もしパイ❗️パイロットとそのイメージ
抱かれがちなイメージとは、、、
エアラインのパイロットが制服を着て空港を颯爽と歩く姿。
自衛隊のパイロットが飛行服を着て任務に臨む緊張感ある姿。
どちらも非日常感に溢れ、多くの人々に強い印象を与える構図です。
パイロットが普通の会社員と異なる点として見られる理由。
それは運航ごとに背負う重大な責任からではないでしょうか?
パイロットは華やかに見えるその一方で、天気や航空情報などを事前に確認・把握し、運航や任務を安全に完遂するための努力をしています。
これは、湖上で優雅に見える白鳥が水面下で激しく足を動かしていることに例えられるかもしれません。
このように特殊な資格を持ち、重い責任を背負っていることが、パイロットに良いイメージが付いている理由の一つであると言えるでしょう。
パイロットってどんな人達?
パイロットと聞くと、特殊な仕事をこなし、高水準の給与を得ているという、キラキラとしたイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
確かにそれも間違いでは無いのでしょうが、結局のところは一般社会人と大きく変わりはありません。
平たく言えば、会社に勤めお給料を貰うサラリーマンです。
また、飛行機を操縦・運航しているからといって、特別に高潔で完璧な人ばかりというわけではなく、良くも悪くも普通の人々です。
とんでもなく素晴らしい方もいれば、その反対もいらっしゃいます。
とかく、パイロットと聞くと、多くの人が特別なイメージを持ちがちです。
その理由は、制服がもたらす「ゲレンデ効果」や、飛行機を操縦しているという仕事内容の特殊性からくる「ハロー効果」によるものではないでしょうか?
パイロットとハロー効果!
ハロー効果とは、
ある対象の一部の特徴に影響されて全体を評価してしまう現象を指します。
このためパイロットは、その仕事の特殊性も相まって、羨望の眼差しを浴びることもしばしば。
前述の通り、多くの人は「パイロット」と聞くと、エアライン等で颯爽と仕事をしている様子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
もちろん、このようなイメージが常にプラスに働けば問題はないのですが、現実はそう簡単ではありません。
実際には、パイロットは羨望の眼差しを受ける一方で、嫉妬の対象となることも多々あるように思います。
その理由の根底にあるものは、これまで述べてきた通り、『職業が華やかに見えること』に加え、『給与水準が高い』ことが挙げられます。
しかしこれは、日本に限った話ではありません。
またエアラインだけに限った話ではなく、自衛隊やその他の業種でも同様です。
私がその様に考察する理由。
それは、自衛隊時代に米軍パイロットとの交流の中で、その話題が出たこと。
そしてもう一つは、私が最後に勤めていた海外の会社での、40数カ国から来ていたパイロット達との交流の中でも、同様の話が出たことがあったからです。。
パイロットが羨ましがられるのは、どうやら万国共通のようですね。
つづく
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