こうてん

某役所勤務の国家公務員/株式投資・為替投資好き/統計資料好き/SNS好き/国内旅行好き…

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某役所勤務の国家公務員/株式投資・為替投資好き/統計資料好き/SNS好き/国内旅行好き/将来はFIREして悠々自適な生活をしたい

最近の記事

018 2024年6月末の運用結果について

1 2024年6月末の結果について 過去の記事にて3か月前の運用結果を出しました、同様に6月末の結果を公表します。積立は毎月決まった額をつみたてています。 2 運用結果 NISA口座と特定口座で運用した結果は以下のようになりました。 まとめると以下のようになります 3 運用結果について 投資額は合計3,219,551円で6月末の評価額は3,613,245円で+393,694円、利益率12.23%となりました。 4 各アセットの評価額について 2024年4月~6月まで

    • 017 国家公務員の現状3 ボーナス

      1 国家公務員のボーナス 6月28日に国家公務員のボーナスが支給されたとニュースが報道されました。私も昨日受け取りました。本来は6月30日が支給日ですが30日が 日曜日のため2日前倒しし28日に支給されてます。 2 報道資料 内閣府人事局の資料です。 https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/pdf/202406_bonus.pdf  報道にある管理職を除く行政職職員を対象としています。    支給月給      

      • 016 国家公務員の現状2

        国家公務員の離職や試験の申込者数が減少しているニュースを耳にします。 国家公務員の給与について考察していきます。 1 国家公務員の現状(1)初任給の基本給  総合職 大学院卒 2級11号俸 224,100円        大卒 2級 1号俸 208,000円  一般職 大卒程度 1級25号俸 196,200円      高卒程度 1級 5号俸 166,600円 国家公務員の給与は行政職俸給表https://www.jinji.go.jp/content/90002541

        • 015 2024年度末対外純資産について

          1 対外純資産33年連続世界一日本の対外純資産は471兆円で33年連続世界一という報道がありました。対外純資産は財務省によって年に一回通常5月末に本邦対外資産負債残高という名称で発表されます。それによって対外純資産が算出されます。ここでは対外純資産と呼ばれるものがどのようなものか考察していきます。 2 対外純資産とは 「対外純資産」は日本の政府や企業、それに個人が海外に保有する金融資産である「対外資産」から海外の政府などが日本で保有する金融資産である「対外負債」を差し引い

        018 2024年6月末の運用結果について

          014 NISA vs イデコ(ideco)

          1 NISA vs イデコ(ideco)論争 投資界隈では投資はNISAとイデコについて多く議論されています。NISA優先や、イデコ優先、または両方を使う、等様々議論されています。ここではイデコを使うとNISAとどれくらい得もしくは損をするのか検証してみたいと思います。 2 イデコのメリット イデコのメリットは大きく3つあります。 (1)拠出金額が全額所得控除   平均的な給与であれば拠出金額の20%が控除されます。 (2)運用時の利益が非課税   NISAと同等

          014 NISA vs イデコ(ideco)

          013 2024年3月末の運用結果について

          1 はじめに 新NISA制度がはじまり3か月が経ちました。わたしも新NISAで効率よくそして安定的に運用できるようこころがけました。 2 運用方法 まず、去年の12月に旧NISAの2019年枠を現金化し約157万円を1月初めに新NISA口座へ一括投資をしました。その後1月毎に積立投資をしました。しかし積立設定がうまくいかなかったため最初は決まった額を投資できませんでした。  投資商品は株式(国内・海外)債券(海外)REIT(国内・海外)金と満遍なく投資するよう心掛けていま

          013 2024年3月末の運用結果について

          012 GPIFの運用結果(2023年度3四半期)

          1 2023年度3四半期の運用結果 2月2日にGPIFから2023年度3四半期(10月1日から12月31日)までの運用結果が報告されました。その結果について考察していきたいと思います。 https://www.gpif.go.jp/operation/53748269gpif/2023_3Q_0202_jp.pdf GPIFは四半期(3か月)ごとに運用結果を報告しています。今回は10月1日から12月31日までの3か月です。毎回四半期末から1か月ほどの経過したら発表され

          012 GPIFの運用結果(2023年度3四半期)

          011  令和6年度一般会計予算について

          1 一般会計予算とは  12月22日に令和6年度一般会計予算が閣議決定されおります。現在通常国会が開会されまず予算について審議されています。  ここでは国の予算である一般会計予算について説明していきます。 一般会計予算とは年度初め4月1日から翌年3月31日までに国家として使えるお金のことです。この中には公務員の給与、地方交付税交付金、防衛、外交等国家運営に必要なお金全てです。 2 予算成立までの流れ 一般会計予算の成立の流れは以下のとおりです。  (1)8月頃 来年度の

