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【都庁】59歳までOK!都庁の採用試験

都庁の採用試験は、学生など若者ばかりの試験だけではありません。

東京都職員キャリア活用採用(通称:キャリ活)では59歳まで「入都」可能です。

正確には、

「 採用試験実施年の次年度の4月1日に59歳 」


であれば、「該当の分野で受験可」という事になります。


例えば令和4年度の「募集職種」と「選考区分」を見てみましょう。

事務系なら、
・資金運用
・財務
・不動産

土木なら、
・土木設計施工
・測量
類似の分野では建築、機械などもあります。

他にも過去のnote(【都庁】都庁副知事はヤフーの・・・)でもお伝えした新職種

・ICT

でも募集がありますし、

その他

・林業
・造園
・心理(児童心理)
・農業

などあるようです。また、

各分野で指定された資格保持者には一部試験が免除されたりもします。

都庁採用トップページ
(都庁HPより)


キャリ活採用後は、


「 これまでのキャリアを活かせる分野を中心に活躍してもらう」

とありますが、どこまでこの専門性にしばられるかは分野による気がします。

キャリア採用で「入都」した方が、ひたすその分野だけに従事するかと言えばそうでもないようです。

例えば、土木の採用枠は毎年比較的多いですが、私の知るキャリ活土木の方は、建設局や、水道局や、下水道局、オリンピックがあれば組織委員会への派遣など、自身のキャリアを超越して活躍されています。

もちろん、毎年の異動時期の面接で聞かれる


「 自分の希望 」
「 行きたい局、部署 」

に左右される部分も少なくありません。例えば、


「 ◯◯を専門的として設計や施工をゼネコンやコンサルでやってきたので、今度は本庁などで●●に関連した都の将来ビジョン(都市計画)を描く部署に行きたい」


となれば(●●によって)所属先の候補として、建設局だけではなく、

・都市整備局
・水道局
・下水道局

などの様々な局があるでしょうし、配属先も現場や支所ではなく、本庁(都庁舎)よりとなるでしょう。

また、都庁の政策の総括を担う

・政策企画局

という選択肢もあるかもしれません。やや建築よりですが、

・財務局

という選択肢もあるようです。このように分野などで差はあるものの、その人の適性や、能力、分野によって、異動先の枠は割とフレキシブルなようです。

(都庁HPより)

先日のnote( 【都庁】公務員って何してるかわからない問題)でもお伝えした通り、期間限定の任期付職員の募集もするほど人手不足の都庁ですので、若者だけでなくこのような経験者の方が積極的に入都してくれて、長期的に腰を据えてくれたら嬉しいですね。

同僚から聞いた話では、実際に59歳で入都した方いたとか、いないとか・・・まぁ、定年になってもそれ以降、

「 再任用 」

など、形態を変えて働き続けることができますし、それも魅力のうちかもしれません。

毎年選考区分が変更となる可能性もありますので、最新の情報は東京都のHPをご確認ください!

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