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エッセイ~スポーツについて~

私は小学校から高校までサッカー、
大学から30歳くらいまでフットサル、
そして40歳になった今はバトミントンを始めました。

バトミントンを初めて3ヵ月、
やればやるだけ「気付き」があるスポーツだなという印象です。
サッカーと違って何度も点が入り、区切りが多いため
頻繁にワンプレーを思い返すことができます。
「もう少し手首をひねってクロスを狙えばよかったな」
「今のはドロップじゃなくてクリアしておけば」
「あの高さ、態勢でスマッシュを打ったらネットにかかるな」
色々あります。

最近はハイクロスが遠くまで飛ぶようになったので
試合展開が大分楽になりました。
遠くに飛ばせば相手からの返球も遠くからになるので
次の一手がやりやすくなるし、
大きく飛ばしている間に立ち位置の修正もできます。

ただ「気付き」があるスポーツである反面、
「気付かされる」スポーツでもあります。
中にはずっと「うまくいかない」と嘆きながら
やっている人もいます。
なぜなら点が入る機会が多いという事は
失点も自ずと多いスポーツであるためです。

周りから見たら確実にうまくなっているのに
自分の悪い点ばかりを気にしてしまうため
伸びている部分が見えていないのです。
何度も小さな結果が可視化されることに対して
「囚われすぎてはいけない」ということかもしれません。


ではサッカーやフットサルはどうだったか。
思い返せばまず第一に「チームスポーツ」だったこと。
攻め方、守り方にチームとしての約束事がある。
頻繁にコミュニケーションをとりながら試合してましたね。
また結果に対してもチーム全体が向き合う事ですから、
個人スポーツとは違った喜びや悲しみがありました。

ただチームとして難しい局面に差し掛かった時、
自分一人ではどうにもできない部分もあるため
もやもやする側面もあったように思います。
またそれぞれのやりたい事が一致するとも限らないので
同じ方向を向いて進むことの難しさもありました。

私は献身的なチームが好きです。
個人の為ではなくチーム全体がそこから得るものがあり、
補完し合う関係であるということ。
誰かのために走れるというのは気持ちのいいものです。
スポーツだけに限らず、仕事においてもそうしたチームに巡り会いたいなぁと思います。


最後にスポーツを通じて
コミュニケーションだったり
色々な「気付き」だったり
学ぶことが本当に多いと思います。

80歳を越えてなお楽しそうにプレーし続けている人を見ると
自分もその域までいけるといいなぁと勇気付けられてもいます。



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