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休職中の「罪悪感」との付き合い方

こんにちは、人生お休み先生です。
小学校教員を10年以上続けていましたが、現在抑うつ不安状態(適応障害)の療養のため休職中です。

今日は、休職期間中に感じる「罪悪感」と、その付き合い方について書きたいと思います。

仕事に行けなくなったころ、とにかく心の中で大きく渦巻いていたのが、この「罪悪感」でした。

「代わりに自分の仕事をしている先生方に申し訳ない…」
「ただでさえ忙しい中で迷惑をかけてしまい、自分が情けない…」
「きっと職場では自分のことを悪く言われているんだろうな…」
「もう、職場の人たちに合わせる顔がない…」

そんなことを、ぐるぐるぐるぐる考えていました。
まさに、罪悪感の負のループ
このループにはまると、抜け出すのがかなり大変でした。


で、休職期間が3か月目となった今はどうかと言いますと、
以前感じていた「罪悪感」という感情はほとんど無くなり、
平穏な気持ちで日々を過ごせるようになってきました。

なぜ、あの辛かった罪悪感の負のループから抜け出すことができたのか。
自分なりに少し分析をしてみました。

1つは、「休むことが自分の仕事」と思うようにしたこと。
僕は、たまりにたまった負の感情によって、ある日心の糸が切れ、仕事に行けなくなりました。
あのまま仕事を無理に続けることは、正直難しかったと思っています。
なので、「今はしっかりと休んで、元気な自分を取り戻すことが自分の仕事」と割り切り、生活をすることにしました。
なかなかすぐに割り切ることができたわけではありませんが、この気持ちを持つことができたことが、大きかったと思っています。

あとは、「職場で休職者が出た時、自分だったらどう考えるか」を想像してみました。
もし自分だったら…、休んだ人のことを責めたりはしないだろう。
休んだ人の分をカバーするために、協力しようとするだろう。
もし、休んでいた人が復帰したら、温かく迎え入れるだろう。
こんなふうに想像しました。
きっと、自分が休んでいる分頑張ってくれている人たちも、こんな気持ちでいてくれているはずだ。
そう思うと、すっと心が軽くなっていきました。


そして、罪悪感の負のループから抜け出すのに、1番自分にとって大きかったのが「時間」です。
「時間」が自分を前に進ませてくれました。
上に書いたようなマインドを持つことができ、休職期間を日々過ごしていくと、少しずつ少しずつ罪悪感を感じることが無くなっていきました。
そして、
「元気になった自分の姿を、職場の人に見せられるようにしたい」
「復帰したら、助けてもらった分、恩返しがしたい」
と、前向きな気持ちが湧いてくるようになりました。

「時間が解決してくれる」というのは、本当でした。
焦らず、小さなことでも1歩ずつ積み重ねることで、少しずつであっても着実に前進していくことができました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

自分と同じように休職していて「罪悪感」に苦しんでいる方の参考になってくれたら嬉しいです。


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