アビドス関連緩めの考察

ホシノに曇らせって似合うよね、ということで世界史と神話(民俗学)と言語学あたり大好きな私がアビドスについて考察します〜
オタクは考察の余地があるものが大好きっていうのは聖書のヨハネ黙示録の悪魔の数字からあるのだからオタク的DNAに刻み込まれてる訳です。多分トバ火山の噴火(=トバカタストロフ)によって数百人程度になった人類の中にものすごいオタクがいたんでしょう。オタクのアダムとイブとか嫌ですね。
というわけで考察がめちゃくちゃできるブルアカのΩにしてα枠、アビドス関連について考察していきます。


1.前提としての各学園のモチーフ

前提として、各学園のモチーフを知る必要があります。

まずゲヘナ学園です。これはドイツですね。
まず万魔殿の衣装ってまんまナチスドイツ軍服ですよね。
なんなら万魔殿の執務室に関してはヒトラー総統の執務室とまんまですし。
そして、ゲヘナ生の武器に関してもドイツ鉄火モチーフですよね。ドイツ人は軍国主義的民族なので問題児が多いのもしょうがない…のか?

次にトリニティ総合学園ですね。まず、この学園の歴史はいくつもの有力校の合併。大きな勢力を持つのは「パテル」「フィリウス」「サンクトゥス」の三派とこの三派に迫害されることとなる「アリウス」でしたよね。まぁ、これは丸々スコットランドウェールズイングランド、そして同じく統合されつつもイギリス人に迫害されてきたアイルランドがモチーフと見て間違えないでしょう。
そして生徒会の名前はティーパーティー。信仰に厚い学園
これもイギリスと見ても間違えないでしょう。

次はミレニアムサイエンススクール
外の景色はアメリカっぽいですね。はい、でもこの学校、モチーフの説がいくつかあるんです。
一つはアメリカ説ですね。
理由は至って単純で、技術で新興し、三大学園にまで上り詰めたという経緯ですね。そして、生徒の武器がアメリカ製のものが多いことも挙げられます。
しかし、もう一つ説がありまして、
それが古代メソポタミア、バビロニア説です。
こっちの理由として、エリドゥとかアビ・エシュフとかみたいな古代的な名前メソポタミア、バビロニアあたりの旧約聖書に直結するような部分とかkeyとかもそうですが古代文明の遺産が多すぎるんですね。また、この学校のミレニアムという名は表だけ見るとミレニアム懸賞問題なんですが、実際にはキリスト再臨時に出来るとされる1000年王国がかかっていたり、かなりイスラエル地域に寄っているんですよね。そもそも偉人もかかっていたり、ユダヤ要素もかなり多いですし。しかも情報地味ない
まぁなので、ここでは一旦ユダヤ人も多く、史実によった進み方をしているアメリカとさせてください。

お次はレッドウィンター連邦学園
これはロシア帝国とソビエト連邦ですね。二つあるのはすぐ政体が戻るからです。名前の赤と冬で明らかですよね。武器もロシア製ですし。ミレニアムもこれくらいわかりやすいといいんですが。

次は百鬼夜行連合学院
まぁ、こちらもわかってるとは思いますが日本ですね。
日本の妖怪モチーフです。

次は山海経高級中学校。
まぁ、中国ですよね。名前の高級中学校は中国でそのまま高校の意味ですし、そもそもチャイナ服着てますし、玄龍門も中華マフィア考えすごいですし。文化自体も武器も中国のものですしね。

お次は、「ワイルドハント芸術学院
この子、フランスじゃないですかね?慈愛の怪盗と戦うチャレンジ5で慈愛の怪盗がワイルドハント出身っぽい絵が飾ってありましたし。そもそもパリは芸術の都市ですし。
それにワイルドハントもゲヘナと同じく悪魔モチーフの名前で、ゲルマン系によく伝わる民話なので、フランク王国を建国し、ローマ帝国を追い払ったゲルマン人という同じ祖を持つフランスドイツモチーフのゲヘナと同じように悪魔なのでは…?と。
ゲルマン民族は悪魔だった…?

お次は、「オデュッセイア海洋高等学校
晄輪大祭の始祖となった学園。まぁ、晄輪大祭って簡単に言えばオリンピックなので、古代オリンピックの始祖となるギリシャがモチーフでしょう。
そして、学園の名前もオデュッセイアと、ギリシャ神話におけるトロイア戦争でトロイの木馬を考案しアカイアを勝利に導き、また古代ギリシャを代表する叙事詩のオデュッセイアを記されたことで有名なオデュッセウスですしね。
また、地中海で文明を育んだギリシャだからこその海洋ですね。

