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「おじさんのおばさん化」と、samiamの、ジェーソンという男の話。

詳しい文言は失念したが「人気バンドのメンバーが、おじさんになるにつれて『おばさん化』する」現象について、マキタスポーツさんが論じていたのを覚えている。そういえば、エアロスミスのメンバーも、ミックジャガー御大も、なんだかおばさんっぽい。日本で言うとGLAYのTERUさんも、LUNA SEAの河村隆一さんも、昨今は少なからずおばさんエッセンスが垣間見られる。ジャンルは離れるが市村正親さんも、なんだかんだおばさん。ロックスターはおばさん化する運命なのか。。歳を重ねるって、ある面では、とても残酷なのだ。

でもねでもね、みんながみんなそうではなく、経年するにつれていい感じに枯れて良くなってるバンドマンも、いるんですね。

私個人的にその金字塔だと思うのが、アメリカ産エモコアバンド・samiamというバンドのボーカル、ジェーソン。1980年代後半から活動しているこのバンド、当時から楽曲は素晴らしくかっこいいのですが、ビジュアルは、少なくとも女性ファンが熱狂するタイプの類ではなかった。(レコード会社の戦略なのか、バンドのロゴやバンド名は覚えてるが、メンバーのビジュアルは確かCDのブックレットにも無かったのではないかと記憶。)でも、出音が、声が、熱くて堪らない。

2000年のリリース宣材。真ん中のがボーカルのジェーソン。

当時の楽曲を貼ります。動画の内容はさておき、ポップでエモーショナルで、これがsamiam。これぞsamiam。かっこいい。

そんなsamiamは、2023年現在(結成が1988年らいしから、結成35年!!)も現役で活動しているし、幾度もメンバーは変われど、ジェーソンは中心メンバーとして、健在!

20年数年を経て、いい感じに枯れて渋くなったジェーソン(写真いちばん右)の姿が、最新の宣材写真で確認出来る。楽曲も、クオリティそのままに、いい感じにサマイアム。熱いねぇ。エモいねぇ。

facebookから拝借の最近のアー写。

最近の楽曲動画も上げときますね。

そうか。samiamも歳をとったが、同様に私も歳をとっている。私もジェーソンのように、いい感じに歳を重ねたいものだ。私の理想。

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