          011  令和6年度一般会計予算について

          010 2024年からの資産運用について

          1 はじめに  2024年は新NISAがはじまるため、今一度どのように投資すべきか再確認していくかこれから記載します。 2 各制度のフル活用 投資する口座は大きく3つに分かれます。 (1)iDeCo口座 (2)NISA口座 (3)特定口座(課税口座)  iDeCo口座とNISA口座は過去に簡単に説明しております。これらの 資産運用に適した口座をフル活用します。iDeCo口座は特殊でiDeCoは原則60歳まで引き出せません。そのため分けて考えます。残りのNISA口座と特定口

          010 2024年からの資産運用について

          009 インドへの投資について

          新NISAが来年から始まるため、投資先は全世界?S&P500?など多くの記事が散見されます。  ここでは新興国の一つであるインドについて書きます。自分も小額ですがインド株へ投資しています。 1 インドへの投資とは 新NISAが来年からはじまり、いろいろな投資商品が売り出されています。その中で新興国の一つであるインドについて色々出てきています。そこでこれから様々な角度から考察していきます。 2 インドの基礎資料 まずはインドの基礎資料について確認します。(データは外務省のホ

          009 インドへの投資について

          008 日本銀行のバランスシート

          1 はじめに 先日日本銀行の事業年度(令和5年度)上半期財務諸表が出されその中に日本銀行の貸借対照表(バランスシート)が公表されました。上場会社の決算書で貸借対照表(バランスシート(略してBS))、損益計算書(PL)を見ることはありますが、日本銀行にもバランスシートがあり定期的に公表されているためここでは考察していきます。 2 日本銀行とは まず日本銀行について説明します。日本銀行は日本の中央銀行であり、日本のお金である日本銀行券を発行する銀行です。一応政府から独立した法

          008 日本銀行のバランスシート

          007 NISA制度について

          1 NISAとは  iDeCoに続いてNISAについて書いていきます。iDeCo同様noteに多くの方が記事を書かれているためここでもざっくり説明します。NISAは小額投資非課税制度と呼ばれ現在は一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類があります。 2 現行のNISA制度  現行のNISA制度は下の図のとおりです。 ただし、これは2023年までで2024年からは下の図のとおりになります。  つまり来年から3つあるNISA制度は1つに統一され最大1,800

          007 NISA制度について

          006 イデコ(iDeCo)について

          1  イデコ(iDeCo)とは  イデコ(iDeCo)と呼ばれる制度があります。公務員は2017年から加入することができ私も2017年から利用しております。このnoteには「イデコ(iDeCo)」について多くの方が記事を書かれているのでここではざっくり書きたいと思います。  イデコとは老後資金を作るための節税を行える投資の制度です。イデコ内の資産は原則60歳まで引き出せません。年金がどんどん減っていく中で個人で老後資金を調達できるよう国が用意した制度であるといえます。 2 

          006 イデコ(iDeCo)について

          005 年金基金GPIFの運用 その2

          1 ポートフォリオの詳細  004に続けてGPIFの運用を考察していきたいと思います。GPIFホームページより4つのポートフォリオに採用されているベンチマークは以下のとおりです。    国内債券:NOMURA-BPI「除くABS」    外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、中国、円ベース)    国内株式:TOPIX(配当込み)    外国株式:MSCI ACWI(除く日本、円ベース) 2 投資信託による購入   上4つのベンチマークを使用する投資信託を購入す

          005 年金基金GPIFの運用 その2

          004 年金基金GPIFの運用

          ここでは、GPIFについてざっくり説明します。 1 GPIFとは  GPIFは年金積立金管理運用独立行政法人の略で国民から集めた年金が約20年前に約100兆円余っていて将来高齢化社会になることを見越して運用し続けています。そして現在倍の約219兆円まで運用実績を上げています。 2 運用目標   GPIFには運用目標が厚生労働大臣から与えられています。      運用目標は年利1.7%(ただし賃金上昇率を引く)      (賃金上昇率が1%なら2.7%          

          004 年金基金GPIFの運用

          003 日本人の貯蓄状況

          1 日本人の貯蓄の現状 まずは日本人の貯蓄の現状についてみていきたいと思います。日本人全体の貯蓄の現状について一番わかりやすかった資料が日本銀行の資料にありました。(https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf) 最新版を一部抜粋しました。日本、米国、欧州の家計貯蓄のわかりやすい図です。日本が他と比べて突出しているのは、「現金・預金」なのが見えます。 2 家計資産の推移次に家計資産の推移について見ていきたいと思います。内閣官房

          003 日本人の貯蓄状況