何者でもない時代。


仕事にしろ恋愛にしろ、
「自分が何者でもない時代」っていちばん重要ですよね。

「お金なんかなくてもいいよ、
私はがんばってるあなたが好き」とか、
「夢があったらふたりでがんばろうね」とか、
「あなたを信じます、いちど手を組みましょう」とか、
「いつかもういちどあなたと仕事がしてみたい」とか、
「おまえならきっとできる、俺はおまえを信じてる」とか、
そういうことを言ってくれる人はほんとに大切な縁だし、
いつまで経っても心に残しておくべきだと思います。

調子づいてそうなときには寄ってきて、都合の悪そうなときは
あっさりだんまりを決め込むかそそくさと離れていく。

そういう人間のが多いですが、こっちもこっちで
「使えるときに使い倒して放り捨てる」ことが気楽にできるので
まあ悪い気もしません。

最近やたら寄ってくるやつが増えたなと思ったら
余裕があるうちにいい話からいいもん生んで、
用が済んだらとっとと手を切っておくほうがベターですね。
人も物も、長く使えないのがわかってりゃ使い捨てがベストです。

未来に確実性はないのでいま大見栄は切れませんが、
やっぱり「何者でもない時代」こそが本質だといつまでも僕は思ってます。
でもそういうことですよ。人生そんなもん。
逆張りして勝った人だけが大勝ちする。僕はそうであってほしい。
裏を返せば、人の逆張りを勝利の現実にする責務が私にはある。
張るほうは勝手かもしれませんが、賭けられた馬は勇んで走るものです。

本気じゃなくても、冗談でもからかいでも社交辞令でもいいんです。
私はとにかく、私の本気に対して
「おまえならきっとやれる」「実現できたら最高だな」って
言ってくれた人たちをあっと言わせたいんですよね。

予想外のサプライズにも、
期待してなかった恩返しにもなるじゃないですか。

心底バカにしてた連中には遠くからほえヅラかかせて
無視するのが目標ですね。

そのためには「無視」と言える行動が取れるくらい大きくならないと。

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