ホラーと音量調整

 たまに「この日は昼間から部屋で酒飲みながら読書か映画鑑賞しよっ」と決めて過ごす日がある。それが今日だった。前日に決めてドミノピザやケンタッキーの予約注文をしてウキウキしながら寝るのは1日の〆としても良いので楽しみのひとつ。

ごきげん

 食べるチョイスはケンタッキー、なんかジャンクだけど主食系な気分じゃなかったから。カーネルクリスピーが1番好き。あとはポテトが厚めでホクホクしてるのも好きなポイント。
 貰い物のいいビールを引っ張り出して前から気になってた映画『リゾートバイト』を観ることにした。ホントは本読む予定だったけどチキン食べると手が油まみれになるから相性最悪なのに当日気がつく。
 ケンタッキーのフライドチキンはいつでもおいしい、スパイシーな衣とお肉を一緒に味わいたいけど齧った時に衣だけすごい勢いでめくれて口の中がすごい塩気と油に襲われてしまうのがよくある、ひとつの醍醐味でもあるけど後の肉だけ食べるフェイズで悲しくなっちゃう。むずかしさ

 せっかくだから映画の話したいけど眠いから雑多に

 ここから『リゾートバイト』のネタバレと、ホラー映画で音量差つけてジャンプスケアの時にバカデカい音鳴らす事に対するグチがあります
こういう時って行間めっちゃ空ければいいのかな、pixiv大百科のネタバレ項目みたいだ。太字なのもなんか








 こんぐらいでいいかな

 前作の『きさらぎ駅』を観ているから後半にやりたい放題するのは知ってた。タイトルになってるリゾートバイト以外のインターネット怪異バンバン出したり炎や電気のエフェクト出して爆散させたり……そんでホラーやる時はしっかりやるんかい!とラストに感心したり……楽しい映画でした。

 気になったのは前半、主演の男女ふたりがなに喋ってるかわからん!!声が小さい!!腹から声出せ!  

 ホントになに喋ってるのかわかんない……後半の展開で演技やキャラクターをガラッと変えなきゃいけないのは理解したけど、それにしてもわからない……
 大事なことも雑談も小さい声が篭ってホントにわからない…… 音量マックスにしてもよくわからないぐらい小さい

 これはホラー映画、B級のでよくあるけど音量調整がヘタ。ヘタというかジャンプスケアでビビらせる為に音量差をデカくしてる気がする、よくない。ホラーとかじゃなくデカい音には人はビビるから。耳元でいきなり叫ぶチキンのオモチャ鳴らすのとカテゴリ一緒だからホラー枠に入れたくないんだよ…… 
 そういう意図が無いなら無いでいや、困るから……なんか大事なこと言ってないか??って気にしなきゃだし……
  映画自体は二転三転やりたい放題で面白かったからざんねん、気にしすぎって言われたらそうだけどホラー関係無くストーリー中の会話は理解しておきたいから単純に困る。引っかかって集中出来なかったぐらいだから……そこが無かったらはしゃいでクソ面白かった!!ってTwitterしばらくしてた

 この後、有名作品だとこういう事あるのかな……と気になってかなり前に観た『残穢』を視聴したけど分かりやすく喋ってた。ナレーション多めってのもあるけど、誰がなにを言ってるか分かるのって大事だな……と再確認。
 あと『残穢』自体がすごくよく出来てるホラー。語られる怪談や事件が綺麗に繋がってひとつの結論にしっかりと着地する、優秀な怪異系ホラーだとよくある。よくある事を丁寧に出来る優等生は偉いんだよ。
 それはそれとして怪異という存在自体が理不尽であるというのも好きなポイント。久々に見たけど理不尽度かなり高かったな……まんぞく

 とりあえず結論としてはホラー映画は音量調整しっかりしてもらえると助かります……デカい音鳴らすだけなら風船潰すだけでいいんだから……ジャンプスケアじゃないよ……

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