白と黒

とあるきっかけで白と黒のみで絵を制作するようになってから8年くらいになる。それまではいろいろな色を使っていたのだけど、とある目的があって目的を表すのに一番効率的な色使いに思われたからだ。白と黒は色として使いたかったわけではなく、というよりも何かに射す光というのではなく、光のみを表そうと思ったときに色味を伴わせたくなかったからだ。目標の光はそんな光だった。最初はそれまでほとんど使ってこなかったこともあって、目標に近づけたくて思いつくこと考えられることを夢中で試していた。そのために違和感を感じる間もなかったのだけどここにきてさらにもう一歩進めたくてと思ったら気になること違和感などいろいろと出始めた。

そういえば白と黒って子供の教室で子供達にはあまり使わないように言っている色だったりする。絵を描くときには色味をもっと感じて欲しくて、白は紙の色を活かせばいいし、黒は他の色の色味を隠してしまう色だったりするのでなるべく使わないようにと。自分では白と黒しか使わない状態だったのに、、、不思議なものだなと、、

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