自分のキャパを越え、'やりたいこと'ではなく'やるべきこと'でいっぱいになったとき、私はストレスを感じます。

ENFPは喜怒哀楽が激しいタイプでもあるので、ストレスを感じるという現象はあまり珍しくもないと思っています。加えて大好きな人たちと交流すれば、すぐ悲観的な気持ちからは脱出できます。

ENFPがストレスを受けているときは比較的分かりやすい、しかしISTPのストレスは分かりにくい、というのが私の感想です。

今振り返ればの話ですが、(おそらく)ISTPのあの人がストレスを表面化させたタイミングは2回ありました。

1つ目は、あの人のリップクリームを私が勝手に使う冗談の下りを毎回してたとき。2つ目は、あの人が修士論文で追い込まれて音信不通になっていたときです。

1つ目に関して、「リップクリームを勝手に使われたとき、理由は分かんないけど、マジで1回キレそうになった」と後から告白されました。ISTPに当てはめるならば、この原因は

自分の大切にしているものを奪ったり、損害を与えるものには人一倍強い憤りを感じる、という性質があるからです。

キレるという行動を起こす前に、「リップクリームだけでキレるのは意味わかんない」という葛藤があの人の中であったそうで、一瞬あれ?と思った記憶はありますがすぐ戻ったので気にしませんでした。ISTPは現実に即して物事を判断するがゆえに、自分の感情を知らず知らずに我慢していたりするのかなと思います。

2つ目の修士論文で追い込まれて音信不通というのは、
充分な情報や時間がない中で修士論文を書き上げるという責任を果たさなければならない状況において、ストレスを受け1人の殻に閉じこもった結果だったと考えます。

正しいか正しくないかに関わらず、私が彼をストレスとは無縁の存在だと考えていたことは事実です。

実際はストレスを知らず知らずに溜め込みやすい人であり、小さな彼の変化に気を配れたはずだと思いました。

好奇心に貪欲なENFPと今を生きるISTP

長々と分析してみて、あの人に対する想いを言語化してみて思うのは、
まだあの人に対する好奇心が尽きていないということです。

恋愛的な好きが残っているかどうか以前に、自分と正反対だけどどこか似ているあの人に興味を持っています。もしあの人ならどう考えるか、どう対処するか、何に興味関心を抱いていくのか、ただただ気になるのです。

同時に、あの人にとって私は過去の恋人で思い出しもしないだろうという確信も持っています。

寝る前に今日あった出来事を思い出して悩むことのある私と違い、あの人はその瞬間起こることを判断して生きています。だからこそ信頼して頼れる人でした。

いつか再会する日がくれば、

彼を彼と決めつけていた自分を捨てて今度はゆっくり彼の話に耳を傾けたい。彼の言葉だけじゃなく、行動もいっしょに素直に受け止めていきたい。

そして彼の目に、魅力的に映る私であることを願います。

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