里親って、犬の?

わが家には猫が2匹います。
それはともかく、義務教育中の男児がいます。里子です。
わざわざアピールすることもしませんが特に隠していないので、PTAや習い事の際には「里親です」と自己紹介します。
先月、栃木県で国体が開催されました。その時に里親制度の啓発コーナーでチラシなどを配る活動をしてきた時のこと。
配布物を催促するご老人の手が!
内心(おじいさんの年令では里親やるのは難しいだろな)と思いつつ「里親の活動です。お知り合いに興味のある方がいらしたらご紹介ください」と取り敢えず渡しました。
男性はパンフをまじまじと見て
「里親って、、犬の?」
(くーっ!またか)私はマスクから出ている目だけほほえんで「人間のこどもの里親です」と返答しました。
里親の啓発活動をしていると「犬の?猫の?」と聞いてくる方に、何人も出会います。
新聞やフリーペーパーの欄に『犬の里親さん募集』って、堂々と載っていますよね。TVのペット番組でも言ってしまうタレントさんがいます。
正確には『犬の飼い主さん募集』でしょう?
わが家の里子君は犬猫の里親募集を目にすると微妙な顔をします。
ちょっと想像力があれば解ることじゃないでしょうか、人間の里子ちゃんたちが傷つくことを。
私は猫の飼い主であって里親じゃありません。猫はもちろん可愛がっていますけど。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?