そして最後がようやくアビドス高等学校です。
これはエジプトです。

2.アビドスの名前の由来とアビドス帝国(?)のモチーフ、ブルアカ世界における各国の時代

アビドスは、古代エジプトのエジプト神話に登場するオシリス神復活の地です。この神聖な場所は、ナイル川の西岸に位置しており、冥府の神オシリスへの信仰の中心でした
wikiより
名前の由来でもエジプトとわかりますが、メインストーリーVol.Finalの通りにホシノ暁のホルスシロコアヌビスということでも明白ですね。
そして、アビドスはかつて栄華を誇っており、学園としてあるまじき"帝国"だった、と。というか、自治区という表記から帝国って、かなり危ういんじゃ…?
エジプトでは、アビドス古王国時代からの聖地です。
だからとエジプト古王国だと断じることはできませんが、あのロストテクノロジーである大ピラミッドを建設したのが古王国ですし、

この星の協調のされ具合、ナイル川の氾濫を予期するために""と"太陽"を観察し天文学が異様に発達したエジプト古王国と関係がありそうという個人的な妄想です。
まぁ、恐らくとりあえずは紀元前2000年あたりのここらへんの時代ではないかなあと思いますね。
そして、これ現在の時代なのですが、先ほどの各校のと時代を照らし合わせると、各々1910年ごろの各国をモチーフにしていそうな気がします。
トリニティ(イギリス)ゲヘナ(ドイツ)が覇権を取り合い、また勢いを見せつつ覇権国家とはまだ言えないミレニアム(アメリカ)3勢力、更にはレッドウィンター連邦(ロシア帝国)はチェリノの帝位とそれぞれ安守ミノリとかいう共産主義者(赤軍政府)とクーデター(白軍政府)が拮抗している状態を見ると、1918年付近のロシアを感じます。
百鬼夜行連合学院(日本)と山海経高級中学校(日本)がおそらく同レベルかワカモを排出している百鬼夜行連合学院がパワー的に優勢程度なこと、地下に埋まっているものなどを搾取され続けるアビドス(エジプト)であったり、恐らくはこの年代を意識していると思われます。
つまり、アビドス帝国から現在まで4000年近くあったということになります。しかし、それは本当なのでしょうか?

3.ブルアカ世界とはそもそもなんなのか。



"地下生活者"は今度は学園都市…!とあたかもキヴォトスの各校が並行世界において、純粋な国であったかのような発言をしているのです。そもそも彼に関してはプレナパテス先生連邦生徒会長のような並行世界なのか、それともエンリコプッチのように世界を巡らせてきた人物なのかわからないのが現状です。というか、並行世界に移動したら生き返れるというのもプレナパテス先生を見たらわかりますがそんなことはないので、彼の目の時計を見てもそれっぽいですが、多分世界が巡回してます。
ブルーアーカイブでは、現実にも存在するものオーパーツとなっていたりしますよね。そもそもキヴォトスには明確に中と外の区分があり、ゲマトリアのメンツと先生は外からきたイレギュラーです。こういう物語だとありがちなんですが、イレギュラーの活動によっていくらでも未来が変わる。ただし、キヴォトス内の人物の行動では決定論的に変えることは未来をできない。つまり、連邦生徒会長が世界の命運選んだ時点で破滅が確定だったのだ。むしろ、先生はゲーム内のメタ的にもどの選択肢を選んでも破滅とは違う未来に行くのである。だからこそキヴォトス外のものはキヴォトス世界の巡回の受けないため、オーパーツだったり失われた技術が多量にキヴォトスに残ってるのではなかろうか。つまり、何らかの外部からの介入があった世界、むしろ介入がなかった世界において技術が発展したアビドス帝国が別の巡回世界ではあったのでは?と考える。

4.ホシノとユメについてのエジプト神話関連の深掘り

アビドスはそもそも、オシリス神復活の地、なんです。
そして、ホルスオシリス神を魔法で擬似的に復活させることで誕生しました。ホルスホシノなのは有名ですが、ホシノが真似し続けてる人物は?アビドスユメモドキという名前からもわかりますが、ユメですよね。
つまりオシリス神ユメではと思われます。しかし、本当のオシリス神冥界におり、地上ホルスが、オシリス地下をという形の支配体制となりました。
つまり、ユメ先輩はオシリスということはヘイローを破壊されてもモチーフの死と再生で生きながらえることが出来るというわけです。どこで…?

5.ユメセンパイに関する"個人的"考察

地下で。冥界ですからね。
今回、地下で生活するキャラが出てきましたよね。
そう、地下生活者です。
彼の額の18という数字はアルカナで表すと、月。
19は、太陽。ユメ先輩のヘイローも太陽。オシリス神の殺される前の立場は地上の王。
もしユメ先輩殺された後に地下の王になっているとしたら?なんら地下生活者ユメ先輩でもおかしくないように感じます。というか、殺されて蘇れるというのは神秘以外では不可能に感じます。ただし、この巡回のユメ先輩ではないはずです。また、彼は結果はすでに決まっていると言うキヴォトス外のキャラらしからぬ発言もしており、もしかしたらキヴォトス内の人物かもしれません。
ちなみに、太陽は維持、月は循環の象徴とされています。

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